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地震対策リフォーム 2017.06.21 テーマ:リフォーム 地震対策リフォーム

「この家、地震に大丈夫かな…」。ふと、不安に感じる瞬間がありますよね。

たしかに、昭和56年(1981年)以前の住宅は「古い」建築基準法で設計されていて、最近(2008~2012年)多くなった震度5以上の地震には耐える保証がないってことをコラム「第1回 住まいの耐震チェック(1) 建築年を確認しよう」でお伝えしました。つまり2017年現在で35歳以上のおうちは要注意ですよ。

でも、新しい建築基準法で建てていてもなんとなく不安…。その感覚は正しいかもしれません。というのも、実はおうちもメンテナンスが必要なのだとか。年数を経るごとにわたしたち人間の体力が衰えるのと似ているみたい。リフォーム適齢期を迎えている家では、体力にあたる耐震力が低下するのだそう。

建て替えることなく、「地震に強くする」には、「建物自体をより丈夫にする」リフォームと「揺れても怪我しにくくする」リフォームの2種類がありますよ。

「建物自体をより丈夫にする」には、「耐力壁」を増やすのが有効。耐力壁とは、おもに設計の段階から計画されている、階が崩れてぺしゃんこにならないように支えてくれる壁のこと。建築基準法にしたがって「たて」「よこ」方向にいくつか作られています。この耐力壁を、実は建てた後でも増やすことができるそう。筋交いを増やすほかに、面材といった新素材を貼りつける方法も。

もうひとつは「揺れても怪我しにくくする」こと。日本建築学会による「阪神淡路大震災住宅内部被害調査報告書」によると、地震でけがをした人の34.2%が家具類の転倒・落下によるもので、これは建物倒壊の46.2%に次ぐ2番目に多い原因。家具の転倒は下敷きになるだけでなく、扉などの避難経路を塞いでしまうことも。大きな家具を作りつけにしたり、食器棚や本棚など、ものが飛び出すと怖い棚に、ロック付きの扉をつけるのも有効ですね。収納がすっきり見えて一石二鳥。

1995年の阪神・淡路大震災以降、いろんな防災用品が増えてきた私たちの周り。防災用品のメンテナンスと一緒に、家の地震対策もぜひ考えてみては。