ランドリールームの収納アイデア20選!おしゃれな事例やアイテムも紹介
ご自宅のランドリールームを便利に使うための収納アイデアをご紹介します。家事を効率化できて便利な反面、モノが多く収納場所や収納方法に困りがちなランドリールーム。本記事では、はじめに知っておきたい基本的な収納の決め方や、収納アイデア20選、おしゃれなランドリールームの事例を解説します。
そもそもランドリールーム(洗濯室)とは?
ランドリールームとは、洗濯に関する家事をまとめて一カ所で行える部屋のことで、「洗濯室」とも呼ばれます。「洗う・乾燥させる(干す)・アイロンがけする・たたむ・収納する」を一部屋でできるため、洗濯動線が短く、家事を効率化できると人気です。
最近では新築やリフォーム時に新たにランドリールームをつくる家が増えています。
洗面所とランドリールームの違い
洗面所は、洗面台+脱衣所でできた空間を意味します。顔を洗って髪を整えたり、お風呂に入る前に服を脱いだりするための部屋だと考えるとよいでしょう。一方、ランドリールーム単体にはそのような役割はなく、あくまで洗濯に関する家事を行うための部屋です。
ところが、最近ではランドリールームと洗面所を一体化させた部屋を設ける住宅もあります。洗面所に洗濯機を置き、ハンガーパイプやアイロン台を設置することで、例えばお風呂に入る前に脱いだ洗濯物をそのまま洗濯し、乾燥、アイロンがけ、収納まで同じ部屋で完結させ、部屋の間を移動する手間を省くのです。
ランドリールーム(洗濯室)の収納を決める3ステップ
1. 普段の家事動線を把握する
2. ランドリールームの広さ・間取りを決める
3. 必要な収納量を把握し、収納を確保する
ランドリールームを設置するにあたって、設置する収納を決めるステップは上記の通りです。闇雲に収納棚を設置したり増やしたりするのではなく、実際の家事動線を考え、ランドリールームで使用するモノや収納したいモノを洗い出し、収納を計画するとよいでしょう。
洗濯のやり方は人それぞれなので、自分が実際にどのように行っているか見直し、洗い方・干し方・収納の仕方に合わせて、洗濯スペースの広さや間取りを決めるのがおすすめです。その上で、洗濯物を畳んだりアイロンがけをしたりするための作業台や、洗濯道具を収納する場所を確保しましょう。
隣にお風呂場がある場合は、下着類やパジャマを入れる収納もつくることで、お風呂後の着替えが楽になります。
ランドリールーム(洗濯室)の収納にまつわるアイデア20選
ちょっとした工夫で、ランドリールームをさらに便利にすることもできます。知っておきたい収納アイデアを20個紹介します。
収納棚を取り付ける
家族構成が変わるなどして収納を増やす必要性が出てきたら、収納棚を設置するのがおすすめです。とくに洗濯機上の スペースに収納棚を取り付け、洗剤や柔軟剤など洗濯に必要なモノをいれておけば、洗濯する際も便利でしょう。収納棚を設置するためには、壁への施工が必要です。
可動棚を取り付ける
棚の位置を変える可能性がある場合は、可動棚を設置しましょう。収納棚同様、洗濯機上の空いたスペースに設置するのがおすすめです。「収納するモノが増えた」「高さのあるアイテムを棚に置きたい」「他の場所に置いておいたモノをランドリールームに移動させたい」という場合にも、棚の位置を変えることですぐに対応できるでしょう。
収納ボックス・ケース・バスケットを活用する
収納するモノが丸見えになると、見栄えも悪く煩雑に見えます。収納ボックスやケースを活用し、すっきりとした空間を作りましょう。また、タオル類はバスケットに収納するのもおすすめ。おしゃれに見えるだけでなく、通気性が高いため、臭いがこもりにくいというメリットも見逃せません。
ワゴンを活用する
収納場所をしっかり確保していても、ランドリールームはなにかとモノが増えていきます。簡易的に収納を増やしたいのであれば、ワゴンを活用することで解決できる可能性があります。ワゴンにはキャスターがついているため、普段は空いたスペースに置いておき、作業の邪魔になったら別の場所に移動させることもできます。タオルや下着を一時的に置くスペースや、洗剤のストック置き場としても有効です。
ランドリーシェルフを設置する
洗濯機の上はデッドスペースになりがちです。住宅の構造によって収納棚を設置できない場合はランドリーシェルフで収納場所を増やしましょう。棚の数やハンガーバーの有無などを確認して、自分の使い勝手に合うモノを選ぶのがポイントです。ハンガーバーがあれば吊るす収納ができ、収納方法の選択肢が増えます。
突っ張り棒をハンガーパイプとして追加する
突っ張り棒は、簡単に収納を増やせるアイテムです。ちょっとしたすき間に設置することで、ハンガーパイプとして利用することもできます。しかし伸縮できる長さが決まっていたり、耐荷重をチェックする必要もあります。簡易的で取れやすいため、補助的に利用するとよいでしょう。
壁面に穴あきボードを設置する
壁面に穴あきボードを設置し、専用のフックを引っ掛ければ、吊るす収納を簡易的につくれます。アイロングッズや掃除用具など、フックに引っ掛けられるモノであれば、便利に収納できます。また、どこに収納したか忘れてしまいがちな小さなグッズにもおすすめです。目で見てパッと分かるため、すぐに取り出して使えます。
カウンターとしても活用できるチェストを置く
チェストをランドリールームに設置すれば、家族分のパジャマや下着を収納できます。その場合には、背が低く、上部がカウンターになるチェストを選びましょう。アイロン台や洗濯物をたたむためのスペース、一時的にモノを置くスペースに活用でき、利便性が増します。
ガス衣類乾燥機は収納ユニットにすっきり収める
ガス衣類乾燥機があるご家庭は、専用の収納ユニットを置いてみましょう。大建の「かわいたな」はガス衣類乾燥機「乾太くん(※)」の専用台で、ぴったりと収納できます。
上段にガス衣類乾燥機を設置し、洗濯機や洗濯かごなどを下部の空間に置くなど、プランに応じてすっきりと収められます。また、洗濯機から衣類乾燥機への動線がスムーズで、使い勝手がよいのも特徴です。
※「乾太くん」は東京ガス株式会社の登録商標です。
洗濯機にマグネット式収納ボックスをつける
洗濯機には磁力があるため、磁石がくっつきます。最近では、各メーカーからマグネット式収納ボックスがたくさん販売されており、洗濯機の前面や側面につけて使用できます。洗剤ボールや洗濯バサミなどのこまごまとしたモノはマグネット式収納ボックスに入れておくと便利です。マグネットなので、つける場所をすぐに変えられるのもメリットといえます。
ライン状の棚板にフックをかけて吊るす収納をつくる
ライン状の棚板は、ほこりがたまりにくいためランドリールームに設置する方も多いでしょう。棚板にモノを置くだけではなく、フックをかけて吊るすこともできます。水滴が残りやすいブラシ類なども乾かしながら収納できるため、アイテムに合った形状のフックを選んで収納してみましょう。
アイロンがけに必要なアイテムは一か所にまとめる
かさばりがちなアイロン収納はアイロンバッグでの収納もおすすめです。持ち手がついていると、バッグごと移動できるので何かと便利です。アイロン本体が収納できるのはもちろん、バッグ本体がアイロンマットになるので収納スペースも少なくすみます。
ハンガーをハンガーパイプにかけて収納する
ランドリールームの必需品ともいえるハンガーですが、収納しようとなると、かさばってしまったり、取り出しにくかったりなど問題が多くあります。ハンガーは、普段からハンガーパイプにかけておくのがおすすめ。干したり取り込んだりするときにも移動が必要なく、片手でスムーズにできます。
ハンガーをブックエンドで挟んで収納する
ハンガーパイプにハンガーを掛けっぱなしにするのが嫌、という方におすすめなのが、ハンガーをブックエンドに挟んで収納する方法です。文具用品であるブックエンドですが、ハンガーを立てた状態で収納するのにぴったり。取り出しやすい点にも注目です。ハンガーの種類ごとにブックエンドを使い分けると、さらに使いやすいでしょう。
毎日使う洗剤類は扉なしの収納棚に入れておく
洗剤など毎日使うモノは、扉を開けるというひと手間も省いてしまいましょう。扉なしの収納棚に入れるだけで、使うのが楽になります。カゴなどに入れておく場合も、サッと取り出せる位置に置くのがおすすめ。毎日使うモノは、ワンアクションで使用できるよう収納を工夫するとよいでしょう。
お風呂の後に着る下着やパジャマを収納しておく
ランドリールームを脱衣所としても活用するのであれば、下着やパジャマを収納しておくことで、より便利に使うことができます。お風呂に入るときに、寝室などからパジャマを持ってくる必要がありません。ランドリールームにチェストやパジャマ専用ハンガーパイプなどを置き、家族それぞれの収納場所を用意するとよいでしょう。
隠したいモノはカーテンでカバーする
収納が丸見えになってしまうと、ゴチャゴチャしてしまい生活感が出てしまう場合があります。カーテンを利用して、収納を隠してしまうのもよいでしょう。見せる収納と隠す収納を分け、メリハリをつけると使いやすく、すっきりとした空間が生み出せます。
湿気に強い素材の収納アイテムを使用する
お風呂に隣接し、洗面所、洗濯機があり、さらに洗濯物を干す役割を持つランドリールームは、どうしても湿気がたまりがちです。収納アイテムを選ぶ際には、湿気に強い素材を選ぶこともポイントです。通気性のよいラタンやプラスチック、表面加工がされている木製の製品などを選びましょう。木製ラックは、背面が無加工のタイプもあるため、壁から少し離して設置すると安心です。
収納内部に除湿剤を置く
空気の入れ替えや換気扇を利用し通気性を高めても限界があるため、除湿剤を置くのもおすすめです。湿気がたまりやすいと感じる収納内部には、除湿剤を置くことを検討しましょう。また、定期的に新品に替えることで収納に湿気がたまるのを防げます。
収納の色味を統一してすっきりした印象に仕上げる
リビングやダイニングであれば、インテリアを考慮して部屋のテーマカラーや色味の系統を決めている方も多いでしょう。ランドリールームも同様に、収納の色味を統一することで、すっきりとした印象にすることができます。とくに、ランドリールームには清潔感のあるホワイトや落ち着いたベージュカラーがおすすめです。
DAIKENのおしゃれなランドリールーム収納事例4選
便利なランドリールームを作りたいと思っても、実際にどのようにつくればよいのか迷っている方も多いでしょう。ここでは、そんな方におすすめのDAIKENのセミオーダー収納事例を紹介します。ランドリールームの収納を増やしたい方や、新築やリフォームで自宅にランドリールームをつくりたい方必見です。
家事軽減が可能なプラン
ランドリールームの奥の左右に収納棚を設置したプランです。右奥下方の収納棚の天板はアイロン台を置くカウンターとしても使用できます。また、室内干しのためのハンガーは、DAIKENの室内物干し「ものほし上手」を設置しています。「もの干し上手」のタイプ(「天井埋込タイプ」)によっては天井に格納できるので、必要な時だけ昇降でき使用できますので、生活の邪魔になりません。
引き出しと吊り戸を設置したプラン
引き出しと吊り戸を設置し、収納力を高めたプランです。引き出しの上にはカウンターも設置し、アイロン掛けもラクラクです。また、DAIKENの「インテリアハンガー」を天井に取り付けており、アイロン掛けする前の洋服をかけておくことができます。もちろん、洋服の室内干しにも使用可能です。
デッドスペースに可動棚を設置
洗濯機上などのデッドスペースの壁面に棚柱を取り付け、棚板を設置することで、収納場所を確保したプランです。タオルや洗剤、洗濯ネットなどをサッと取り出せるため、ランドリールームの利便性が増すでしょう。ブラケットは取り外し可能なので、高さを調整することも可能です。
お掃除道具も収納可能なプラン
高さのあるモノも専用の棚を取り付けることで、すっきりと隠す収納ができます。ランドリールームでは室内干しをすることもあり、埃が床に落ちて気になることもあるでしょう。掃除機やクイックルワイパーなどの掃除道具も近くに収納できると便利です。
ガス衣類乾燥機と専用台でランドリールームをもっと使いやすく!
ランドリールームでの家事を快適にするために、ガス衣類乾燥機と専用台の設置がおすすめです。どのように使いやすくなるのかご紹介します。
ガス衣類乾燥機「乾太くん」
ガス衣類乾燥機「乾太くん(※)」は、速さはもちろん、納得の仕上がりも実現します。
6kgの洗濯物では約60分、9kgの洗濯物でも約90分という短時間で乾燥ができ、急ぎの場合も安心。洗濯物を干す手間を大幅に短縮します。
根本から繊維が立ち上がるため、タオルもふんわりとした気持ちのよい仕上がりになり、気になる生乾きのにおいを対策できるのも、「乾太くん(※)」の特徴です。
※「乾太くん」は東京ガス株式会社の登録商標です。
乾太くん専用台「かわいたな」は限られたスペースを有効活用
ランドリールームにガス衣類乾燥機「乾太くん」を設置するなら、乾太くん専用台の「かわいたな」の設置も同時に検討してみましょう。専用天板を使用し、下に洗濯機や収納ボックスが置けるため、ランドリールームの限られたスペースを有効活用できます。
どのタイプの乾太くんにも対応しているため、好みのものを選べるのもポイント。木製の専用台は、ランドリールームに自然に馴染みます。
生活スタイルに合わせて選べる「かわいたな」3タイプ
H1000PLAN | H1330PLAN | H1480PLAN |
---|
「かわいたな」は、上記3つのプランをご用意しています。生活スタイルに合う高さやサイズから選ぶのがおすすめです。
H1000PLANは、乾太くんからの洗濯物の出しやすさに配慮した高さで、専用台下に洗濯かごや収納ボックスを置けます。
H1330PLANは、専用台下に洗濯機を設置可能。天井高が低いランドリールームでも空間を有効活用できるのが魅力です。
専用台下に大容量の洗濯機を設置したいのであれば、H1480PLANがおすすめ。十分な高さがあるため、ふたが上部にある洗濯機でもスムーズに衣類の出し入れができます。
洗面所にランドリールーム要素をプラスする収納アイテム
「自宅にランドリールームがないけれど、洗面所にランドリールームの要素を取り入れたい」、そんな方におすすめのDAIKEN製品をご紹介します。
物干しができるシェルフ
自宅の洗面所にランドリールームとしての機能を取り入れたい方におすすめなのが、「シェルフ付物干し」です。洗濯機の周辺に物干しがあれば便利なのに、と感じることも多いでしょう。ちょっとした量なら、洗濯してそのまま干すことが可能です。シェルフには洗剤などを置いて便利に使いましょう。
スペースを有効活用した室内干し
天井に直付けする、固定式の室内用物干しです。洗濯物が多いときは掛け過ぎてしまいがちですが、そんな場合でも重量目安ガイド機能があるため安心。赤色が見えたら掛け過ぎだとすぐに分かります。カラーはホワイトとブラックの2種類あるので、ランドリールームに合うものを選べるのも魅力です。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める
カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる
オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
-
製品情報・仕様・施工について
製品に関するご質問、ご相談はこちらからお問合せください。