
素材感のあるインテリアで暮らしを楽しむzumiさん宅。洗練された素敵なお住まいには、様々な工夫が詰まっています。今回は、zumiさんにそのこだわりの家づくりについてインタビューしました!
DAIKEN ユーザーさまに
家づくりのストーリーや建材選びのヒントをお伺いする
インタビュー企画「DAIKEN GALLERY CAFE」。
今回のゲストは、あたたかみがありながらもキリリと引き締まったインテリアコーディネートが素敵なzumiさんです。
前編はこちらから

本当に必要なものって…?家づくりは暮らしを考えるいい機会
質問できなかった、かつての自分。情報収集する側から発信する側に
私が家づくりをはじめたとき、情報収集のために欠かせなかったツールはやっぱりInstagram。自分好みな雰囲気のおうちに住んでいる方をフォローして、チェックしていました。ただ、遠慮してしまって「いい床だな、いいドアだな」と思ってもなかなか質問できなかったので、もどかしい思いもしていました。
今のInstagramのアカウントを開設したきっかけは、私が模様替えするのが好きなので我が家の変遷を記録しようと思ったからでした。でも、かつての私みたいに、何を使っているのかを聞きたいけど聞けない…という方もいると思うので、我が家の仕様やアイテムについて紹介する投稿もしています。良いと思ったものは共有したいタイプ。私で何か力になれるなら…と、フォロワーさんの相談に乗る時間も楽しんでいます。
家づくりのとき、考えておきたいこと
家を建てるときに一番大事なことって、「自分の暮らしを想像すること」だと思うんです。「リビングと寝室、どのスペースにいる時間が多くなるだろう?」とか。これから家を建てる方には、ぜひそういったことを想像して、何を優先するべきかよく考えてみることをおすすめします。
私はというと、子育てで時間に追われる暮らしから、時間にゆとりを持って暮らし自体を楽しめる家に変えることが理想でした。
例えば、私が今まで住んでいた家の洗面所は暗くて寒い空間が多かったので、南側に窓を配置した明るい洗面台にすることにしました。そうすることで、そこにいる時間がとても有意義な時間に変わるんです。窓から景色を眺めながらの歯磨きタイムは、今までよりもずっと好きな時間になりました。

今は毎朝、植物に霧吹きでお水をあげている時間がすごく好きなんです。「今日は元気だなとか、今日はちょっとへなへなっとしているな」とか…。そういうのをチェックしながら水をあげたり、葉っぱをふいたりしている時間がとっても癒やされるんです。だから、どんどんグリーンが増えていくんですが、インテリア的にもグリーンがあると空間のアクセントになるので。スワッグやハンキングなどを飾るときは夫に手伝ってもらいながら、自分が「ここがいい」って思うところまで、実は必死で調整しているんです(笑)
「今の私」が幸せであるための家

もうひとつお伝えしたいのが「今を大事にしてほしい」ということ。先々のことは誰にもわからないですよね。それに自分や家族の年齢によって、暮らし方ってどんどん変わっていくもの。
私は「将来のために、今は我慢する」より、「今の自分に合う」ことを大切にしています。月日を重ねれば求めるものはどんどん変化していくので、そのときそのときが幸せでいれるよう変化に対応していけばいい。
だから床材でいえば、無垢材自体は好きなのですが、このさき味のある質感を目指すために日々のメンテナンスが必要であること考えると前向きになれなくて…。その点、『トリニティ』は無垢材ではありませんが木のぬくもりを感じますし、表面に特殊強化フィルムが施されているので日焼けによる変色や傷に強く、お手入れが簡単なところも今の自分が求める暮らしに合っていて、気に入っています。

家づくりは暮らしを考えるためのいい機会。ぜひ、今のあなたが幸せであるための家づくりをしてほしいなと思います。

木、漆喰、アイアン…といった異素材のバランスが見事なzumiさん邸。ご自身や家族にとって心地よい暮らしを現在進行系で追求されている姿が印象的でした。zumiさん、ありがとうございました。
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