子育て世代がリフォームする時の収納プランニングのコツ

子育てファミリーのプランニング
収納は、気持ちよく生活するための重要な要素です。
家族のライフスタイルによっても収納方法はことなります。
どのように収納すればよいか考えてみましょう。
家族のプロフィール
子育てファミリー
積極的な子育てを考えた家づくりを考えている。
夫婦:〜40歳 (共働き)
子供:2人 (小学生)
標準的な3LDK スタイル
幼児期は「遊び」が「勉強」。学習だけがお勉強ではありません。まずは『自分のモノは自分のスペースで管理する』という認識をつけることが大切です。

積極的な子育てを考えた家づくり
プランニングをするにあたって
まずは自分の持ち物を見直し、把握しましょう。
持ち物を間取り図の中で、どこになにを収納するのか考えてみましょう。
作業効率を考えると動線はとても重要です。動線上に収納スペースがあるか見直してみましょう。
子育て中は、お子さんの成長とともにモノが増えてきます。できるように収納スペースの確保や可動棚での対応を検討しましょう。

ポイント1:シューズインクローゼット
玄関は、お客様をお招きする家の顔です。
いつもスッキリと片付いている場所にしたいですね。また、お子さんの成長とともに靴やスポーツ用品が増える時期です。
小さなものから長いモノ、アウトドア用品から備蓄品まで、雑多なものが集まる場所ですので、専用室を設けると、スッキリした玄関を創りだすことができます。

可動棚で入れるモノや靴のサイズに合わせて仕切ると整理しやすくなります。
ポイント2:カウンターデスク + 収納
お子様が小さい時は、ダイニングやリビングで勉強するご家庭が増えてます。ダイニングテーブルで勉強すると、テーブルの上はいろんなモノで溢れ、いつも散らかった状態になりがちです。
カウンターデスクコーナーと収納を専用に設置すると片付きます。
また、お母さんのパソコンコーナーや家事コーナーとしても活用できます。


ダイニングやリビングでの収納物の困り事の上位に紙類が挙げられます。カウンターと本棚を組み合わせることによって本や書類などを収める場所が確保できます。
オープン棚は学校などでの作品を飾る場所にしてもいいですね。
見せる収納と隠す収納を楽しみましょう。
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デスク前にピンナップボードやホワイトボードを設置すると伝言板になったり、掲示メモを貼ることもできます。
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兄弟で並んで勉強したり、お母さんと並んで本を読んだり、PCをしたり・・・
ポイント3:壁面収納
家族が集まるリビングは、たくさんモノが集まってくる場所です。
一般的にリビングには押入れや物入れをつくることが少ないので、モノが溢れた状態になりやすい場所です。モノが増えるたびに置き家具を増やしていくと、壁面は凸凹してしまい、雑多な感じに見えてしまいます。
壁面を活用した壁面収納にすれば見た目もスッキリ、収納量もアップ。
また壁固定なので、地震がきた時も、収納が倒れたりする恐れがありません。
出しっ放しになっている家事家電品の収納場所としてもおすすめします。


まとめ
シューズインクローゼットは、お子さんの成長ともに靴やモノが増えることを想定して、収納スペースを検討し、可動棚で入れるモノや靴のサイズに合わせて仕切っていきましょう。
ダイニングやリビングルームに勉強コーナーをつくる時には、書類や本などをしまう収納も合わせて検討しましょう。
リビングの壁面収納には、最初に何をいれるか設定し、リビングで使用することが多いモノを収納に収めるようにしましょう。