畳の効果や機能を知りたい
畳の魅力やメリットにも注目!

畳の効果や機能を知りたい 畳の魅力やメリットにも注目!

ライフスタイルがグローバル化し、家具やインテリアも洋風が主流の現代社会。しかし、そんな中でも日本独自の床材である「畳」の良さを見直す動きが高まっています。家は和風なスタイルではないが、フローリングにない畳の温もりは取り入れたいという方も多いのではないでしょうか。現代的な住宅で洋風リビングの一角に畳コーナーを設けるなど、住空間に畳を取り入れるケースも増えてきています。この記事では、畳が現代の暮らしにもたらすメリットや効果・機能そして新しい畳として今注目を集めている和紙畳が持つ魅力を紹介します。ぜひ参考にしてください。

現代の暮らしと畳のメリット

現代の暮らしと畳のメリット

畳のある空間はフレキシビリティに富み、その価値を現代の生活における様々なシーンで発揮します。畳にはライフスタイルによって多くの活用方法がありますが、ここでは日常生活で便利に使用できる例をいくつか紹介します。

【子どもの遊び場やお昼寝に】
畳はフローリングに比べて柔らかく、衝撃吸収性にも優れているため、赤ちゃんや幼児の遊び場に加え、お昼寝のスペースとしても最適です。積み木などを倒しても音が響かず、フローリングより傷つきにくいメリットもあります。
【家事のスペースにも】
畳の上は座っていても足やおしりが痛くなりにくいため、家事のスペースとしても快適に活用できます。また、フローリングに比べて冷えを感じにくいため、アイロン掛けや洗濯物をたたむ時などに適しています。
【来客用のスペースとして活用】
畳のある空間では急な来客があった場合でも、おもてなしの場として活用できます。また、畳の上に布団を敷くだけで来客用の宿泊スペースにも早変わり。家を新築する際に客間を設置しない場合は、畳の空間があると非常に便利です。
【大人のリラックススペースに】
畳はフローリングと違って柔らかいため、直接寝転んでも体に優しく、大人にとっても昼寝に最適です。ソファがなくても、畳があれば簡単にリラックスできる場所が確保でき、居心地の良さを感じることができます。

自宅に和室がないという方でも、置き畳を使用すればリビングの一角に畳のコーナーを作ることができます。畳コーナーは子どもの遊び場、家事や来客用、リラックスできるスペースとしても活用できるなど、日常生活の利便性を向上させる多くのメリットをもたらしてくれます。

畳の効果・機能を知ろう

畳の効果・機能を知ろう

素材にイ草を使った一般的な畳は、日本の家屋に古くから用いられてきましたが、その効果と機能は現代の住まいにおいても非常に重要です。では、日常生活で畳は具体的にどんな効果を発揮しているのでしょうか。

まず、イ草畳は優れた湿度調整機能を持っており、室内の湿度を適正に保つことができます。湿度が高くなると畳が湿気を吸収し、部屋が乾燥している時は吸収した水分を放出することで、部屋の湿度を調節します。この調湿効果が日本のような湿度が高い地域では、快適な室内環境を維持するのに役立ちます。

次に、イ草畳は空気中の様々なニオイや有害物質を浄化するなど、室内の空気をきれいにする力を持っています。二酸化窒素やVOC(揮発性有機化合物)など、人間に悪影響を与える物質を吸着してくれるため、室内の空気を清潔に保つことができます。また、素材に使われるイ草の香りにはリラックス効果があり、ストレス解消や精神の安定にも効果的です。
加えてイ草の一本一本が中に空気を含んでいるため、そのソフトな構造が優れた弾力性や吸音・遮音効果、断熱・保温性を生みます。夏は涼しく、冬に暖かい畳は、一年を通して快適な生活空間を提供してくれます。クッション性もあるため、転倒時の衝撃が和らぐことも大きなメリットの一つです。

現代の暮らしにマッチする和紙畳の魅力

現代の暮らしにマッチする和紙畳の魅力

和紙畳はイ草の代わりにこより状の和紙を畳表に使用した畳で、その魅力が注目されています。ここからは、和紙畳が選ばれる理由をいくつか紹介します。

【水濡れに強く、衛生的】
和紙畳が持つ最大の特長は、水濡れに強いことです。撥水性が高く水分を吸収しにくいため、カビやダニの発生を抑えることができます。これにより、健康に気をつけなければいけない人だけでなく、小さいお子様やペットがいる家庭でも安心して使用することができます。
【色褪せしにくい】
日光による色褪せや変色が少ないのも和紙で作られた畳の特徴です。耐久性に優れているので長期間にわたって新鮮な見た目が保たれます。和紙畳なら日当たりの良い部屋でも長期間美しさを維持して使用することができます。
【洋室にもマッチするデザイン】
和紙畳は様々な色や柄も選択できるためデザイン性にも優れています。そのため、和室だけでなく洋室にも違和感なく溶け込み、インテリアとしての幅が広がります。敷き込みタイプだけでなく、置き敷きタイプもあり、手軽に畳コーナーを設けることができるので、洋室に和のテイストを取り入れたい時にも最適です。

和紙畳を使ってデザイン性のある和室を作りたい、和室はないけれど畳のコーナーを設けたいという方は、DAIKENの和紙畳を検討してみてはいかがでしょうか。お手入れがしやすくカビやダニが発生しにくいというメリットに加え、色やデザインのバリエーションも豊富なのが特徴です。現代の暮らしにマッチする和紙畳で、あなたのライフスタイルに合った畳空間を実現しましょう。

※機械すき和紙を使用しています。コウゾ、ミツマタ等を使用した手すき和紙ではありません。

※ここに掲載されている情報は2024年2月26日時点のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。