オープンキャビネットとは?お部屋にあった選び方や活用方法を解説!

開放感のある収納棚として、さまざまな場面で役立つオープンキャビネット。ただモノを収納するだけでなく、インテリアの一部として見せる収納を楽しめるのも魅力の1つです。今回はオープンキャビネットの種類や選び方、活用方法などをご紹介します。収納にお困りの方はぜひ参考にしてください。
オープンキャビネットとは?

オープンキャビネットは、ドアや引き出しがない収納棚のことです。オープンラックやオープンシェルフとも呼ばれます。
扉や引き出しがない開放的なデザインのため視認性が高く、収納するアイテムをディスプレイとして見せることも可能。デザイン性の高い雑貨や書籍、食器など、インテリアとして見せたいアイテムを収納するのに最適です。
また、整理整頓もしやすく、必要なものがすぐに見つけられるため、実用性も兼ね備えています。
【オープンキャビネットはこんな人におすすめ!】
・収納するアイテムをディスプレイとして見せたい人
・物の取り出しや片付けしやすい 収納棚がほしい人
その他のキャビネットの種類
・両開き型キャビネット
・片開き型キャビネット
・引き違い扉型キャビネット
・ラテラル型キャビネット
オープンキャビネットをはじめとして、キャビネットにはさまざまな種類があります。ここでは、キャビネットの種類をみていきましょう。
両開き型キャビネット
両開き型のキャビネットは、左右に開くタイプの扉を持つ収納棚です。収納スペースが広く、物が出し入れしやすい点が特徴です。キッチンやリビングでの使用に適しており、キッチンでは大きな鍋や食器、リビングでは書籍などの収納に向いています。
見た目もスタイリッシュで、インテリアに調和しやすいデザインが多くみられます。扉がガラスのタイプであれば、アイテムをホコリや汚れから守りつつ、見せる収納も可能です。
【おすすめの収納用途】
・食器棚
・本棚
・雑貨の収納
片開き型キャビネット
片開き型キャビネットは、片側のみ開くタイプの扉を持つ収納棚です。扉を開けるのは一方向であるため、限られたスペースに設置しやすく、小さな部屋や狭い場所での使用に適しています。
また、片開き扉は開閉が簡単であるため、頻繁に使うアイテムを収納するのに最適です。たとえば、キッチンなら調味料や使用頻度の多い食器など、リビングルームならリモコンなどといった日常的に使用するアイテムを収納するのに役立ちます。
【おすすめの収納用途】
・調味料やよく使う食器の収納
・リモコンなど日常で使用頻度の多いアイテムの収納
引き違い扉型キャビネット
引き違い扉型キャビネットは、左右にスライドするタイプの扉を持つ収納棚です。扉を開けるためのスペースが不要であるため、狭い場所にも設置しやすい特徴があり、廊下や玄関、通路の狭い部屋での使用に適しています。
引き違い扉は開閉がスムーズで、物が出し入れしやすい点も魅力の1つ。ただし、中央部分に収納しているアイテムが取りにくいのがやや難点です。
【おすすめの収納用途】
・靴の収納
・書類や書籍の収納
・食器の収納
・食品や備品の保管
ラテラル型キャビネット
ラテラル型キャビネットは、引き出しを水平方向に引き出すタイプの収納棚です。オフィスや書斎では、書類やファイルの収納に最適。引き出しが広く、たくさんの書類を効率的に収納できるため、主にビジネスシーンで重宝されています。また、引き出しにロック機能が付いているキャビネットもあり、重要な書類も安心して保管可能です。
一般家庭では、洋服の収納棚としてラテラル型キャビネットを使用しているケースが多いでしょう。
【おすすめの収納用途】
・書類やファイルの収納
・重要書類の保管
・洋服の収納
オープンキャビネットの選び方

・キャビネットの用途で選ぶ
・材質とデザインで選ぶ
・サイズと置く場所のスペースで選ぶ
・耐久性とメンテナンスのしやすさで選ぶ
ひとくちにオープンキャビネットといっても、その種類はさまざまです。自分にとって使いやすいオープンキャビネットを見つけるためにも、選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
キャビネットの用途で選ぶ
まず、オープンキャビネットの用途を明確にすることが重要なポイントです。
たとえば、洋服タンスとして使いたい場合にはラテラルキャビネット、食器棚として使いたい場合は両開き型キャビネットや引き戸型キャビネットがおすすめ。本棚として使いたい場合にはオープンキャビネットが一般的ですが、両開き型キャビネットや引き戸型キャビネットも向いています。
用途や収納の仕方をしっかりと考慮することで、最適なオープンキャビネットが見つけられるでしょう。
材質とデザインで選ぶ
部屋の中でも目立つ存在であるオープンキャビネットの材質とデザインは、インテリア全体の雰囲気に大きく影響します。そのため、オープンキャビネットを選ぶ際は、部屋のテイストや他の家具との調和を考慮しましょう。
オープンキャビネット自体がインテリアにもなるため、材質とデザインにこだわることで、部屋のアクセントとして一層引き立ちます。
サイズと置く場所のスペースで選ぶ
オープンキャビネットの置き場所とそこに適したサイズを選ぶことも重要なポイントです。設置スペースを正確に測り、その場所に適したサイズのキャビネットを選びましょう。
大きすぎると部屋に圧迫感を与えてしまい、小さすぎても収納力不足で実用性に欠けてしまう可能性も。適切なサイズと収納力のあるキャビネットを選ぶことで、空間を有効活用できます。
耐久性とメンテナンスのしやすさで選ぶ
オープンキャビネットは日常的に使うものでもあるため、耐久性とメンテナンスのしやすさにも着目しましょう。アルミやステンレスなど、耐久性がある材質のオープンキャビネットなら、長期的に使用できます。
とくに、キッチンやバスルームなどの湿気が多い場所では、耐久性のある材質を選ぶことがおすすめです。汚れがつきにくく、掃除が簡単な材質を選ぶことで、日々のお手入れも楽になります。
【設置場所別】オープンキャビネットの活用方法と注意点
・【キッチン】での活用方法
・【リビングルーム】での活用方法
・【ベッドルーム】での活用方法
オープンキャビネットは、リビングルームからキッチン、オフィスなどさまざまな場所で活躍してくれる収納棚です。ここでは、設置場所別にオープンキャビネットの活用方法と注意点をお伝えします。
【キッチン】での活用方法
キッチンにオープンキャビネットを設置することで、調理器具や食器などをすぐに取り出せるようになります。頻繁に使用する鍋やフライパン、調味料を収納することで、効率的に調理できるようになるでしょう。
また、お気に入りの食器やカップをディスプレイすれば、キッチン全体の雰囲気を明るく演出することも可能です。
【注意点】
・ホコリや油汚れが付きやすいため、定期的な清掃が必要
【リビングルーム】での活用方法
リビングルームでは、収納とディスプレイの両方の役割を果たしてくれます。本や雑誌、リモコン、装飾品などを整理しながら、見せる収納としても活用できるでしょう。
デザイン性の高いオープンキャビネットも多く展開されているため、部屋のテイストに合わせたり、部屋のメインインテリアとして引き立ちそうなものを選んだりすることもおすすめです。
【注意点】
・過剰に物を詰め込んでしまうと見た目が雑然として逆効果になりやすい
・お子さまやペットがいる家庭では、貴重品や壊れやすいものは手の届かない高さに配置する必要がある
【ベッドルーム】での活用方法
ベッドルームでは、衣類やアクセサリー、本などの雑貨を効率よく収納するのに役立ちます。たとえば、衣類を種類別に収納すれば、毎日のコーディネートが考えやすくなるでしょう。アクセサリーや寝る前に読む本、キャンドルなどの雑貨を配置するのもおすすめです。
収納したいアイテムにあわせて、最適なオープンキャビネットを選んでみてください。
【注意点】
・ベッド周りに設置する場合、寝返りや移動の妨げにならないよう配置の工夫が必要
・扉がないため、就寝時に地震が起きても物が落ちてこない安全な位置に設置する
DAIKENの収納を楽しむ「フィットシェルフ」の事例2選
オープンキャビネットは実用性はもちろん、インテリアとしてデザイン性にこだわることもポイントです。ここでは、収納を楽しめるDAIKENの「フィットシェルフ」をご紹介します。
壁一面に広がるヴィンテージシェルフ

まるで洋館の一間のような、旧き良き時代を彷彿とさせるダイナミックなオープンキャビネット。収納力はもちろんのこと、どんなお部屋も調和する色合いがお部屋のアクセントとして空間を引き立ててくれます。
ディスプレイを活かすゆったりシェルフ

余白のあるディスプレイ部分が、空間にゆとりを持たせてくれるオープンキャビネット。多目的に収納しつつ、お気に入りのアイテムが飾れます。
棚板・方立をベースにした収納なので、背面の壁材・壁紙を隠しません。こだわりの壁紙などとの組合せで、上質なインテリアが演出できます。
オープンキャビネットでワンランク上の見せる収納を楽しもう
オープンキャビネットは扉がない、開放感のある収納棚です。リビングルームやキッチン、寝室とさまざまな場所で多目的に活躍します。扉がないため、食器や雑貨、植物などお気に入りのアイテムをインテリアの一部として見せる収納ができる点も魅力です。
お部屋のアクセントとなるオープンキャビネットや存在感はありつつも空間に調和するオープンキャビネットをお探しの方には、DAIKENの「フィットシェルフ」がおすすめです。
DAIKENの「フィットシェルフ」なら、お部屋のイメージや収納したいアイテムに合わせて、自分らしい収納スタイルが叶えられます。自分らしい収納スタイルを見つけたい、空間と調和するオープンシェルフをお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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