耐火下地材

防火構造や法22条区域で求められる準防火構造とする場合は、ダイライトMS9（9mm厚品）を使用することで、木板張りの防火構造認定（PC030BE-3789及びPC030BE-4103）で対応が可能です。詳しい認定条件については認定書をご確認ください。※ダイライトMS 12mm厚品は2020年8月21日をもちまして生産を終了しました。

防火構造や法22条区域で求められる準防火構造とする場合は、ダイライトＭＳ9（9mm厚品）を使用することで、ガルバリウム鋼板張りの防火構造認定（PC030BE-3651）を取得しています。詳しい認定条件については認定書をご確認ください。
尚、法22条区域で求められる準防火構造であれば、ダイライトは準不燃材料の認定を受けていますので、告示1362号に記載の準不燃材料下地に亜鉛鉄板張りという仕様を当てはめることができます（室内側には石膏ボード9.5ｍｍ以上が必要です）。ただし告示には詳細について記述がないため事前に建築主事にご相談ください。
※ダイライトＭＳ 12mm厚品は、2020年8月21日をもちまして生産を終了しました。

認定書に記載以外の断熱材は、防火構造認定には適用できません。
尚、断熱材メーカーで、火山性ガラス質複層板との組み合わせで防火構造認定を取得している場合がありますので、断熱材メーカーにご確認ください。火山性ガラス質複層板とはダイライトのことです。

弊社では認定を取得しておりませんが、NPO法人湿式仕上技術センターが取得している準耐火構造認定の中に、構造用面材として火山性ガラス質複層板と書かれたものがあります。火山性ガラス質複層板とは、ダイライトMSのことです。

壁倍率とは、木造住宅等の新築で、水平の力（地震の横揺れや台風など）から建物を支える「耐力壁」の強さを表す数値です。壁量計算を行う際に用います。壁基準耐力とは、既存木造住宅を耐震改修する場合に用いるもので、耐震診断により現状の把握と補強計画を行う際に用いる耐力壁の強さを表す数値です。新築時には「壁倍率」（単位は倍）と耐震改修時には「壁基準耐力」(単位はkN/m)と、区別して用いられます。