飼い猫が外に!野良猫や家猫を襲う「外出」「動物虐待」の恐怖
愛猫が窓の外を眺めていたりする時に、ふと、猫を家の中に閉じ込めておくのはかわいそう、と思うことはありませんか。外にいる猫たちは、のびのびと自由を楽しんでいるように見えます。しかし、実は猫にとって外の世界は危険がいっぱい!この記事では、外飼いの猫や野良猫を取り巻く過酷な現実と、そのリスクから猫と飼い主を守る工夫について考えます。
飼い猫が戸外に! 知っておきたい野良猫の過酷な現状
外に出た猫たちが最初に直面するのは交通事故の恐怖。道を自由に往来することは、交通事故の危険と隣り合わせの行為です。また、寒くなると暖を求めて車のエンジンルームに入り込み、悲しい事故に巻き込まれてしまう子もいます。
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外では様々な感染症をはじめ、病気のリスクもぐっと増えますが、野良猫たちは辛い病気を発症しても耐えるしかありません。室内で飼われている猫の平均寿命は12〜18年程度と年々伸びている一方、野良猫の寿命は約3〜5歳とあまりにも短いのが現状です。猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)や、猫白血病ウイルス感染症など、一度感染すると完治が難しい病気も多く、外は猫にとって人間が想像する以上に危険な場所といえるでしょう。
外猫への動物虐待がこわい。ペット探偵の活躍も話題に。
さらに、野良猫たちを脅かすのが、意図的に危害を加える心無い人間たちの存在です。常識的な範疇で、自身の生活スペースにおいて野良猫にいたずらされないように工夫をすることはあるでしょう。しかし、動物虐待をする人たちは、わざわざ外猫を探して危害を加えるような事例も含め、極めて悪質なケースが報告されています。
こうした動物虐待で最も標的になりやすいのは、人馴れしている外飼いの猫です。普段、人間と暮らしている猫は野良猫に比べて警戒心が薄く、虐待をする人間にも容易に近づいてしまう傾向があります。「うちの子がなかなか帰ってこないと思ったら虐待に遭っていた」など、想像することさえも恐ろしいでしょう。
「愛猫が誤って外に出てしまった」「外に出かけたきり帰ってこない」そんな時の救いとなってくれるのが、迷子になったペットを見つけるスペシャリスト「ペット探偵」です。ペットの性格や生活環境や失踪時の状況などをもとに行動範囲を予測・捜索することで、猫だけでなく行方が分からなくなったペットを発見するのが彼らの仕事。もし愛猫が行方不明になってしまった場合は、ペット探偵の力を借りるのもひとつの方法です。
「ペットゲート」が命綱。大切な愛猫を魔の手から守ろう
ねこゲート〈ネオホワイト・左開きタイプ〉
戸外で苦労している猫を救うために、保護活動を行っている人たちもいます。愛猫家ならこうした献身的な活動について知っておくことも必要かもしれません。何日もかけて保護した猫を世話し、安心して生活できる譲渡先を探します。多くの場合はボランティアで行われ、医療費や活動費も寄附で賄われます。しかし、せっかく保護した猫たちも、その多くが重い病気にかかっていたり、栄養状態に問題があったりして、生き延びられないケースも少なくないのだとか。
猫を取り巻く戸外の過酷な環境を知れば知るほど、愛猫を守りたいという気持ちが強くなりますね。でも、愛猫が故意ではなくても「うっかり」外に飛び出してしまったら?猫を虐待する人さえいる世の中、無事に見つかるまで夜も眠れないのではないでしょうか。
こうした事態を防ぐためにできる工夫のひとつが「ペットゲート」です。猫が開けられないゲートを玄関ドアの内側に設置することで、うっかり玄関から飛び出してしまうのを防ぐことができます。DAIKENでは、開放感を損なうことなく猫を飛び出し事故からしっかり守る『ねこゲート』を提案しています。
室内をもっと楽園に! 外出しなくても楽しい我が家に
ねこステップ〈ミルベージュ〉、ねこシェルフ〈ミルベージュ〉
猫は環境をきちんと整えてあげれば、家の中だけでストレスなく暮らすことができる動物です。そのためには猫の習性を理解することが大切です。DAIKENでは、猫と暮らす人たちのために、猫のストレスと運動不足を解消し、猫も人も楽しく過ごせる空間づくりを紹介しています。
そのひとつが壁に階段状の棚板を取り付けることができる『ねこステップ』です。このアイテムは高い場所や上下運動を好む猫の習性に合わせて作られています。壁面に取り付けることが可能なので、部屋がそれほど広くなくても取り入れられるのが魅力です。
また、猫の移動ルートを収納内に確保した『ねこシェルフ』は、狭い場所に入り込むのが好きな猫たちにとって絶好の遊び場になります。これならシェルフの前後や棚板に開いた穴を通って縦横無尽に走り回り、ストレスを解消する猫たちのかわいい姿を楽しむことができそうですね。もちろん収納も兼ねているので、スペースの有効活用にも役立ちます。
まとめ
自由に外出させることができなくても、室内で多頭飼いをしていても、工夫次第で猫を幸せにすることは可能です。「外に出られないのはストレスになるだろう」と安易に外へ出してしまうと危険な目に遭いやすくなり、かえって不幸な猫を増やしてしまうことになりかねません。
愛猫をもっと幸せにしたいと思うなら、外に出すのではなく室内環境を整えることを目指しましょう。今回ご紹介した「ねこステップ」や「ねこシェルフ」などの猫目線に立って作られたアイテムを活用し、愛猫にとって快適な環境を作ってあげてくださいね。
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【DAIKEN猫向け建材の使用事例】
ペットと暮らす[ねこ編] ⇒ 詳しくはこちら
【DAIKEN猫向け建材カタログ】
「ペットと暮らす」 ⇒ 詳しくはこちら
『ねこシェルフ』 ⇒ 詳しくはこちら
【記事掲載の猫向け建材 詳細】
『ねこゲート』 ⇒ 詳しくはこちら
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『ねこシェルフ』 ⇒ 詳しくはこちら
おわり
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