部屋を広く見せる方法4つ。開放的な空間をつくる配置や配色のコツ

部屋を広く見せる方法4つ。開放的な空間をつくる配置や配色のコツ

部屋を広く見せるためには、どのような方法があるのでしょうか。家具の選び方や、部屋の色など知っておきたいコツをご紹介します。また、開放的な部屋を実現するために効果的な壁面収納についてもご紹介しますので、コツを知って理想のお部屋作りをしましょう。

部屋を広く見せる方法は大きく4つ

床を生かす
配色と照明を利用する
人の視線を利用する
家具の選び方を工夫する

部屋を広く見せるためには、テクニックが必要です。知っておきたいテクニックは大きく分けて上記の4つ。主に錯覚を利用することによって、狭い部屋でも広く見せることができます。さらに、これらを組み合わせることで、より効果的に開放感を演出できるでしょう。一人暮らしのワンルームに多い6畳程度の部屋にも使えるテクニックです。

床を生かして部屋を広く見せる術

床を生かして部屋を広く見せる術

生活していく上で何かと必要になる家具ですが、家具を置くのは部屋の広さに対して3分の1程度におさえ、床の面積をなるべく見せるようにしましょう。さらに、家具の配置も工夫して、床が見えるスペースをしっかりと確保するのもポイントです。床が見えることで、部屋自体も広く感じられます。また、足付きのソファや椅子を選ぶと、床が見えやすくなります。

配色と照明を利用して部屋を広く見せる術

配色と照明を利用して部屋を広く見せる術

配色や照明は、部屋の色を決める大きなポイントです。色によって受ける心理的な効果を利用して、部屋を広く感じさせることもできます。

部屋のメインカラーを明るい色にする

部屋で使うカラーは、3色程度でそろえるのが基本です。色を選ぶときには、壁や天井、カーテン、ベッドのリネンなどに使うメインカラーはホワイトやベージュなど明るいカラーだと部屋を広く見せる効果が期待できます。逆に、赤やオレンジなど強い色や鮮やかすぎる色を選ぶと、圧迫感が強くなり、狭く感じてしまうため注意しましょう。

部屋のアクセントカラーを暗い色にする

メインカラーとは反対にアクセントカラーとしてブラックや濃いブルーなど、暗めの色を使うのもよいでしょう。これらの色は後退色と呼ばれ、明度が低く、実際よりも遠くに見える色です。部屋の奥にある家具や壁面に後退色を使うことで、部屋に奥行きを与えてくれます。

床から天井に向かって色味を明るくしていく

部屋の縦方向の配色を考えてみましょう。床の色は落ち着いたブラウンにして、天井に向かうにつれ明るいホワイトなどにしていくと、部屋に広がりが生まれます。とくに天井を明るい色にすると開放感が得られるのでおすすめです。

部屋の隅を照明で照らす

照明を効果的に使用するのも、部屋を広く見せるために欠かせないテクニックです。部屋の入口の対角上にある、部屋の最奥に照明を置いてみましょう。部屋の隅が明るいことで空間の広がりが生まれ、部屋全体を広く見せることができます。他にも、床置きスタンドやダウンライト、スポットライトを効果的に使用するとよいでしょう。

人の視線を利用して部屋を広く見せる術

人の視線を利用して部屋を広く見せる術

人の視線を利用することで部屋を広く見せることができます。具体的にどのように視線を利用すればよいのか、方法をご紹介します。

フォーカルポイントをつくる

部屋の中で視線が集中する場所を「フォーカルポイント」と呼びますが、このフォーカルポイントを部屋の奥に配置することで、部屋を広く感じさせることができます。写真や絵画、ディスプレイ用の棚に飾る小物なども、フォーカルポイントになります。これらを部屋の一番奥の壁面に配置し、視線が集中するようにしてみましょう。

鏡を利用する

鏡に部屋の景色が映り込むことで、まるで、まだ先に空間があるような錯覚を生むことができます。視線が遠くまでいくため、空間を広く感じさせる効果的なアイテムです。ぜひ、鏡を上手に配置してみましょう。とくに天井や照明が映るくらいの、大きめサイズの鏡は効果的です。

ベランダやバルコニーの床の色を部屋の床に合わせる

部屋の外につながっているベランダやバルコニーも、視線を上手に誘導できれば、部屋を広く感じさせるために効果的です。床の色味を室内のフローリングに合わせれば、視覚効果的に地続きに見えて、広く見せられるでしょう。

家具の選び方で部屋を広く見せる術

家具の選び方で部屋を広く見せる術

家具を選ぶときには、利便性も重要ですが、ちょっとしたコツを知っておくことで、部屋を広く見せることもできます。家具を選ぶときに知っておきたいポイントを紹介します。

背の低い家具を揃える

家具の種類によっては、どうしてもサイズが大きくスペースを取ってしまうモノもあるでしょう。そのような家具の場合には、目線より低いくらいの背の製品を選びましょう。背の高い家具は圧迫感があり、部屋を狭く感じさせてしまいます。背が低い家具なら、視界が開けて開放的な印象を与えられるでしょう。

ガラス素材を使った家具を選ぶ

ガラス素材など、透けて見える素材を使用した家具を取り入れることで、広さを演出できます。視覚から得る情報によって、部屋の広さを認識するため、透明な家具を上手に取り入れましょう。ガラスを使ったシェルフやテーブルなどは家具の向こう側まで見えるため、視界を遮らず効果的です。

背板のない収納を選ぶ

本棚や収納は背板のないオープンタイプを選ぶのもテクニックのひとつです。奥が抜けているため、ガラス同様に向こう側が見えて、圧迫感がなく、部屋を広く見せることができます。

収納家具の代わりに壁面収納を設置する

壁面収納は壁と一体になっているため、既存の家具に比べて余分なスペースを必要としません。また、壁面収納であれば高さも自由に選べるため、例え目線より上に配置しても圧迫感が生まれにくいのもメリット。天井まで無駄なくスペースを活用できます。

DAIKENの壁面収納はこちら

部屋を広く見せるDAIKENの壁面収納10選

部屋を広く見せるために知っておきたい、DAIKENの壁面収納を10選ご紹介します。背の低いプランであっても収納力は抜群です。

テレビを圧迫感なく設置

テレビを圧迫感なく設置

テレビが欠かせないご家庭にとって、大きなテレビとテレビボードをどう設置するか悩むこともあるでしょう。圧迫感なく設置するためには、壁面収納を活用することをおすすめします。まるで部屋に飾る絵画のようにテレビを設置することができます。

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テレビボードを浮かせてスタイリッシュに

テレビボードを浮かせてスタイリッシュに

テレビボードを浮かせることで、スタイリッシュな空間を演出しています。テレビボード上のカウンターには、観葉植物などのアイテムを置くこともでき、スッキリとしながらも、おしゃれな空間をつくれるでしょう。

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階段下を有効活用!

階段下を有効活用!

デッドスペースとなりやすい階段下に収納を設けることで、何かと増えがちなキッチンアイテムをすっきりと収納可能。背の低い収納にしてあるため、圧迫感がなく、空間を広く感じさせています。キッチン、ダイニング両方からのアクセスもよく、利便性が増すでしょう。

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ベッドルームにも壁面収納

ベッドルームにも壁面収納

ベッドサイドに二の字型に壁面収納を設置することで、すっきりとした空間を実現したプランです。テレビも置ける背の低いカウンターと、目の高さにある棚を組み合わせて、理想のベッドルームをつくりました。

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ワークスペースをつくる

ワークスペースをつくる

在宅ワークが増えたことで、ワークスペースが必要となった方も多いはず。ベッドサイドの壁面に壁面収納を設置してワークスペースにすることもできます。作業するテーブルだけでなく、多くの物を収納できるようユニットを組み合わせてスペースをつくっているのもポイントです。

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こだわりの装飾と壁面収納

こだわりの装飾と壁面収納

壁面に棚を浮かせて設置し、隠す収納と見せる収納を両立しています。カウンターにはお気に入りの絵画を飾ったり、おしゃれな表紙の本を並べてみたりとディスプレイ方法はさまざま。さりげない存在感で、お部屋を広く見せることができるでしょう。

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読書スペースを設置

読書スペースを設置

背の高い家具や収納は、お部屋に圧迫感を与えてしまいがちですが、壁面収納にしてしまえば、まるで壁の一部のように感じさせることもできます。多くの本を収納できる本棚を設置し、読書コーナーをつくることもできます。

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ダイニングテーブルの隣に!

ダイニングテーブルの隣に!

ダイニングテーブルの隣に壁面収納の棚を設置することで、キッチンアイテムをおしゃれに収納できます。ダイニングからだけではなく、キッチンからもアクセスがよい場所に設置すれば、利便性が増すでしょう。

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収納と休憩場所を一体に

収納と休憩場所を一体に

お部屋でちょっと休みたい、と思ったときにぴったりの休憩スペースを、収納を確保しながら実現できます。畳天板にすることで、気持ちのよい寝心地を感じられるでしょう。収納量もたっぷりあるので、季節ごとにしまっておきたいモノも、すっきりと収納することができます。

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窓下スペースを有効活用

窓下スペースを有効活用

デッドスペースになりやすい窓下に、奥行きの浅いチェストを設置することで、ちょっとした収納を増やせます。チェスト上のカウンターに、お気に入りの小物や季節の花を飾るなど、活用の幅を広げることもできます。

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理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ

【ステップ①】好みのイメージを決める

大建工業「MiSEL」のカタログ表紙画像。画像には木目フローリングを使用したリビングが写っており、右側の白が美しいテレビ壁面収納は、テレビボード、本棚・飾り棚、天袋が一体になったハイタイプ。壁面収納の引出しの扉はホワイトアッシュの木目で、取っ手なしのタイプ。大きな窓から日ざしが差し込む明るい室内には、窓側奥にロータイプのオープン棚、画像の左にはラグが敷かれ、ソファやサイドテーブルがある。手前にはgreenのスツールが置かれている。マリメッコのクッションや天然木のサイドテーブルなど北欧テイストでまとめられている部屋。
大建工業「MiSEL」のカタログを無料プレゼント

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。

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間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。

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【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

大建工業ショールーム、お近くのshopでオーダーリビング壁面収納の施工事例をご覧いただける様子を解説した画像。手前には白いカウンターがあり、奥の白い壁にはシルバーのDAIKENロゴがみえる。LEDの明るい照明
大建工業ショールームでオーダーリビング壁面収納の施工事例をご覧いただけます。

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。

⇒大建工業ショールームについてくわしくはこちら

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