天井デザインにこだわっておしゃれな家に!
天井の役割とデザインのポイント、種類について

調湿機能の向上で快適な家に!結露のリスクと、調湿の3つのポイント

部屋のデザインを考えるとき、壁や床にばかり目を向けて、天井を後回しにしていませんか。

天井は、部屋の設備配管や屋根裏・上階の床組みを隠すだけの存在ではなく、家で快適に暮らすために必要な役割があります。

また、天井をデザインすることで、部屋の雰囲気をおしゃれに変えることができます。

本記事では、天井の基本的な役割と、天井デザインのポイント、種類について解説します。

目次

天井の基本的な役割

天井の基本的な役割

天井には、暮らしを快適にする役割があります。
具体的な役割を3つ紹介します。

  • ①:室内を保温する役割
  • ②:ホコリの落下を防ぐ役割
  • ③:部屋の雰囲気を演出する役割

①:室内を保温する役割

天井は、室内を保温する役割があります。

通常、温かい空気は部屋の高いところに、冷たい空気は低いところに留まります。
そのため、天井がないと空気が高いところへ上ってしまい、室温を適切に保つことができません。

分かりやすくいうと、マグカップに蓋をすると飲み物が冷めにくいのと同様で、天井が部屋全体に蓋をして保温しているイメージです。

室内の保温性をより高めたい場合は、天井の断熱性にこだわるのがおすすめです。

②:ホコリの落下を防ぐ役割

天井には、ホコリの落下を防ぐ役割もあります。

天井裏には梁や配管・配線などが入り組んでおり、構造や設備が複雑です。
通気性や日の当たりが悪く、お手入れもできない箇所なので、ホコリが溜まりやすくなります。

天井裏に溜まったホコリにはカビや虫が付着しやすく、部屋の中に入ってしまうと家具の損傷や家族の体調不良にもつながります。

天井は、そのようなホコリが部屋に降り注ぐのを防ぎ、室内を清潔に保つ役割ももっています。

③:部屋の雰囲気を演出する役割

天井は、形状や仕上げ材の選び方によって部屋の雰囲気をおしゃれに演出することができます。

また照明とあわせてデザインすることで、光の反射を調整することができ、室内の明暗をデザインすることも可能です。

部屋の雰囲気を左右する天井の形状には、大きく2つの種類があります。

よく採用される方法は、天井内の構造や設備配管を隠して仕上げるものです。代表的なものに「平天井」が挙げられます。

一方で、屋根や床の骨組みである梁などを、そのまま見せる「あらわし天井」と呼ばれる方法もあります。

この方法は、構造をそのまま見せることで、室内を広く見せてダイナミックな空間を演出することができます。

ですがこの場合も、断熱などの機能面から天井を張って仕上げることが多いため、次は天井を張った場合について、天井をおしゃれにデザインするためのポイントを説明します。

天井デザインのポイント

天井デザインのポイント

天井をおしゃれにデザインするポイントを3つ紹介します。

  • ①:天井の高さや形状を変える
  • ②:天井の色や素材にこだわる
  • ③:照明を工夫する

①:天井の高さや形状を変える

天井の高さや形状を変えることで、個性的な部屋の雰囲気を演出することができます。

例えば、天井の形状の種類として、勾配天井やドーム天井が挙げられます。

勾配天井は、傾斜のついた天井のことです。高さ方向に直線的な変化が生まれることで、部屋をスタイリッシュな印象にします。

一方、ドーム型天井や緩やかな丸いカーブを描いた天井は、西洋の宮殿や教会に取り入れることが多く、部屋に荘厳な印象をもたらします。

天井の高さや形状を変えることで、天井の印象をおしゃれにデザインできることはもちろん、部屋を広く感じさせる視覚的効果もあります。

おしゃれな天井デザインにこだわりたい場合は、設計段階から、天井の高さや形状も意識してみるとよいでしょう。

②:天井の色や材質などの素材にこだわる

天井の色は部屋の雰囲気を大きく左右します。

一般的に、明るい色の天井は空間を広く見せる効果があります。

一方で、天井に暗い色を取り入れることで、落ち着いた雰囲気や高級感を演出することもできます。

天井の仕上げ材には、クロス・ファブリック(布)・木材などの様々な種類のものがあり、それぞれ特性や質感も異なります。

天井をおしゃれにデザインするためには、部屋のテーマやコンセプトを決めて、素材からこだわって選びましょう。

③:照明を工夫する

通常、照明器具は天井に取り付けますよね。

天井をデザインするには、照明を工夫することも大切です。

おすすめの照明は、「間接照明」です。

間接照明とは、照明の光が直接目に入らないよう、光を天井や壁に反射させて部屋を照らす照明のことです。

天井面や壁面を照らすので直接光が目に入ることがなく、眩しさを感じず、柔らかく自然な光で部屋全体を照らすことができるのが魅力です。

この場合、天井の形状や仕上げ材選びと合わせてデザインすることで、部屋の雰囲気をより高めることができます。

また、間接照明は壁や天井に組み込まれているものもあるため、天井に別途照明機器を取り付けたり、吊り下げる必要がなくなります。

そのため、天井全体をすっきりした印象にできるのもメリットです。

天井デザインを考える際には以上3つのポイントを抑えることで、よりおしゃれな空間を演出することができるようになります。

次は天井デザインの種類について、形状と仕上げ材をそれぞれご紹介します。

天井のデザイン 形状の種類

天井のデザイン 形状の種類

ここでは、天井のデザインについて、形状の種類をご紹介します。

フラットに仕上げたり、アーチなどの曲面を作る方法もありますが、最も一般的なものは「平天井」という天井面を床と水平に仕上げたデザインです。

設備配管や天井裏の複雑な構造を隠すことができ、天井の形状もシンプルなため、コストを抑えることができるのが魅力です。

また、屋根などの形状に合わせて天井に傾斜をつけた「勾配天井」というデザインもあります。

天井の高さに変化をつけることで、部屋を広く見せることができるのが特徴です。

一方で、部屋の一部が下がっている天井を「下がり天井」といいます。

これは梁やダクトを隠すためにキッチンなどでよく用いられる方法です。

また、天井面を部分的に下げることで落ち着きのある雰囲気を演出することができるため、1つのデザイン手法として用いられる場合もあります。

下がり天井とは反対に、部屋の中央部分の天井をほかよりも一段高くする天井を「折り上げ天井」といいます。

人が集まるリビングスペースなどに「折り上げ天井」を用いることで、ゆるやかに空間をゾーン分けすることができたり、間接照明と併用することで高級感のあるデザインにすることができたりします。

次は天井の仕上げに使われる材料の種類について説明します。

天井のデザイン 仕上げ材の種類

天井のデザイン 仕上げ材の種類

天井は、部屋の中で特に広い面積を持つ部分です。

天井の色や柄・素材感を、床や壁と合わせて統一感を出すことで、より洗練された部屋の雰囲気を作り出すことができます。

天井の色やデザインを左右する仕上げ材の種類について5つ紹介します。

なお、ここで紹介する仕上げ材は、どれも天井の下地として張られる石膏ボードや合板等のボード上に、装飾を目的に使われる材料となります。

  • ①:クロス
  • ②:左官
  • ③:岩綿吸音板
  • ④:羽目板
  • ⑤:化粧梁

それぞれ解説します。

①:クロス

住宅の内装によく使われる、壁紙とも呼ばれるクロスを使用した仕上げ方法です。 クロスには様々なデザインのものがあり、自分好みの模様や色、テクスチャを使用することで、天井にユニークなデザインを施すことも可能です。

また、クロスを使用した天井は、リフォームの際に比較的簡単にデザインが変えられるのが魅力です。

②:左官

左官仕上げは珪藻土や漆喰といった土を練り合わせたものを、コテで職人が仕上げていきます。

塗り方によってはオリジナルな柄が出せるなど、個性を出した仕上がりも可能です。

③岩綿吸音板

岩綿吸音板はロックウールという素材でできた、ボード状の仕上げ材です。

名前の通り吸音効果がある仕上げ材ですが、ほかにも調湿や消臭機能を持ったものもあります。

例えば、ボード状の板材で吸音効果のあるものを採用した場合、室内の音響を向上させる効果があります。

室内の音の響きを調整し、快適に過ごせるようにするには、天井に吸音材を入れて調整することが効果的です。

吸音材は、余分な音を吸収し適切な反響や残響に調整することで、クリアで聞き取りやすい音環境を作ります。

④:羽目板

板材には、羽目板と呼ばれる無垢材や木目調の板材のものがあります。

羽目板は細長い板を重ね合わせながら並べることで、立体感のある仕上がりになります。

無垢材だけでできているものから、MDFなどの基材に木目柄を印刷したシートを貼ったものまで様々です。

羽目板の天井は、部屋に自然な温もりをもたらし、リラックスできるおしゃれな空間を演出します。

特に無垢材などの木材を採用した場合は、木ならではの香りや独特の質感を楽しめるほか、木は1つとして同じ木目をもつものはないため、部屋にオリジナリティを出せるのも魅力です。

⑤:化粧梁

構造や配管などを隠して天井を張って仕上げた「平天井」の上から、装飾として「化粧梁(ルーバー)」をつけることで、あらわし天井のような仕上げにデザインする方法もあります。

装飾として「化粧梁(ルーバー)」をつけることで、天井の基本的な役割は保ちつつ、あらわし天井のようなデザインを採用することができ、デザインの幅が広がる仕上げ方法です。

また、「化粧梁(ルーバー)」をダウンライト等の照明で照らして空間を演出したり、「化粧梁(ルーバー)」自体により照明器具を見えにくくすることもできます。

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天井の役割やデザインの種類を知って、おしゃれな家にしよう

天井の役割やデザインの種類を知って、おしゃれな家にしよう

天井の基本的な役割や、天井デザインのポイントや種類について解説しました。

おしゃれな家にするためには、好みや部屋のイメージに合った天井材やデザインを選ぶことが大切です。

DAIKENのロックウール吸音板『クリアトーン』や、カラフルでおしゃれな『パステルトーン』をはじめ、さまざまなタイプを用意しています。

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