引越し前後のコツ

モジュール化が引っ越しを楽にする!
私たちは人生の中で、意外に多くの引っ越しを経験します。
例えば、転勤や新築などの家族全員の引っ越し、単身赴任などの夫だけの引っ越し、成長して独立する子どもだけの引っ越し、同居が必要になった親の引っ越しなどです。
どのタイプの引っ越しでも私たち主婦は荷造り・業者の手配・転出入手続き・電気ガス手続き・転校手続きなど、たくさんの仕事を引き受けます。
その中で多くの時間と労力を使うのは荷造りではないでしょうか。
もし荷造りが手軽になれば、引っ越しが驚くほどらくになります。
そこで効果的な方法が「モジュール化」です。
モジュール化はすべての大きさを揃えること。
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大きさをそろえ使いやすい収納=「モジュール化」 -
モジュールとは設計上の概念で、システムを構成する 要素、つまり「基本の寸法」です。
家にあるすべてのモノを基本寸法に合わせておけば、組み合わせが自由なので子どもの成長や季節の変化などで 分類方法が変わっても、簡単に変更できます。
日本の押入れを例にあげれば、奥行きが80~90センチが多く、それにぴったりのプラスチック収納ケースを使えば、どんな間取りでも効率良く活用できます。
それでは具体的な内容に進みましょう。
収納場所・目的に合わせたアイテム選び
「何を収納したいのか」を具体的にイメージし、特徴を活かしたアイテムを選びましょう。
●プラスチック収納ケース
引き出しタイプ・フタつきタイプ・2段以上のチェストタイプなど種類が豊富です。サイズもたくさんあるので、服や文房具など、収納する場所やモノに合わせて選ぶことができます。
家族の服を収納する場合、用途や形で小分けできるので整理がしやすくなります。季節ごとに分けて収納すれば、ケースの中身を入れ替えるだけで衣替えが簡単です。
1個1個が独立しているタイプのケースは、統一することで見た目がスッキリするうえ、子どもがうまれたとき、入園入学でモノが増えたときなど、生活スタイルに合わせて増やすこともできます。
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インテリアに合わせたオシャレな収納ケース -
●収納ケースチェストタイプ
押入れやクローゼットに入らないものは、少し値が張りますがおしゃれなチェストタイプの収納ケースにすればお部屋になじみます。
引っ越しをするとき、中身を段ボールに移さずそのまま運んでくれるので、荷造り・荷解きが減り全てが早くて2~3日で終わります。
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来客用や季節の変わり目の悩みを解決、
かさばる布団をスッキリ収納! -
●布団収納袋
来客用などの布団は、重くてかさばるので収納場所に困ります。
布団収納袋や圧縮袋に入れて、モジュール化しましょう。
袋に入れれば立てることも可能です。
コンパクトにスッキリ収納できて、取り出しも楽になります。
袋のまま運べるので、移動が簡単です。
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収納力が抜群、幅広く使える有能なファイルボックス -
●ファイルボックス
書類や文房具など、目的や用途に合わせて細かく分けられるので便利です。
他にもキッチングッズやハンガー収納に利用でき、幅広く使える使い勝手の良いアイテムです。家計簿セットや宅急便セットなどを作って、ボックスごと移動すれば無駄な動きもなくなります。
ラベルを貼れば一目瞭然!
外から見えるところに収納アイテム名を書いたラベルを貼って、目当てのものをすぐ取り出せるようにしておきましょう。
中身が分かれば、模様替えなどで移動させる時もスムーズにすすみます。
ラベルを家族ごとに色分けすれば、小さい子どもでも簡単に出し入れできます。
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ラベルを貼れば一目瞭然!
誰もが分かる収納にしよう。 -
モジュール化を計画イベントにしよう。
日々のモジュール化が進んでいれば、引っ越しに限らず、子どもの成長に合わせた部屋替えや衣替えなど、変更するときに簡単です。
壮大な家のモジュール化と構えず、まずは一か所ずつ、できることからモジュール化をはじめましょう。
衣替えのついでに収納ケースに変更する、夏冬布団の切り替えの時に収納袋に変更するなど、計画して少しずつ日々の整理収納をすすめましょう。