ニュースリリース

大建工業株式会社（大阪市北区中之島、社長：億田正則）は、12月13日（水）～15日（金）の3日間、東京ビッグサイトで開催される「ジャパンビルド－建築の先端技術展－」の一環として開催される、施設のオーナー・管理者向け製品・サービスを提案・紹介する展示会「第6回施設リノベーションEXPO」と、ビル向けの建材・設備など、次世代のビル設計・工事・管理に必要なあらゆる技術を持つ企業が集結する展示会「第8回スマートビルディングEXPO」に出展いたします。

「施設リノベーションEXPO」では、床からのふく射熱で空間を冷暖房する『ユカリラ』を社外の展示会に初出展するほか、「スマートビルディングEXPO」では、ビルの屋上等で手軽に菜園を開設できるシステム『みんなのエコ菜園』をご紹介いたします。本展示会への出展を通して、これまで当社と接点の少なかった建築・設計関係者様や施設オーナー様などに対し、幅広い非住宅向け製品を積極的にご提案するとともに、今後の新製品開発に活かせる情報収集にも努めてまいります。

●「施設リノベーションEXPO」当社出展概要

「施設リノベーションEXPO」では、“ふく射”を利用した、体に優しい冷暖房システム『ユカリラ』をご体感いただけるブースを設置いたします。冷房・暖房を効かせた空間をそれぞれご用意し、ふく射ならではの快適性だけではなく、省エネ、省施工、省コストに貢献する新たな形の冷暖房として、認知度向上や更なる普及を図ります。
また、『ユカリラ』は様々な施設に導入いただけるよう、床下地や構造別に4タイプをラインアップしており、これらについても、パネルや模型などを用いてご紹介します。

施設リノベーションEXPO『ユカリラ』出展イメージ

◇全空気式床ふく射冷暖房システム『ユカリラ』

今回、展示会初出展となる『ユカリラ』は、熱の伝わり方である「伝導」と「対流」と「ふく射」をバランスよく取り入れた冷暖房システムです。エアコンの風を直接部屋の中に入れずに、まず床下に送り込み、床部分を暖めたり冷やしたりすることで、冷風や温風だけでなく「ふく射」の効果も活用しながら快適な空間を作り出します。
空間の快適性向上に向け、室内の空気質や温熱環境などの基礎研究に取り組む当社は、近年、ふく射の力で空調を行う冷暖房システム「ユカリラ」の提案を積極的に行っています。2020年4月に『ユカリラ』の開発・販売を専門的に担う「快適空間部」を立ち上げ、その翌年には当社初の「ユカリラ体感ショールーム」を新設、その後、各種施設向けの製品バリエーション拡充に努めるなど、新たな事業展開として活動を強化しており、本展示会への出展もその一環です。

『ユカリラ』による冷暖房イメージ

出展社ページはこちら ＞

●「スマートビルディングEXPO」当社出展概要

「スマートビルディングEXPO」では、ビルの緑化や屋上菜園の導入などに役立つ製品として、国産材を活用した木質培地『グロウアース』と、同培地を活用した菜園システム『みんなのエコ菜園』をご紹介します。
当日は、『みんなのエコ菜園』で用いるプランターをご用意し、菜園の雰囲気や、『グロウアース』の軽量さなどをご確認いただける展示内容としています。

出展社ページはこちら ＞

スマートビルディングEXPO当社ブースイメージ

◇都市型菜園 開設支援システム『みんなのエコ菜園』

『みんなのエコ菜園』・『グロウアース』導入事例

ビルの屋上やマンション・オフィス等の共用部など、都市部の未活用なオープンスペースに簡単に導入できる菜園システムです。「都心で手軽に野菜を育てる」という“コト”提案を通して、人が集まり、緑あふれる開放的なコミュニケーションスペースの創出を目指します。
また、『みんなのエコ菜園』は、一般土壌の約1/2の重さの木質培地『グロウアース』を使用しており、建物の耐荷重制限内での設計を行いやすいのが特長です。また、大掛かりな工事も必要としないため、新築時だけでなく、既存の建物にもすぐに導入でき、建物価値向上にも貢献します。

【展示会概要】