おしゃれな飾り棚事例15選。ディスプレイのコツやコーディネート例も

おしゃれに小物や食器を飾るなら、飾り棚もおしゃれなものを選ぶことが大切です。本記事では飾り棚の種類や素材、設置場所、よりおしゃれに見せるためのディスプレイのコツをまとめました。また、DAIKENがおすすめするおしゃれな飾り棚の事例も紹介します。
おしゃれな飾り棚の種類
飾り棚には、壁付け棚板タイプと壁付け収納棚タイプ、床置きタイプの3つの種類があります。おしゃれにモノを飾るには、飾り棚ごとの特徴を知っておくことが大切です。種類ごとの特徴について解説します。
壁付け棚板タイプ

壁付け棚板タイプは、壁に棚板を施工して取り付けるタイプの飾り棚です。飾るモノが目立つため、ダイレクトに部屋のインテリアに影響するという特長があります。お気に入りのモノをセンス良く並べれば、自分好みの空間を作れるのが魅力です。また、床掃除が楽なのも嬉しいポイントです。
壁付け収納棚タイプ

壁付け収納棚タイプとは、壁に収納棚を施工して取り付けるタイプの飾り棚です。収納棚は扉付きと扉無しから選べ、隠す収納と見せる収納のどちらも実現できます。こまごまとした日用品や書類などは扉付きの棚に収納し、お気に入りの本や小物などは扉無しの棚で魅せるとよいでしょう。
床置きタイプ

床置きタイプとは、床に置いて使用する既製品の飾り棚、または床に接している飾り棚付きの壁面収納のことです。既製品の場合は工事不要で設置できるため、賃貸住宅などにも置けます。ただし、地震や揺れによって倒れる恐れがあるため、安全性を考えれば、壁面収納のほうがおすすめです。
おしゃれな飾り棚の素材
飾り棚の素材にも注目してみましょう。主な素材としては木、ガラス、金属、ラタン(籐)があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
木製

温かみのある飾り棚を探している方には、木製の飾り棚がおすすめです。ナチュラルテイストのインテリアにとくによく合うでしょう。木のぬくもりを感じられるだけでなく、フローリングとも合わせやすく、空間に統一感が生まれます。ただし、湿気が多いとカビが生えることもあるため、こまめに換気しましょう。
ガラス製

ガラス製の飾り棚なら、棚板が透明で圧迫感がないため、空間を広く見せてくれます。また、洗練されたイメージに仕上がるのも特徴です。ただし、モノを乗せたときの音や割れやすさが気になる方もいるかもしれません。頻繁にモノを取ったり置いたりするときにはマットを敷いたり、強化ガラスを選んだりしましょう。
金属製

都会的なおしゃれさが特徴の金属製の飾り棚。明るい色のアルミ製や、ダークカラーがおしゃれなアイアン製などもあります。金属の棚は丈夫で、重いモノを飾るときにもおすすめです。ただし、腐食防止の塗料が剥げるとサビが生じる可能性があるため、湿気がこもらないように注意する必要があります。
ラタン(籐(とう))製

ラタン(藤)製の飾り棚を置けば、手軽にアジアンテイストのおしゃれな空間が完成します。色味がフローリングと合わせやすい点もメリットです。ただし、網目の間にホコリが溜まりやすく、こまめな掃除が欠かせません。また、金属製と比べると強度が劣るため、軽量のモノを飾るようにしましょう。
おしゃれな飾り棚の設置場所

飾り棚の種類 | 設置場所 |
---|---|
壁付け棚板タイプ | ・テレビの横や上 ・廊下 ・トイレの背面 |
壁付け収納棚タイプ | ・テレビの横や上 ・廊下 ・トイレの背面 |
床置きタイプ | ・ソファの横や背面 ・間仕切りとして部屋の中央や端 |
壁付けタイプ(壁付け棚板タイプ、壁付け収納棚タイプ)は、人の視線が集まる場所である「フォーカルポイント」に設置すると、ディスプレイしたモノが見えやすく、部屋のインテリアの一部として大きく貢献してくれます。とりわけテレビ周りは視線が集まりやすいため、飾り棚におすすめの場所です。
一方、床置きタイプは他の家具の周りがおすすめです。ただし、背の高い飾り棚と背の高い家具を並べると、圧迫感が出るため注意しましょう。
飾り棚をおしゃれにディスプレイするときのコツ
飾り棚の設置場所を決めたら、次は飾るモノについて考えましょう。おしゃれにディスプレイするコツを紹介します。
飾るモノの色味を絞る
棚の上にたくさんの色があると、まとまりのない印象になってしまいます。飾るモノの色味を3種類くらいに絞り、すっきりとした印象に仕上げましょう。部屋の雰囲気にもよりますが、ブラウンやカーキなどのアースカラーは合わせやすいでしょう。また、ホワイトやブラックなどのモノトーンもおすすめです。
部屋のインテリアに合うモノを厳選する
単体で素敵なモノでも、部屋のインテリアに合わないと雰囲気を崩す可能性があります。部屋全体をおしゃれにするためにも、雰囲気を格上げするようなアイテムを飾るようにしましょう。とはいえ、インパクトがある小物も、見ただけでテンションが上がり、ハッピーな空間を作る効果があります。まずは飾り棚に置いてみて、バランスを考えてみてください。
飾るモノの高低差を意識する
似たような高さのモノばかりを並べると、空間が単調でつまらない印象になってしまいます。飾るモノはあえて高低差を作るように配置することでおしゃれで洗練された印象を作れます。たとえば、背の低い置物の横に背の高い花瓶とドライフラワーを合わせると、空間にリズムが生まれ、見ていて飽きません。
おしゃれな飾り棚コーディネートのアイデア
飾り棚にどのようにモノを置くかによって、部屋の印象は大きく変わります。おしゃれな飾り棚に仕上げるコーディネートの例をご紹介します。
余白を生かしたショップ風ディスプレイ

飾り棚にモノを詰め込むと、掃除しにくくなるだけでなく、ごちゃごちゃとした印象になり、おしゃれに仕上げるのが難しくなります。飾り棚を初めて設置する方は、あえて余白を作るようにディスプレイして、洗練されたショップ風に仕上げてみることをおすすめします。たとえば横に長い飾り棚に、あえて数点のみ、ランダムに小物を並べることで、余裕を感じさせる、おしゃれ空間に仕上がります。
ぎゅっと好きなものを詰め込んだ海外風ディスプレイ

飾り棚上級者には、あえて好きなモノをたくさん詰め込んで、個性的に仕上げるのがおすすめです。お気に入りのアート作品や本など、形も大きさも異なるモノをこれでもかと詰め込んでも、カラーを同系色で揃えれば、不思議と統一感が生まれます。また、見せたくないモノは扉付きの棚や蓋付きのバスケットに入れると、ごちゃごちゃした空間にはなりません。
実用性ばっちりな見せる収納

実用性を意識するなら、収納ボックスやケースを上手に活用しましょう。たとえば、よく読む本や辞典を飾り棚に置き、書類や小物類は収納ボックスやケース、カゴに収納して、ホコリが付かないようにしておきましょう。
収納とディスプレイの混合型

扉付きと扉無しの両方の収納棚があると、収納とディスプレイをおしゃれに両立できます。見せる棚にはお気に入りの小物や趣味のモノ、見せない棚には書類などを入れると、自然に機能性とおしゃれさが共存します。天板の上もディスプレイスペースとして活用しましょう。
DAIKENのおしゃれな飾り棚付き壁面収納15選
おしゃれな飾り棚の付いた壁面収納を紹介します。ぜひお気に入りのタイプを見つけてください。
空間を無駄なく生かすオープンシェルフ

空きスペースになりがちな窓の横の空間も、飾り棚を設置すれば無駄なく活用できます。デスクと合わせて設置し、下の段には勉強や仕事に使うモノ、上段にはおしゃれな小物や写真などを置けば、実用性とおしゃれさを両立できる素敵な飾り棚が完成します。
いつも使うモノをインテリアアイテムにランクアップ

キッチンにおすすめの飾り棚プランです。いつも使う調味料やお酒のボトルも飾り棚に並べれば、インテリアの一部として活用できます。エスプレッソマシンを置けば、簡単にカフェ風の空間が実現します。
棚と椅子で簡単ワークスペース

壁付け棚板タイプの飾り棚をデスク代わりに使うこともできます。高さによってデスクや収納棚として使い分け、ワークスペースとして活用するのがおすすめです。仕事や勉強だけでなく、家計簿を書き込むなどのちょっとした作業スペースにも利用できます。
アシンメトリーな形の棚で都会的に

飾り棚そのものの形をインテリアとして楽しむこともできます。たとえば、横長、縦長ユニットを組み合わせたアシンメトリーなタイプの飾り棚なら、アートな空間に仕上がります。お気に入りの絵画や観葉植物を並べて、洗練された部屋を作ってみましょう。
和モダン空間に溶け込むおしゃれな床置き飾り棚

畳のある和モダンな空間におすすめしたいのが、床置きタイプの飾り棚です。フローリングやブラインドのカラーと合わせれば、圧迫感がなく、部屋が狭く見えることもありません。収納扉付きの棚も配置することで収納スペースも確保できるため、ご家族で使用するのに最適です。
アート作品はディスプレイスペースで存分に魅せる

大容量の壁面収納の上部に、お気に入りのアート作品をディスプレイする飾り棚が設けられた床置きタイプのプランです。壁に溶け込むようなホワイトカラーの収納棚を選べば、高さが合っても圧迫感を生みません。天井まで無駄なく収納スペースとして活用できるのも魅力です。
重厚感のあるダークカラーの飾り棚

ダークカラーの飾り棚を選ぶと、部屋に高級感と重厚感が生まれます。テレビを囲むようなロの字タイプの飾り棚で、空間をワンランクアップしてみましょう。テレビの上部に飾り棚があることで、自然と視線が集中し、部屋のインテリアを格上げするのに役立ちます。収納するモノの量が多いご家庭におすすめのプランです。
空間に溶け込むフローティングタイプ

テレビよりも一回り、二回り大きな飾り棚でも、壁付け収納棚タイプを選ぶと、浮遊感が生まれてすっきりと空間に溶け込みます。あえて落ち着いたダークトーンの収納扉を選ぶことで、洗練された大人の空間を作ります。
階段下の空間を生かす床置きタイプ

階段下のスペースに飾り棚を置けば、空きスペースも無駄なく活用できます。どちらかといえば、ローボードとしての役割が大きい上記プランですが、観葉植物や写真を飾ることで飾り棚としても生かせます。利便性とおしゃれを両立した、リビングやダイニングにおすすめのプランです。
背の高い飾り棚で広々とした空間をデザイン

床置きタイプの飾り棚です。壁面収納の一部にディスプレイスペースを多く配置することで飾り棚としての役割を存分に果たしてくれます。また、幅広かつ背の高い大容量壁面収納なら、部屋のこまごまとしたモノをすべて収納でき、空間がすっきりと片付きます。ダウンライトやフロアランプの位置にも配慮すると、壁面収納の扉に陰影が生まれて、さらにおしゃれに仕上がります。
扉で作るおしゃれなパターン

扉の有無を自由に選べるDAIKENの収納棚なら、こだわりのパターンに配置することで、部屋のおしゃれ度をアップできます。市松模様にしたり、変則的に並べたりすることで、部屋に楽しさをプラスしましょう。壁付け収納棚タイプなら、床掃除しやすいのもメリットです。
茶道具をインテリアに昇華するおしゃれな飾り棚

和室にも壁付け収納棚タイプがおすすめです。お気に入りの茶碗や棗(なつめ)などを並べれば、茶道具をインテリアとしても活用できます。床に置かないため、汚れが付きにくいのも壁付け収納棚タイプのメリットです。障子の桟に合わせたカラーを選べば、落ち着きの和空間が完成します。
単調なワークスペースも飾り棚でお気に入り空間に

壁付け収納棚タイプと同カラーのデスクを組み合わせれば、収納量の多いワークスペースが完成します。資料や文房具、ファックスなども無理なく収納できるので、すっきりとした空間に仕上がります。単調なイメージのワークスペースでも飾り棚があることで、気分が高まり作業効率アップに貢献してくれるでしょう。
窓下の空間を生かした薄型収納

床置きタイプの飾り棚を窓下の空間に設置すれば、小さな趣味スペースを作れます。薄型タイプなら狭い空間でも圧迫感を感じさせません。幅や奥行、高さを選べるDAIKENなら、ちょっとしたスキマもおしゃれにランクアップできます。
フローリングとリンクさせた圧迫感のない大容量収納つき飾り棚

リビングの収納スペースが足りないときは、大容量の床置きタイプの飾り棚で、収納量をアップしましょう。フローリングのカラーと合わせれば、大容量でも圧迫感がありません。カラーバリエーションが豊富なDAIKENの収納棚で、おしゃれかつ収納力のある空間に仕上げてください。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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