【防音】自宅スタジオのつくり方とは?設置方法や必要な防音建材 【防音】自宅スタジオのつくり方とは?設置方法や必要な防音建材

【防音】自宅スタジオのつくり方とは?
設置方法や必要な防音建材

自宅で過ごす時間が増えた昨今、自宅スタジオに注目が集まっています。通常、楽器を演奏するためには、防音性能の高いスタジオをレンタルする必要がありますが、自宅で演奏できるのであれば、気楽で時間の制限もありません。つくり方によっては、オーディオルームやシアタールームとしても利用できる、自宅スタジオについてご紹介します。

目次

そもそも自宅スタジオとは?

自宅スタジオとは自宅に設けた防音室のことで、防音性能の高い壁材や天井材、床材等を使用してつくられます。音漏れや外部の騒音を気にせず、自宅で楽器演奏や声楽練習に打ち込みたいという方におすすめです。

最近では自宅時間が増えたことから、時間制限やスタジオレンタル料を気にする必要のない自宅スタジオに注目が集まっています。

自宅スタジオを設置する方法

自宅スタジオを設置する方法は2パターンあります。それぞれのメリット・デメリットもご紹介するので、ご希望に合わせて選びましょう。

部屋の中にユニットを組み立てる

部屋の中にスタジオのための空間をつくる方法です。既存の部屋の中にユニットを入れて、組み立てるだけで設置できるため、大掛かりな工事は必要ありません。

メリット
  • 短期間で設置できる
  • 必要なくなったら解体して撤去できる
デメリット
  • 部屋が狭くなる
  • 重量があり、2階以上への設置は難しい場合もある

一部屋をまるごとスタジオにする

部屋そのものを防音にする方法です。壁、床、天井に防音建材を設置するため、建設工事が必要ですが、内装にこだわることができます。

メリット
  • 内装の選択肢が広い
  • 必要に応じて防音のレベルを設定できる
  • 2階以上への設置も可能
デメリット
  • ユニット式よりも施工に長い期間が必要

自宅スタジオの防音レベルの決め方

自宅スタジオの防音性能のレベルは、楽器の種類や使用頻度、主に演奏する時間帯で決めるとよいでしょう。楽器の種類ごとの、音の大きさは以下の表の通りです。

例えば、声楽の場合は110dB程度ありますが、110dB全てを防音建材でカットする必要はなく、日常で騒音に感じない程度の音量である10~65dB程度までカットできれば十分です。

ただし、頻繁に練習したり夜間に音を出したりするようであれば、45dB以下までカットできる防音建材の使用を推奨します。

楽器等の種類 音の大きさ
クラリネットなどの木管楽器 70~95dB程度
クラシックギター・バイオリン 80~90dB程度
ピアノ・声楽やボーカル 90~110dB程度
トランペットやサックスなどの金管楽器 110~115dB程度
ドラム・パーカッション 115dB以上

※音の大きさが115dB以上は、建物が離れているなどの立地条件や、少々騒がしい環境などの場所でないと防音の提案が困難。

防音建材の防音性能の読み取り方

防音建材には「〇〇dB」と表記がありますが、これはカットできるdBの数値の目安を記載していています。例えば、50dBの防音建材であれば、110dBの音量を60dBにカットしてくれるため、声楽やピアノ練習のためのスタジオにぴったりといえます。

建物自体の防音性もあり、防音建材で全てカバーする必要はありませんが、住宅によって構造が異なるため、施工する際には建材メーカーや工事店に相談するのがベストでしょう。

自宅スタジオに設置する防音建材・音響製品

自宅スタジオに設置する防音建材、音響製品にはさまざまなものがあります。建材メーカーや工事店と相談し、必要に応じて設置しましょう。

防音天井材

天井は部屋の中でも広い面積を占めます。音漏れ対策をする際には、防音仕様の天井材を採用しましょう。

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防音用下地材

壁や天井からの音漏れを防ぐために、防音性能付きの下地を設置するのも大切なポイントです。設置することで、音や振動が他の部屋へ漏れるのを防いでくれます。

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床防音用下地材

ピアノなど床に直接置く楽器は、振動が床を通して他の部屋や階に伝わってしまう可能性があります。そのような楽器では、特に床仕上げ材の下に敷く下地材が重要です。下地材でしっかり防音しておけば、振動が他の部屋に伝わるのを抑えることができます。

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防音ドア

ドアは部屋の中でも窓に並び、最も音が行き来しやすい箇所です。通常の室内ドアには隙間がありますが、防音用ドアは部屋の気密性を高く保てるため、音漏れしにくいです。

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防音用換気扇

換気扇は密閉空間には必須ですが、同時に音漏れの原因にもなります。防音用換気扇は音の出入りに配慮した設計のため、空気の滞留を気にすることなく、安心して音を出せます。

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音響壁材

楽器・声楽の練習や、オーディオを楽しむなら、音漏れ以外にも音の響きを調節することが重要です。音が響きすぎると聴き取りづらく、練習や音楽鑑賞の妨げになることもあります。音を吸収する音響壁材を設置すれば聴き取りやすくなり、楽器練習であれば、上達の近道につながるでしょう。

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音響調整部材

音響調整部材を置くだけで、壁材を変えなくても音の響きを調整できます。DAIKENの音響調整部材『サウンドトロン』なら床に置くだけでよいので、工事不要。軽量なので運びやすい点も魅力です。また、シンプルな見た目で部屋のデザイン性も損ないません。

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自宅スタジオのつくり方

自宅スタジオをつくる際の流れについてご紹介します。予算や使用する期間、ご希望等に合わせて選んでいき、理想の自宅スタジオを実現しましょう。

1. 設置方法を決める

ユニットを組み立てて部屋の一画をスタジオにするのか、一部屋をまるごとスタジオにするのか設置方法を決めましょう。すぐにでも自宅スタジオが欲しい方や、のちに必要なくなる可能性がある方は、工期が短く、解体できるユニットがおすすめです。

また、楽器・声楽のプロや、ずっと趣味として続けていきたい方は、本格的に部屋をまるごとスタジオにすれば、練習もはかどりやすいでしょう。

2. 防音のレベルを決める

使用する楽器の種類を想定しておけば、どの程度の音量をカバーするべきかが分かります。防音レベルを決め、それに合わせた防音建材を選んでいきましょう。防音レベルを決める際には、練習やセッションをする時間帯、頻度も考慮することが大切です。詳しくは建材メーカーに相談しましょう。

3. 設置する防音建材を検討する

天井材や壁材、下地材、ドア、換気扇など、防音建材にはさまざまな種類があります。どの防音建材が必要かは、木造やRC造など家の構造によって変わるため、建材メーカーに相談すると安心です。

4. 建材メーカーのショールームで防音効果を体感する

ある程度、自宅スタジオの構想を練られたら、実際に実物を確認しにいきましょう。建材メーカーではショールームを設置しているため、防音建材の実物を見て、防音効果を体感することができます。理想の自宅スタジオを実現するためには、実際の性能やデザインを確かめることが重要です。

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5. 工事店・建材メーカーへ依頼する

設置する防音建材を決めたら工事店へ連絡し、要望を伝えましょう。その後、工事店と建材メーカー連携し、建材メーカーがプランを作成します。最後に、お客様と工期や費用を話し合い、決定したら防音工事を開始します。

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DAIKENが提案するおしゃれな自宅スタジオ事例

「自宅スタジオが欲しいけれど、実際にどのような内装にすればいいのか、イメージが湧かない」「どうせならおしゃれでハイセンスなスタジオにしたい」という方もいらっしゃるでしょう。そこで、DAIKENおすすめのおしゃれな自宅スタジオの事例をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

理想のオーディオルームを実現した自宅スタジオ

理想のオーディオルームを実現した自宅スタジオ

DAIKENおすすめの防音室用天井材や、遮音マット、防音ドアなどを使用したオーディオルームでは、音漏れや外からの騒音を気にすることなく、好きな時間に好きな音楽を楽しむことができます。防音室用室内ドアと、後付け可能な吸音壁材『オトピタ』が内装にマッチしています。

プロにおすすめの本格的なピアノスタジオ

プロにおすすめの本格的なピアノスタジオ

プロや、プロを目指す方にとって、音漏れしにくく自由に演奏できる防音室は理想のスタジオでしょう。DAIKENの防音天井材や防音ドアを使用しているほか、ピアノには特に注意が必要な床からの音漏れも、遮音マットで軽減しています。また、ピアノの音をしっかり聴きわけられる高吸音音響壁材『オトカベL80』を採用。本格的なピアノスタジオとして、練習や個人レッスン時に大活躍です。

楽器もシアターも!さまざまな用途で楽しめるよくばり自宅スタジオ

楽器もシアターも!さまざまな用途で楽しめるよくばり自宅スタジオ

DAIKENの防音室用の天井材や防音ドアなどを設置し、楽器演奏や練習はもちろん、スクリーンで映像も楽しめるよう設計した事例です。バンドの仲間とセッションするときは演奏部屋として、映画を観るときは大迫力の本格的なシアタールームとして活用できます。家族それぞれの仕事や趣味に合わせて、さまざまなシーンで利用できる自宅スタジオといえるでしょう。

限られたスペースを有効活用できる小スペース自宅スタジオ

限られたスペースを有効活用できる小スペース自宅スタジオ

自宅の間取りによっては、望むような広さを確保できないケースもあります。しかし、限られたスペースでも、自宅スタジオを設置することは可能です。むしろ、小さなスペースであれば、パーソナルな練習室をつくることができ、じっくり演奏に集中できるという方もいらっしゃるでしょう。自宅の空き部屋を活用して、自分だけの練習場所をつくってみてください。

防音建材や音響製品で理想の自宅スタジオを実現しましょう

自宅スタジオのつくり方や事例についてご紹介しました。自宅時間が増えていることもあり、音漏れや周囲への騒音を気にせず、楽器演奏や音楽鑑賞ができる防音室に注目が集まっています。自宅スタジオをつくる際は使用目的を決め、必要な防音レベルを想定してみましょう。

DAIKENではそれぞれの防音レベルに合う防音建材をご用意しています。部屋の内装に溶け込むおしゃれなデザインのものも多数あります。理想の自宅スタジオを実現するために、ぜひDAIKENにお問い合わせください。

※ここに掲載されている情報は2022年12月22日時点のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。