配線をすっきり収納するには?ポイントや場所別の収納アイデアをご紹介

ごちゃごちゃしがちな配線周りの収納に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなお悩みの方に向けて、ボックスなどの便利な収納グッズや、テレビやパソコンデスクなど場所別の整理収納アイデアをご紹介します。便利な整理収納の方法を取り入れて、お部屋をすっきりと見せていきましょう。
配線の3つの収納方法
家電やインターネット機器、充電器などが増えると、当然のことながらコードも増え、配線がごちゃごちゃしてしまいます。配線をすっきりと見せるには「配線ごと収納する」ことが必要です。配線を収納する主な3つの方法を見ていきましょう。
・配線を箱に入れて収納
・配線を小さくまとめて収納
・配線を固定して収納
配線を箱に入れて収納
配線全体をボックスなどに入れて隠す方法があります。ごちゃごちゃとした部分を隠すことができ、配線がインテリアを邪魔しないというメリットがあります。ボックスが大きいときは、コード自体はもちろんのこと、延長コードや電源タップもまとめて収納可能です。
おすすめの収納用品 | 配線の収納方法 |
ケーブルボックス ファイルボックス 収納ボックス バスケット 籠 |
延長コードや電源タップなど、ごちゃごちゃしている部分をまるごと収納できる。蓋があるものは埃よけにもなる |
配線を小さくまとめて収納
コード用のホルダー/クリップやコードリールなどを使って、コードを小さくまとめます。配線全体が小さくなるため、コードの本数が多くても絡まらずにすっきりと見せることができます。ケースやコード自体に、マスキングテープやシール等を貼り、ラベリングしておくと便利です。
おすすめの収納用品 | 配線の収納方法 |
コードホルダー ケーブルクリップ |
コードを束ねるだけなので手軽で、頻繁に取り外したい場合も便利。大きさ、形、材質など種類が豊富 |
コードリール | コードを巻きつけておくので、長いコードをすっきり収納できる |
配線を固定して収納
コード用の固定具やマスキングテープを使って、壁に沿わせてコードを固定する方法もあります。家具/家電にフックなどを取り付けて、掛けて固定すれば、床につかないので掃除の邪魔になりません。また、配線部分にホコリが溜まりにくくなり、コードが目立たないので見た目もすっきりするというメリットもあります。
おすすめの収納用品 | 配線の収納方法 |
ケーブルオーガナイザー | デスクなどに後付けするケーブル用の収納パネル。パネルに付属のフックやバスケットをかけて、コードやタップをすっきり収納 |
コード用フック | 粘着シール等で手軽に壁に取り付けられ、見た目がすっきり |
配線モール | コードを配線モールの中に隠して壁に這わせるので、コード用フックよりさらに目立たない |
壁掛けフック | 吸盤で取り付けるもの、粘着シールを貼るもの、フック部分が開閉するものなど、様々なタイプがある。用途・取り付け場所にあわせて選ぶとよい |
ケーブルカバー | マジックテープやファスナー式で、複数のケーブルを簡単に束ねることができる。ケーブルの導線を整えるのに便利で、見た目もすっきり |
ワイヤーネット | ワイヤーネットの部分に結束バンドなどで固定すると、キレイに収納できる |
場所別の配線収納アイデア
コードがある場所によって「箱に入れる」「小さくまとめる」「固定する」の3つの配線収納方法を使い分けると、さらにお部屋がすっきりと見えます。ごちゃごちゃしがちな場所別に、配線の整理収納アイデアをご紹介します。
テレビ裏の配線収納
テレビ裏の配線収納は、「固定する」のがポイントです。コードが長いときには「小さくまとめる」と「固定する」の合わせ技ですっきりと見せましょう。
ワイヤーネットとフックをテレビ裏にとりつけ、コードホルダーや結束バンドなどでコードをまとめて掛けると床にコードがつかず、すっきりと収納できます。テレビ台の購入や買い替えを検討している場合は、裏に配線を通せるようになっているものを選ぶようにしましょう。
パソコンデスク周りの配線収納
コードだらけになりがちなパソコンデスクは、「箱に入れる」方法ですっきりと見せることができます。「小さくまとめる」方法も良いのですが、小さくまとめてもコードの本数が多すぎて全体的に小さくまとまらない可能性があります。
デスク下にケーブルボックスを設置して、電源タップを隠してすっきり収納しましょう。ボックスはインテリアにあったデザインを選ぶのがポイント。後付けできるケーブルオーガナイザーを設置するのもおすすめです。デスクを購入する場合は、コンセントユニットがついていて側面や背面からコードを通せる仕様になっているものを選ぶとよいでしょう。
Wi-Fiルーター周りの配線収納
多くの家にあるWi-Fiルーターは、配線もごちゃごちゃしがちな上、機器自体がかなり目立ってしまいます。「箱に入れる」方法であれば、ルーター周りのコードをすっきりとさせるこができます。
カゴやバスケットなどにコード類をまとめて隠して、インテリアになじませるとおしゃれさもアップします。また、ルーター周りのコードやルーター自体が熱くなりがちなので、通気性のよいバスケットやカゴを利用するのは特におすすめです。
配線を収納する際に注意するポイント
電源コードやプラグは、誤った使い方をすると事故や火災を招く恐れがあります。「ごちゃごちゃしているから」ととにかく収納するのではなく、以下のポイントに注意して安全性と見た目を向上させましょう。
ホコリをためないようにする
コンセントと電気プラグの間にたまったホコリが湿気を吸うと、放電をおこして発火する「トラッキング現象」を招き、火災の原因となることがあります。コンセントを差しっぱなしにしない、ホコリよけのカバーをする、こまめに掃除をする、といった対策が必要でしょう。また、コンセントの刃が曲がったり壊れたりしていないことを確認し、奥まで差し込んで使うことも大切です。
コードを束ねるのは最低限にする
電流が大きい配線などをまとめて束ねると、熱がこもって最悪の場合発火する危険があります。束ねて収納するのは、消費電力の小さな家電や電子機器のコードだけにしましょう。
コードに傷をつけないように扱う
コードが潰れたり銅線が傷んでいたりすると、電気ショートを起こす危険性があります。コードを隠すために家具や家電の下敷きにしたり、ドアに挟んだり、釘や固定用の器具を強く打ちつける、といったことは避けましょう。
タコ足配線のしすぎに注意する
差し込み口がたくさんついた電源タップを使って「たこ足配線」する場合、タップの定格電力(同時に使用できる電流の限度)をオーバーすると、発熱して発火する危険性が高くなります。電源タップで配線をまとめたいときは、つないだ電気機器の使用電力を足し算し、電源タップに記された容量を超えないように注意しましょう。
配線を隠してすっきり収納!DAIKENのオーダー壁面収納
DAIKENでは、配線を隠して収納できる壁面収納をご用意しています。配線収納に悩んでいる方、また、お部屋の収納力をアップしたい方や配線が多くなりがちなデスク回りをすっきりさせたい方もぜひご覧ください。
MiSEL(ミセル)

MiSEL(ミセル)は、オーダータイプの壁面収納家具で、正面から見えにくい場所に配線の通り道を設置しています。コードを隠すことで洗練されたインテリアを実現し、収納力と見た目の美しさを両立しています。
特に、コードが多くなりがちなテレビボードについては、テレビの設置方法やテレビボードのタイプにあわせて、配線システムを装備した収納をご用意しています。テレビの配線だけでなく、DVDレコーダーやゲーム機器などの配線もすっきりと片付けることができます。美しい空間づくりにMiSELを利用してみてはいかがでしょうか。
スイッチプラス740

スイッチプラス740は、多目的で使える簡単設置可能な格納タイプデスクです。本体内にスライドカバー付きの便利なコンセントユニットを設置し、側面からコードを通すことができるので、目立たせずすっきり配線できます。
在宅ワークが増え、パソコン専用の空間を用意したいと考えている方にもスイッチプラス740はおすすめ。パソコンだけでなくスマホの充電器やプリンターなどのコードもすっきりと収納できるので、ごちゃごちゃしがちなデスク回りがシンプルに美しく片付きます。
配線をすっきり収納して、生活感のないおしゃれな部屋を作ろう
ちょっとした工夫とアイデアで、配線はきれいに収納できます。収納することで、見た目がよくなるだけでなく、床にコードがつかないのでホコリが溜まりにくく掃除がしやすくなり、使い勝手もよくなるという嬉しいメリットもあります。配線を上手に収納して、おしゃれな部屋を作りましょう。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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