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ニュースリリース

全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」
8月より全国販売を開始

2018年09月07日

大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田 正則)は、全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ(YFPシステム)」を一部地域にて限定販売しておりましたが、2018年8月より全国販売を開始いたしました。なお、本システムは株式会社N・SET(広島市佐伯区、社長:入來院 昌彦)が開発し、当社はシステムの構成製品である「ユカリラふく射パネル」を製造・販売しております。

【背 景】

健康面の観点から、近年“ふく射”による室内の温度調整が注目されています。“ふく射”とは熱の伝わり方の一つで、空気や物体を介さず、離れた場所にある物に熱を伝える現象です。直接対象に触れなくとも遠赤外線によって離れたものがじんわり温まったり、夏場にトンネルの中に入るとひんやりと感じたりするのと同様の仕組みです。
この“ふく射”を利用した全空気式冷暖房システム「ユカリラ」は、エアコンの風を壁内のダクトを通して床下のパネルに送り、自然な涼しさ・暖かさを室内に与えるシステムです。人に直接風が当たらないため、肌の乾燥やホコリの巻き上げが少なく、ゆるやかに体感温度を調整できる、新たな空調の形です。
当社では、「ユカリラ」を2016年12月より地域を限定し試験的に販売を行っておりましたが、販売体制が整ったことを機に、2018年8月から全国販売を開始しました。
住宅だけでなく、重点市場として取り組みを強化している公共・商業建築分野にも最適な本システムの販売を通して、多くの方が快適に過ごせる空間の普及に貢献してまいります。

【「ユカリラ」の仕組み】

「ユカリラ」の仕組み

エアコンの風が、ダクトを通してフローリングの下の「ユカリラふく射パネル」に送られます。風がパネルの中を通る間に、熱がパネル表面の金属板に伝えられ、床仕上げ材の表面からふく射熱として室内に届きます。

※「ユカリラふく射パネル」の構造

「ユカリラふく射パネル」の構造

ユカリラふく射パネルの主な仕様

製品寸法 40mm厚さ、600×606mm、600×909mm、600×1,212mm、600×1,820mm(全4サイズ)
構成 基材:パーティクルボード、流路板基材:PP板、表面材:金属板

【「ユカリラ」の特長】

1.風が直接当たらない、おだやかな冷暖房 〈健康配慮〉

「ユカリラ」は、風を感じない空調なので、肌表面から水分を奪いにくく、ホコリやウイルスも巻き上げにくいため、住宅はもちろん、幼保・高齢者・医療施設への設置もおすすめです。また、ふく射によっておだやかに熱の伝達を行うため、急激な温度変化に伴う体への負担も少なく安心です。さらに、「ユカリラ」はスポーツ施設や体育館等にも設置できるので、バドミントンや卓球など、風の影響を受けやすい競技中でも室内を冷やすことが可能となり、熱中症予防も期待できます。

2.効率的な温度調整で電気代節約、環境にも優しい 〈環境配慮・経済的〉

ふく射によって直接対象を暖めたり、冷やしたりするので、広い部屋や天井が高い空間でも温度ムラなく効率的に体感温度を調整できます。そのため「ユカリラ」で使用するエアコンの設定温度は、夏の冷房なら28℃、冬の暖房なら20℃で十分に快適さが実感でき、電気代も節約、環境配慮にも貢献します。

3.小部屋でも室温調整が可能 〈快適〉

フロア下に風を送るシステムにより、壁や間仕切りに関係なく、複数の部屋を一つの空調機でまかなうことができます。トイレ・洗面所・更衣室など、通常ではあまり冷暖房を設置しにくい小部屋でも室温調整が可能となるため、部屋間の温度差によるヒートショック等の予防にもつながります。

4.簡単工事で導入可能、メンテナンスフリー 〈安心・安全〉

「ユカリラ」は電熱や温水を利用する従来の床暖房と異なり、エアコンからの風によって温度を調整するため、漏電や液体漏れの心配がありません。リフォームでの導入も可能な上、お好きなフローリングやカーペット、畳等も使用できますので、お部屋の雰囲気も損ないません。

【「ユカリラ」参考価格】

材工概算価格:62,000円/㎡

【「ユカリラ」販売目標】

3億円/年(2018年度)

【製品に関するお問い合わせ先】

大建工業株式会社 エンジニアリング事業企画部 TEL:03-6271-7767

※ここに掲載されている情報は発表時のものであり、ご覧になられている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。