事業を通じた価値創造

大建工業グループは、さまざまな社会課題やニーズに対し、独自の素材や技術を活かした事業活動を通じて、 社会への価値を提供しています。

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マテリアリティ「資源循環・循環型社会の実現」に向けた取り組み

木質資源の活用によるカーボンニュートラルへの貢献

SDGsアイコン 13 気候変動に具体的な対策を SDGsアイコン 15 陸の豊かさも守ろう

木質資源のマテリアル利用を追求することで生活空間を“第2の森林”に

社会課題・ニーズ

気候変動対策がグローバルな喫緊の課題となる中、省エネや再生可能エネルギーへの転換など、温室効果ガスの排出量を削減するための取り組みに加え、CO2を吸収し、炭素として貯蔵できる機能を持つ森林を守り育て、木質資源をマテリアルとして活用していくことの重要性がますます高まっています。

DAIKENの強みと価値創造
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マテリアリティ「資源循環・循環型社会の実現」に向けた取り組み

国産木材の活用促進

SDGsアイコン 12 つくる責任つかう責任 SDGsアイコン 15 陸の豊かさも守ろう

耐水性に優れた特殊MDFで国産木材の活用を促進

社会課題・ニーズ

日本は国土の約3分の2が森林で覆われる世界有数の森林大国です。CO2の吸収や土砂災害防止など、さまざまな機能を果たす森林を健全に育てるため、国産木材の積極活用が求められており、政府は2025年までに木材自給率を50%に高めることを目指しています。

DAIKENの強みと価値創造 1
耐水性に優れた特殊MDFで国産木材の活用を促進

木材硬化技術で国産木材の活用シーンを拡大

DAIKENの強みと価値創造 2
木材硬化技術で国産木材の活用シーンを拡大

木質素材の新たな用途展開

DAIKENの強みと価値創造 3
木質素材の新たな用途展開
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マテリアリティ「資源循環・循環型社会の実現」に向けた取り組み

未利用資源の有効活用

SDGsアイコン 11 SDGsアイコン 12 つくる責任つかう責任

耐久性に優れた不燃素材による未利用資源の活用拡大

社会課題・ニーズ

日々の生活がより便利で豊かになる一方で、地球上の限りある資源やエネルギーは大量に消費され、天然資源の枯渇が懸念されています。これらの課題に対応するためには、再生産可能な資源や未利用資源の有効活用、廃棄物の削減など、持続可能な生産と消費の追求が不可欠となっています。

DAIKENの強みと価値創造
耐久性に優れた不燃素材による未利用資源の活用拡大
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マテリアリティ「ニューノーマル時代のユーザーニーズ」の充足に向けた取り組み

安全・安心・健康・快適な空間づくり

SDGsアイコン 3 すべての人に健康と福祉を SDGsアイコン 11 住み続けられるまちづくりを

高齢者と一緒に安心して暮らせる空間づくり

社会課題・ニーズ

先進国の中でも急速に高齢化が進んでいる日本では、4人に1人が65歳以上という超高齢社会を迎えています。老老介護の社会問題化も懸念される中、年齢を重ねても安心して暮らせる生活空間が求められています。

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高齢者と一緒に安心して暮らせる空間づくり

子どもたちが安全に過ごせる空間づくり

社会課題・ニーズ

女性の社会進出の増加に伴い、ますます重要性の高まる保育施設においては、施設が不足する待機児童問題に加え、より安全性の高い施設づくりや保育士の方々の負担軽減への対応も急がれています。

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子どもたちが安全に過ごせる空間づくり

耐震化・防災強化

社会課題・ニーズ

東日本大震災をはじめ、これまで幾度となく地震による被害を受けてきました。今後も南海トラフ地震などの巨大地震が高い確率で発生すると予測されており、政府も耐震化率の目標を掲げ、住宅や建築物の耐震化や防災強化を後押ししています。

DAIKENの強みと価値創造 3
耐震化・防災強化

抗ウイルス製品の拡充

社会課題・ニーズ

世界的な感染症の流行に伴い、健康や清潔な環境に対する意識が急速に高まっており、住空間や人々が集まる公共空間における衛生対策や安全性に対するニーズが広がっています。

DAIKENの強みと価値創造 4
抗ウイルス製品の拡充

生活空間の音環境改善

社会課題・ニーズ

時代の変遷とともに日常生活の中での音に関する課題が多様化しています。特にコロナ禍では在宅勤務やウェブ会議の増加により音漏れや反響防止などに対するニーズが急速に高まっています。

DAIKENの強みと価値創造 5
生活空間の音環境改善
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マテリアリティ「ニューノーマル時代のユーザーニーズ」の充足に向けた取り組み

省施工製品及び工法の開発

SDGsアイコン 8 働きがいも経済成長も

省力化工法の開発により天井耐震化に貢献

社会課題・ニーズ

建設業界における人手不足が深刻化しています。一方で東日本大震災後の建築基準法改正では、大型公共建築物などの天井に、より高い耐震性能が求められる中、一般的な在来天井の耐震化には大きな施工手間がかかるという課題がありました。

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省力化工法の開発により天井耐震化に貢献