DAIKEN PERSON

実際の工事現場で学んだ
「施工性」の大切さ
アメニティ事業部 開発 
M.Y(2017年入社)
学生時代は

学部生のころは興味のない授業にはあまり出席しない、今考えれば不真面目な学生でした。そのかわりに大学の近くを散歩したり、空いている時間帯に美術館に行ったり、大学の図書館で本を読んだり、陶芸サークルの部室に入り浸っておしゃべりをしたりと、これまでできなかった経験や学び、そして知己を得ることができました。
大学院生になると平日はほぼ毎日研究室に行くようになりました。先生や先輩方は非常に丁寧に研究の手法や指針をご指導くださり、物事を論理的に考え課題を解決していくための基礎を培うことができたと思います。本当に人と環境に恵まれた学生生活でした。

DAIKENを選んだ理由

大学での専攻分野が建築環境工学だったこと、そして人々の日々の暮らしを支える製品の研究開発に携わりたいと考えていたことから、設備機器・建材メーカーを志望していました。そのなかでDAIKENの存在を知り、自分の志望内容と合致するように感じたので応募しました。最終的な決め手となったのは、仲の良かった研究室の先輩がDAIKENに就職し、業務内容や社風を教えてもらえたことです。また就職活動中に採用担当の方に親身になって相談にのっていただけたことも大きな要因でした。

入社後の研修・キャリアパス

入社後、研修で2か月ほど大阪ショールームに配属され、お客様へのご案内の仕方や製品ラインナップなどを学びました。その後住機製品事業部に本配属され、最初は「新規製品の企画・開発」を担当し、2年目には壁厚収納の新製品企画・開発を経験しました。住機製品の知識や開発業務のフローを覚えながら、アイデア出しの方法などを学びました。初めての富山での生活や学生時代と会社員生活とのギャップなどに戸惑いつつも、優しい先輩と上司に恵まれ何とか乗り切ることができました。今でも何かにつけて相談に乗っていただくなど、お世話になっております。 3年目で東京に異動(部署は変わらず)。先輩から引き継ぐ形でリノベーション市場製品の開発に携わりました。業務の中でマンションリノベーションの現場に密着する機会があり、実際に自分の目で工事の工程や各建材の施工方法を確かめたり、大工さんの工夫や困りごとを聞くことができました。このときに「施工のしやすさ」は重要であるということを実感し、今でも製品開発時には「施工性」という観点を忘れずに検討することを心がけています。

現在の業務・やりがい

4年目から今のアメニティ事業部に異動し、全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」の企画や開発に携わっています。業務内容はユカリラを使用したときの室内温熱環境の分析や新しいタイプの企画・部材開発、販促ツールの作成など多岐にわたります。大学時代に学んだ温熱環境の理論的な知識と、これまで住機製品の開発で学んだ実務的な知識や社内外のネットワークを生かして業務に臨んでいます。

今後の夢・挑戦したいこと

まずは今手掛けている「ユカリラ」の製品開発を進め、新製品を発売することが目標です。今後は現状の売上分析や、そこから製品開発の方向性を考えるといった企画的な仕事に挑戦したいです。また目指す姿として、これまで上司や先輩が私に対してしてくださったように、同僚や後輩に対して優しくいつでも手助けできるような器の大きい人間になりたいです。その他、将来どのようなライフステージを歩むかはわかりませんが、できる限り仕事は続けていきたいと思っているので、ワーク・ライフ・バランスを上手にとっていくことを心がけていきたいです。

就活生へのメッセージ

就職活動中はなかなか気が休まらないなかでたくさん選択を迫られる場面があると思いますが、しっかり悩んで後悔しない判断をしてほしいと思います。そして忙しくても食事と睡眠はしっかりとることを心がけてください。私の経験上、この2つが不足している中で何かを考えたり判断したりするとろくなことになりません(笑)