パートナーを思いやる区別収納

パートナーを思いやる区別収納
お片づけはコミュニケーション。
相手を思いやる優しさを暮らしにプラスすることが円満の秘訣。
それぞれが好きなことを楽しむことも良いけど、二人でお家のことを楽しむ。これって、素敵だと思いませんか?
もし、あなたがお家のことのリーダーシップを取っているのであれば、お片づけは大切なパートナーのことを知る、そして愛情を示す絶好の機会です。
何となく使いやすいな、居心地がいいな、そんなお家づくりをしてみませんか?
もっと二人が仲良くなれること、間違いありません。
どんな未来を描きますか?
家事はどちらがやるもの?
どちらかが手伝うものなの?
できる方がやれば良い。
やりたいなぁと思うから、得意だから、手が空いているから・・・理由は何でもよくて、その時にできる人がやれば良い。
相手のことを思いやる気持ちがあれば、たとえ面倒に感じても、頑張ろうか!という気持ちにもなれるはず。
二人暮らしだからこそ、片づけを通してコミュニケーションを図る、一緒にお家のことを楽しみましょう。
パートナーが協力してくれない?
だとしたら、文句やグチはちょっとだけ我慢して、北風と太陽、温かい心でパートナーを包み込んでみましょう。
どんなお家にしたいのか、二人暮らしの素敵な未来を想像してみましょう。
1. 相手のクセを踏まえた収納
下の写真は靴箱の写真です。箱に入っている靴と入っていない靴。
めんどくさがりのパートナーであれば、動作の数は最小限に、「①扉を開ける②靴を出す(入れる)③扉を閉める」の
3ステップ。
履いた靴を靴箱にしまってくれないのであれば、一番使いやすい特等席を用意してあげましょう。そして入れ方も
簡単に、あなたが箱に入れて収納するのが好きだとしても、パートナーの分はそのまま収納でも良いのでは?
パートナーの特性を踏まえ、低いハードルの設定から始めることが維持する秘訣です。
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→ポイントそれぞれの好みや特性に合わせた収納。同じ管理方法にする必要はありません。他にも、パートナーが右利きだったら右側を用意してあげる、なんてことも心配りですね。
下の写真は洗面所の引出しの中。
ドライヤーとブラシが入っています。パートナーが使いっぱなし、出しっぱなしの「ぱなし君」であれば、戻すのが最もラクな収納を提供してあげましょう。
フックに引っ掛けるのが面倒だから使いっぱなし、出しっぱなし?
であれば、引出しに入れるだけ、くらいはできるかもしれません。
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→引出しの中にゴチャゴチャ入れると使いづらくなる。なので、ドライヤーとブラシ、最低限のモノしか入れません。そうすることで出し入れも 簡単。ドライヤーを使う時は必要だから頑張ってでも出す。しかし、 戻す時に戻しづらかったら洗面台の上に放置・・・なんてことになりかねません。
2. 相手の行動を踏まえた収納
パートナーの行動をじっくり観察してみてください。あなたとは違う動きがきっとあるはず。
それを踏まえた収納を作ることがパートナーにとってはやりやすい、あなたにとっても負担の少ない収納法なのかもしれません。
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→パートナーのプライベート用品、何でも至る所にポイ置きしちゃうのであれば、こんなカゴを提供してあげる方法も。一時置きボックスのような使い方。片づけのハードルが高く感じてしまうパートナーであれば、 こんな投げ込みカゴがあるだけでも精神的にラクな様子。
3. 相手が一人でも出来る収納(定位置管理とラベリング)
今日は仕事で遅くなりそう。週末はお友だちとランチしたいな。
そんな時、パートナーの顔が横切ることはありませんか?
「どうして元の場所に戻してくれないの?」
「どうしてお家のこと、やってくれないのだろう?」
実は、パートナーがモノの場所を知らない、なんてことはありませんか?
これくらい知っているでしょ?!は通用しません。
集中して残業するためにも、心置きなくお友だちとのランチを楽しむためにもモノの置き場所をパートナーにも知って
もらいましょう。
自分が便利、から、パートナーも便利、にちょっとだけ工夫をしてみる。そうすることでパートナーとのより良い関係性が築けますよ。
訊かれる方もストレスですが、訊く方も案外ストレスなのです。
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→ラベリングをすることで分かりやすいし、戻しやすい。また、定位置管理をする際には一方的に決めるのではなく、パートナーの意見も訊きながら一緒に決めることで二人でやっている感も増し、維持することがラクになります。
4. 相手にお願いしたい時の思いやり収納
コレ手伝って欲しいな。アレやってくれないかな?そんな時は「お願いね!」の前に一工夫。
分かりやすい、使いやすい収納になっているとパートナーもやりやすい。そして頼みやすい(笑)
下の写真は洗面台の引出しの中。お風呂掃除セットが入っています。
本当はとても使い勝手の良い場所なので他のモノを入れたいところですが、お願いするからにはやりやすい心配りも大切。すぐに取り掛かれるようひとまとめにしている。しかも、お風呂に一番近い特等席。なので、ササッと取り出してお掃除ができます。
あと、掃除用洗剤のストックもここにひとまとめ。そうすれば洗剤が切れた時、「お~い、洗剤がないぞ!」ではなくて、自分で補充してもらえそう。さりげない心配りでお互いストレスになりません。
もちろん、「ありがとう」も大切ですね。
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→お風呂掃除を担当して欲しいな。でも、お風呂掃除セットをお風呂場には置きたくない・・・。お風呂場入口に近い、特等席を準備しておくことでお風呂掃除へのハードルも下がります。
最後に
いかがでしたか?
私が頑張ればいいや、ではなくて、二人でやってみる。それがより良いパートナーとの関係を維持する秘訣です。
そのためには相手を思いやる優しさ、小さな心配りが居心地の良いお家、二人で暮らすお家を作り上げていくのです。