服収納のコツ8選!おしゃれに見せる方法&おすすめアイテム【プロ監修】

服がうまく収納できない、整理してもいつもごちゃごちゃしてしまうなど、服収納のお悩みは意外と多いでしょう。今回は、服をキレイに収納するための事前準備やおすすめツール、基本の収納方法・コツをご紹介します。自由自在にカスタムできるおすすめの収納アイテムもご紹介しますので、この機会に服収納のやり方を見直しましょう。
服収納に大切な4つの事前準備
散らかってしまった服を収納するために、まずツールの購入を考える方が多いでしょう。しかし、ツールを購入する前に済ませておくべきことがあります。以下手順ごとに解説します。
1.持っている服を把握・整理する
2.着ていない服を手放す
3.マイルールを作成する
4.収納場所の採寸
1. 持っている服を把握・整理する
まず、自分が今どのくらいの服を持っているかを把握しましょう。また、よく着る服とあまり着ない服を分けるのも大切な作業です。スムーズに判断できない場合は、一度試着してみると、今後も着たい服か決められます。
2. 着ていない服を手放す
今持っている服の数や内容の把握、整理ができたら、着ていない服を手放しましょう。とくに服を大量に持っている方は、整理してから収納を考えるとスムーズに進められます。
服を整理するときは、「好きな服」や「本当に着たい服」、「気分が上がる服」を残すのがポイントです。服の整理中は、いつか着るかもしれないと、つい残してしまう服もあるかもしれません。このように感じる服は、実際には着ない可能性の方が高いため、思い切って手放すのをおすすめします。
【服を整理するときの判断基準例】
・最後にその服を着たのはいつか?
・その服は今の自分に似合っていると思えるか?
・将来的に長く大切にしたいと思えるか?
3. マイルールを作成する
自分の中で処分基準やルールをつくると、服の整理整頓がしやすくなります。たとえば、「新しい服を購入するごとに、今ある服の中からどれかを手放す」、「手放す候補の服の置き場をつくり、ハンガーを色分けしてまとめておく」などです。
服の整理をスムーズに進めるために、あらかじめマイルールを用意しておきましょう。
4. 収納場所を採寸する
収納ケース・ボックスなどをしまう場所を実際に採寸します。「高さ、横幅、奥行」の3つをしっかりと採寸するのが重要です。クローゼットのハンガーにかかった服の下に収納ケースやボックスをしまう場合は、そのスペースも忘れずに採寸しましょう。
服の収納におすすめのツール5種
事前準備が完了したら、次は服の収納ツールを選びましょう。服はツール次第で、収納できる量や効率が大きく変わります。以下、おすすめのツールを3つご紹介します。
一段タイプの収納ボックス

一段タイプの収納ボックスは、収納場所のサイズに合わせて置きやすいため、使い勝手が抜群です。収納ボックスには複数段の「多段タイプ」と、一段ずつ分けられる「一段タイプ」があります。
一段タイプの場合、収納場所が変わったり引っ越しをしたりしても、そのまま利用できるためおすすめです。
【こんな人におすすめ!】
・環境の変化に合わせて収納を変えたい人
・収納するものが比較的少ない人
多段タイプの収納ボックス (チェスト)

多段タイプの収納ボックスやチェストは、ひとつでまとまった収納量を確保できる優秀なアイテムです。とくにクローゼットが小さめの方や、一人暮らしで収納場所が限られている方は重宝するでしょう。
ただし、サイズによっては場所をとる場合もあります。設置予定の場所をしっかりと採寸し、サイズが合うものを選ぶのがポイントです。
【こんな人におすすめ!】
・クローゼットが小さい人
・収納場所が限られている人
布製のケース

布製のファスナーつきケースは、クローゼット上部など高い位置の収納スペースに向いています。プラスチックのボックスに比べ軽量で、高いところでも出し入れがしやすいのが嬉しいポイントです。
高い位置の収納スペースには、シーズンオフのものや使用頻度が低い服を収納しておくとよいでしょう。取っ手があるタイプだと、なお取り出しやすいためおすすめです。
【こんな人におすすめ!】
・クローゼット上部のスペースを使いこなしたい人
・シーズンオフのものの収納場所を確保したい人
ハンガーパイプ(ラック)

クローゼットに入りきらない服をおしゃれに収納するのであれば、ハンガーラックがおすすめです。ハンガーラックなら、服をハンガーにかけるだけで収納できるので、手間がかかりません。また、服のたたみジワも防げる点にも注目です。
ハンガーラックに、服の種類や色、サイズ別に並べて収納するとキレイでおしゃれに見えます。そのため、ハンガーラックは「見せる収納」にも最適です。
【こんな人におすすめ!】
・服をおしゃれに収納したい人
・手間なく、キレイな状態で収納したい人
可動式の棚

クローゼットの中に可動式の棚を取りつけるのもおすすめです。お気に入りの服をたたんでお店のディスプレイのように収納すれば、「見せる収納」を楽しめます。
クローゼットの内部を上手に使いこなせない方も、可動式の棚があれば収納物にあわせて上手に収納ができるでしょう。バッグなどかさばりやすいアイテムも、可動式の棚にブックエンドやファイルボックスを使って置くと、型崩れせず収納ができます。
【こんな人におすすめ!】
・クローゼットを使いこなせていない人
・服以外のアイテムも見せる収納にしたい人
服をすっきりおしゃれに!基本の収納方法3選
服の収納は、最初はキレイにできても、時間が経つとつい散らかってしまいがちです。しかし、ちょっとした工夫次第で、服はすっきりおしゃれに収納できます。以下、服の便利な収納術を見ていきましょう。
収納ケース・ボックス内は立てて収納

服を収納ケースやボックスにたたんで収納する場合は、立てて収納するのがおすすめです。服を積み重ねて収納すると、下の方に何があるか分かりづらくなります。下に何が入っているか分かりづらいと、探す手間や持っていることさえ忘れてしまうこともあるでしょう。
服を立てて収納すれば、上から見たときに服の種類がひと目で分かり便利です。あわせて、服を取り出しやすくなります。
ハンガーやフックで吊るして収納

吊るせるスペースが豊富にある場合は、ハンガーやフックを使用して収納しましょう。服はたたむよりも吊るす方が、手間がかからないため、忙しい方にもおすすめです。
また、服だけでなく意外とかさばりがちなベルトや帽子などの小物も、フックを用いると収納しやすいでしょう。フックで吊せば、小物も少ないスペースで納まります。
引き出しの中を仕切って収納

引き出しの内部は、区切ると使いやすいでしょう。区切るためのグループ分けの基準は、よく着るものとそうでないもの、シーズンやアイテム別などにするのがおすすめです。
なお、仕切りには、ブックスタンドや収納ケースなどが使用できます。ブックスタンドや収納ケースを使えば、かさばらず区切られるので見た目もすっきりとします。
【悩み別】服収納のコツ5選
・「見せる収納」をおしゃれにしたい
・ずぼらで服の整理・収納がめんどう
・服が多くて取り出しにくい
・一人暮らしで収納スペースが少ない
・オフシーズンの服の収納が難しい
人によって持っている服の数や好みの収納方法、ご自宅の収納スペースの広さはさまざまです。より使い勝手よく収納するために、お悩みや状況別の服収納のコツを5つご紹介します。基本の収納方法を組み合わせて、ぜひ実践してみてください。
「見せる収納」をおしゃれにしたい

服を見せる収納にしたい人には、お部屋にハンガーラックを置いたり、クローゼット内に可動式の棚をつけたりする方法がおすすめです。
おしゃれに見せるポイントは、すべての服ではなく、厳選した服だけを見せる収納にする点が挙げられます。また、ハンガーラックに服をかける際は、服の色や丈で分けるとよりすっきり見えるでしょう。
可動式の棚に収納する場合は、お店のディスプレイのようにたたんで置くと、おしゃれさを演出できます。アクセサリー類も可動式の棚に収納する場合は、小物トレーやアクセサリー用の収納ケースなどを使い、ごちゃごちゃと見えないよう工夫しましょう。
【お悩みを解消する収納のコツ】
・ハンガーラックや可動式の棚を活用する
・見せる収納にする服を厳選する
ずぼらで服の整理・収納がめんどう

服の整理や収納に時間をかけたくない人には、「かける収納」がおすすめです。クローゼットでは、服や小物をかけるためにハンガーやフックを活用しましょう。また、押し入れでは、つっぱり棒やパイプを活用すれば、簡単にハンガーをかけるスペースが作れます。
靴下や下着類などは、かける収納にするのが難しいアイテムです。靴下や下着をたたんでしまう手間を省きたい方は、「アイテム別のボックス」を用意してみましょう。たたまずに簡単に管理できる方法を選ぶと、負担なく収納できます。
【お悩みを解消する収納のコツ】
・「かける収納」をメインにする
・アイテム別のボックスを作る
服が多くて取り出しにくい

服が多い人は、服の使用頻度から優先順位をつけて収納する方法がおすすめです。クローゼットの場合、上・中・下段に空間を分割し、一番取り出しやすい中段によく着る服を収納すると使い勝手がよくなるでしょう。
タンスやチェストの場合は、服のジャンルごとに仕分けして収納すると便利です。どの引き出しに何を入れるか決めておくと、迷わずに服を取り出せます。
【お悩みを解消する収納のコツ】
・使用頻度に合わせて収納場所を決める
・どこに・何を入れるかジャンル分けする
一人暮らしで収納スペースが少ない

収納スペースが限られている人は、お部屋にチェストやハンガーラックを置き収納する場合もあるでしょう。ハンガーラックをお部屋に置く場合、「ハンガーラックにかける服」と「クローゼットやケースにしまう服」を分けて、収納するのがおすすめです。
ハンガーラックにすべての服をかけてしまうと、お部屋全体がごちゃごちゃして見えます。ハンガーラックにかける服は、使用頻度の高い服を選ぶのがポイントです。
【お悩みを解消する収納のコツ】
・置くだけのハンガーラックやチェストを活用する
オフシーズンの服の収納が難しい

オフシーズンの服は、現時点での優先度が低い服です。クローゼットの上段や奥など取り出しにくい場所に収納しても問題ないと考えられます。
また、オフシーズンの服の収納方法だけでなく、保管方法に悩む方もいるでしょう。使用しない期間が長い服は、虫食いやカビの発生を防ぐために、防虫・除湿対策グッズを上手に活用して保管するのが大切です。うまく保管できれば、来シーズンもよい状態で服を着られます。
さらに、たたんで収納する場合もハンガーにかける場合も、通気をよくして収納するのが重要です。服をぎゅうぎゅう詰めにするのではなく、ある程度ゆとりを持たせて収納しましょう。
【お悩みを解消する収納のコツ】
・優先度が低いものはクローゼット上段に収納する
・防虫・除湿対策を適切に行う
今の服収納にお困りの方必見!クローゼットを見直しませんか?
「整理整頓したけれど、どうしても収納スペースが足りない」とお困りの方は、この機会にクローゼット自体を見直ししてみませんか?収納力抜群でカスタマイズもできる、DAIKENのクローゼットを紹介します。
壁面に収納スペースを作り出す「MiSEL(ミセル)」

お部屋の中に空いている壁面があれば、スペースをフル活用できる収納ユニットMiSEL(ミセル)を設置してみましょう。MiSEL(ミセル)はユニット式なので、組み合わせのカスタマイズが可能です。
収納したい洋服はもちろん、バッグや生活雑貨などさまざまなアイテムをぴったりと収納できます。服収納のスペースを隠せるので、お部屋をすっきりとさせたい方にもおすすめです。
スタイルを収納でデザインする「FiTIO(側面棚柱)タイプ」

FiTIO側面棚柱タイプは、服やアイテムなど収納する人のスタイルを反映できるフレキシブルな内部ユニットです。FiTIO側面棚柱なら、引出しやハンガーラックを設置するだけで服の配置が決まり、自然とすっきり見える洋服収納が完成します。

引出しには「フロート引出しタイプ」「置型引出しタイプ」「キャスター付き引出し」の3タイプがあります。「フロート引出しタイプ」は、自分の引出しやすい高さに調整して設置できるタイプです。引出しを高い位置に設置できるため、床の掃除がしやすいでしょう。
「置型引出しタイプ」と「キャスター付き引出しタイプ」は、どちらもベーシックな置き型タイプ。こまめに掃除がしたい、移動させることがある、という場合にはキャスター付きを選ぶのがおすすめです。
空間を自由自在にクリエイト「FiTIO 背面棚柱タイプ」

棚柱とブラケットで棚板を支えるシンプルなFiTIO背面棚柱タイプは、棚の高さを自由に変えられる収納ユニットです。空間を余すことなく活用できるため、空いているスペースを服の収納に充てられます。
奥行きの深い棚板を使ってデスクを作れば、ウォークインクローゼット収納にテレワークスペースをプラスするのも可能です。

FiTIOの背面棚柱タイプには、ハンガーパイプや一時掛けフックなどのオプションがあり、吊り下げ収納に便利です。パーツ移動も簡単で、クローゼットの上部と下部の上手な使い分けに役立ちます。FiTIOの背面棚柱タイプは、壁面を見せて圧迫感なく収納できるのもメリットです。
ニーズに合わせて選べる扉の種類
折戸タイプ | 引戸タイプ | 開き戸タイプ | |
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魅力 | 全体を見渡しやすい | 扉の前にスペース不要 | ものの出し入れがしやすい |
DAIKENなら | 扉を左右に移動可能 ↓ 左右にフルオープンするため 大きなモノの出し入れがしやすい |
通常2枚の扉が3枚 ↓ 出し入れしやすい 開口スペース |
デッドスペースの利用可能 ↓ 階段下などを 有効活用できる |
DAIKENは、お客様のニーズや用途別に開閉形態が選べるところにもこだわっております。扉の種類は「折戸タイプ」「引戸タイプ」「開き戸タイプ」の3つ。お客様自身のクローゼットを、収納力や設置する場所を考慮しながらお選びいただけます。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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