おしゃれな洗面所収納アイデアで気持ちよく【整理収納アドバイザー監修】

壁面収納

洗面所は、家族それぞれの化粧品や洗面道具であふれ、雑然とした印象になりがちです。整理整頓されたおしゃれな洗面所を実現するためには、収納物に合った適切な収納が必要です。本記事では、おしゃれな洗面所にするためのアイデアとおすすめの収納をご紹介します。

洗面所収納をおしゃれにするのは難しい？

洗面所は家族が毎日使用する場所であり、来客時にも見られるため、整理整頓された清潔感のある空間に保つのがベストです。ところが洗面所は細々としたモノや洗濯モノが多く、家の中でも散らかりやすい傾向にあります。

洗面所には洗面台収納しかないパターンも多く、限られたスペースに家族全員の歯ブラシや歯磨き粉などの洗面道具や化粧品を収納しなければなりません。ドライヤーや化粧水は、頻繁に使うからこそ「出しっぱなし」が起きやすく、雑然とした印象を与えます。このように、物が多く、使うタイミングもバラバラであるため、整理整頓した状態を維持しにくいのです。

しかし、限られたスペースを有効活用することで洗面所収納をおしゃれに整えることは可能です。

洗面所がすっきりおしゃれにする収納アイデア

洗面所をすっきり整頓し、おしゃれに魅せる収納アイデアを6つ紹介します。洗面所収納にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

【全体】「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける

洗面所が雑然とした印象になる原因の1つに、洗剤やシャンプーのストック類が無造作に置かれていることが挙げられます。これを解消するためには、扉付き収納で隠すのが効果的です。ただし、タオルのように毎日使うものはオープン棚に収納しておくほうが使い勝手がよいでしょう。「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けることで、おしゃれ、かつ使いやすい洗面所を実現できます。

「見せる収納」について詳しくはこちら

【リネン類】たたみ方や収納方法を工夫する

使用頻度の高いバスタオルは、バスタオルの輪の部分の位置をそろえて並べると、見た目もきれいです。大きいサイズでスペースを取るバスタオルは、フレンチ折りにしたりしてコンパクトに収納しましょう。タオルの色や柄、人ごとにカゴに収納するのも、統一感が生まれて洗練された印象になります。タオルをオープン棚に収納するときは、ぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、余裕を残しておくと取り出しやすいのでおすすめです。

【歯ブラシ・コップなど】吊るす収納・浮かす収納を取り入れる

歯ブラシやコップは、洗面台に置くと拭き掃除のときに邪魔になりがちです。そこで、洗面台に貼り付けて使う歯ブラシホルダーやコップホルダーを設置して、浮かす収納に切り替えることで掃除の負担を軽くできます。歯ブラシやコップを使ったあとの水で洗面台を汚すことも減り、きれいな状態を保てるのもメリットです。

【ドライヤー】吊るす収納を取り入れる

毎日使うドライヤーは、引き出しの中や扉付き収納にしまうのが手間になって、ついつい出しっぱなしにしがちです。そのため、ドライヤーホルダーを洗面台の扉の裏や空きスペースに設置し、取り出しやすいようにしましょう。S字フックを突っ張り棒に引っ掛ければ、ドライヤーを吊るして収納できます。また、使用後に放熱できるため、密閉空間に収納するよりも安全です。

【ストック類】収納ボックスで分類する

洗剤やシャンプーなどのストック類は、カテゴリーやサイズごとに分類し、収納ボックスごとに管理すると便利です。どこに収納されているかわかりやすいため、使うときに探す手間もかかりません。収納ボックスを扉で隠すことができれば、生活感が出てしまうのを防げます。

【化粧品】鏡横に設置したオープン棚に置く

毎日使う化粧品やメイク道具は、洗面台に備え付けの鏡裏に収納すると取り出しにくく、戻すのも面倒で、つい出しっぱなしにしがちです。そこで、鏡横の壁にオープン棚を取り付けることで、いつでも取り出しやすい環境をつくれます。あるいは、取っ手付きの収納ボックスに収納して棚にしまっておけば、持ち運ぶことができるため、洗面所以外の場所でも利用できます。

DAIKEN・ライオン・TOTOの収納WG(ワーキング)による洗面所収納のアイデアはこちら

DAIKENおすすめのおしゃれな洗面所収納

洗面所収納を工夫しても容量が足りない、あるいはもっとおしゃれな空間にしたいとお考えなら、洗面所収納をリフォームするのがおすすめです。DAIKENの壁面収納は、突っ張り棒による簡易的な収納より高級感があり、セミオーダーなのでご自宅になじみます。

空きスペースに備える扉付き収納

洗面所の上部や空きスペースに、扉付きの収納を設置しました。上部の棚と床置き収納の間に余白を設けることで、圧迫感なく洗練された印象を与えます。幅40㎝、奥行32㎝の床置きオープンユニット収納は、デッドスペースを有効活用するのに最適です。下部の扉には、キャスター付きゴミ箱が収納できるため、生活感を排除できます。

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大容量収納に掃除用具をまとめて

洗濯機回りのスペースに、大容量の扉付き収納を設置しました。収納扉の中には、洗濯に必要な洗剤や、洗面所周りの掃除道具を収納できます。収納の最下部のスペースは、お掃除ロボット基地用の専用スペースになっております。出しっぱなしになりがちな掃除用具を、まとめて収納できるのが魅力です。

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洗濯機上部の空間を有効活用

洗濯機上部のスペースに、収納棚を設置しました。洗濯機上部の棚には、洗濯洗剤や柔軟剤などを置くと、毎日の洗濯がスムーズになります。扉付き収納には洗剤・柔軟剤のストックや、洗面台周りに置いておきたい化粧品を収納しておけます。「床に家具を置くスペースはないけれど上部のスペースは空いている」というときに壁面収納がフィットします。

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家事動線を効率化する洗面所収納

洗濯機の向かい側の空きスペースに、二の字型の収納棚を設置しました。合わせて、室内物干し「ものほし上手」を設置しておくことで、洗濯後はその場でハンガーにかけられ、外で干すための準備やちょっとした室内干しができます。また、収納棚の天板をアイロン台として活用し、アイロンがけが終わったら、その下の収納棚にそのまま収納することも可能です。家事動線を効率化する収納棚の活用アイデアとして、参考にしてみてください。

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室内物干し「ものほし上手」の詳細をみる

洗濯動線に配慮した収納アイデア

洗濯機上部のスペースには扉付き吊り戸を、作業スペースには家族の下着を収納できる引き出し収納を設置しました。扉付き吊り戸には、洗濯洗剤や柔軟剤を収納すれば、洗濯をスムーズにします。引出し収納の天板は洗濯物を畳んだり、アイロン台として使用したりできるため、上部に設置した「インテリアハンガー」にYシャツをかけておけば、アイロンがけ作業がはかどります。洗う→干す→たたむ→収納する、と洗濯が1か所で済むので、家事の時短にもつながります。

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