キッチンの引き出し収納術!浅い・深い場所別に解説&選び方や事例も紹介

キッチンの引き出し収納の収納術をご紹介します。キッチンには、鍋やフライパンなどの調理器具から、食器、調味料まで収納するモノも家庭によって異なります。浅い引き出し、深い引き出し別に、何を収納したらいいのか解説しているので、ぜひ参考にしてください。
キッチンの引き出しは、どこに何を収納するべき?
収納場所 | 収納するもの |
コンロ下 | ・フライパン、鍋類 ・油、みりん、料理酒などの調味料 ・鍋掴み、鍋敷き、油の吸収剤、アルミホイルなどの台所雑貨 |
シンク下 | ・ザル、ボウル ・ヤカン、パスタ用鍋 ・詰め替え用洗剤 ・常温保存の調味料 ・ゴミ箱 ・ラップ、キッチンペーパー、水切りネットやビニール袋、掃除用品 |
ワークトップ(天板)下 | ・調味料(砂糖、塩など) ・まな板や包丁などの調理器具 ・カトラリー、小物 ・豆皿、小皿 |
キッチンの収納は「必要なモノが、必要なときに、すぐ取り出せる」ことが大切です。作業の流れを意識して、それぞれの場所で必要になるもモノを収納するようにしましょう。使いやすいキッチンは調理がしやすくなり、安全かつ効率的に調理ができるようになります。また、収納する場所を固定するのもポイントです。モノを探す手間が省け、作業効率を高まります。
コンロ下の深い収納の活用アイデア4つ

コンロ下の深い収納には炒め物やスープ類など、火を使う調理に使うモノを収納するのがポイントです。コンロ下はひとつの大きな引き出しになっている場合が多いので、空間を上手に使うことを意識しましょう。ここでは、コンロ下の収納アイデアを5つ紹介します。
使用頻度により置き場所を変える
普段よく使うフライパンや鍋類は引き出しの手前側に、使用頻度の低い調理器具などは引き出しの奥側に収納すると使いやすいキッチンになります。また、油やみりんなどの調味料は、調理中にすぐ取り出せるよう、引き出しの手前側に収納するのがおすすめです。
立てて収納する
フライパンや鍋はつい重ねて収納してしまいがちですが、ファイルボックスなどを利用して、立てて収納することで、取り出しやすい収納になります。このとき、取手を手前にしておくと、調理中でも取り出しやすく便利です。また、キッチンツールもスタンドなどに立てて収納しておくと取り出しやすくなります。
余裕を持って収納する
コンロ下に収納したモノは火を使った調理中に使用することが多くなります。必要なときにパッと取り出せるよう、引き出し中は一目で収納しているモノが分かるようにしておきましょう。
シンク下の深い収納の活用アイデア3つ

シンク下の深い収納には、水を入れて使う鍋やザル・ボウルなど水まわりで使うモノを中心に収納するのがおすすめです。また、食器用洗剤や常温保存の調味料を収納しておく場所にも適しています。ここではシンク下の収納アイデアを3つ紹介します。
調味料はプラスチックケースにまとめる
シンク下にお酢やごま油などの液体調味料を収納する際は、プラスチックケースにまとめ、液垂れを防止しながら収納しましょう。シンク下が汚れるのを防ぐことができます。またシンク下は、常温保存の調味をストックしておく場所にも適しています。ケースにまとめて収納しておけば、使用する際に探す手間を省くことができます。
カテゴリーに分けて収納する
シンク下には掃除用品や調味料、ザル・ボウルなど様々なモノが収納されます。どこに何を収納したかすぐ分かるよう、カゴなどを利用し、同じカテゴリーのモノはまとめて収納しておくと便利です。ストック用品の管理も簡単になります。
引き出し内にポールで橋渡しをする
かごや収納ケースがない場合は、ポールを使って引き出しの中に仕切りを作るのもおすすめです。大きさが違うモノでも立てて収納しやすくなります。また、アルコールスプレーや掃除用スプレーなど、ポールに引っ掛けておけば、底が深い引き出しでも取り出しやすくなります。
ワークトップ(天板)下の浅い収納の活用アイデア3つ

ワークトップ下には、包丁やまな板、調味料など調理中に使うモノや、カトラリー類や小皿など配膳に使うモノを収納するのが一般的です。ここでは、ワークトップ下の浅い引き出しの収納アイデアを3つ紹介します。
用途ごとにカトラリーケースを分ける
カトラリーケースを使うことで、散らかりがちなカトラリー類もキレイに収納できます。また、テーブルフォークやデザートフォークなど用途別に分けて収納しておくと、取り出しやすい収納になります。
調味料の容器を揃える
調味料やスパイスなどは同じ形の容器に移し替えると、スペースを無駄なく使え、キレイに収納できます。また、上から見たときにどの調味料か分かるように、容器の上部分にラベルを張っておくのがポイントです。
お皿は重ねて収納する
皿や豆皿などは種類ごとに重ねて収納しておくと、上から見たときにお皿の種類が分かりやすくて便利です。また、平積みしておくことで、一度にまとめてお皿を取り出せるので、配膳もスムーズに行えます。
リフォームをお考えなら!キッチンの引き出し収納を選ぶポイント
キッチンをリフォームする際、キッチン本体とは別に、キッチン収納棚(食器棚)の設置を検討される方も多いのではないでしょうか?引き出し収納なら奥のスペースまで無駄なく使えて便利です。ここでは、引き出し付きのキッチン収納棚を選ぶときのポイントをご紹介します。
取手の種類
キッチン収納棚の引き出しの取手は、大きく「外付け取手」「引手(くぼんだ取手)」「取手なし」の3種類に分けられます。「外付け取手」は掴みやすい反面、キッチン内を移動する際に接触する恐れがあります。一方「引手」や「取手なし」は、見た目もスマートで狭いキッチンに置いても動線を邪魔しない作りとなっています。ご自宅のキッチンの大きさや取手の掴みやすさを考慮して、取手の形状を選ぶようにしましょう。
ストッパーの有無
引き出しが抜け落ちてしまわないよう、引き出しの奥にストッパーがついているか確認しましょう。ストッパーがついていない引き出しは、勢いよく開けると抜け落ちてしまう恐れがあります。
耐震ロック機能の有無
地震の際に引き出しが飛び出してこないよう、耐震ロック機能がついているかも確認しましょう。引き出しが飛び出してしまうと、中のモノが飛散したり、引き出しが動線をふさいだりするなど避難の妨げになってしまいます。また、食器棚が倒れてしまう可能性もあるので、設置する際は壁面に固定しておくのがおすすめです。
引き出し付きキッチン収納棚おすすめ3選
キッチンにあると便利な引き出し付き収納棚の実例をご紹介します。ご紹介する商品は全て壁面に固定されているので、地震の際も安心です。ぜひ、キッチン収納棚を選ぶ際の参考にしてください。
上品でスタイリッシュな引き出し付き収納棚

収納を感じさせない、木目調で上品さのあるキッチン収納棚です。大中小の引き出し収納があり、用途によって自由に使い分けられます。カウンター部分には炊飯器などのキッチン家電を置くことができます。落ち着いたシックなデザインのご家庭におすすめです。
利便性抜群の壁面収納棚

浅い引き出し、深い引き出しの両方があり、収納するモノに合わせてたくさんのモノが収納できるキッチン収納棚です。食器用スペースは扉が透けており、使いたいお皿がすぐに取り出せます。炊飯器などのキッチン家電を置くスペースもあるので、利用性は抜群です。
窓際への設置も可能なL字型収納棚

収納部分がL字型に分かれているタイプのキッチン収納棚です。L字型なので、棚が起きにくい窓の周りにも設置することができます。食器用棚は透明部があり、食器の取り出しに手間取りません。キッチン用品だけでなく、書籍などリビングで使用するものも収納できます。
引き出し収納を上手に活用して、スッキリとしたキッチンに!
キッチンは「必要なモノが、必要なときに、すぐ取り出せる」ことで作業効率がアップします。作業の流れを意識してモノを収納するようにしましょう。また、引き出しを開けたときに、どこに何が収納されているか、一目で分かるようにするのもポイントです。モノを探す手間が省け、よりスムーズに調理を行えます。調味料など形が様々で整理整頓が難しいものは容器を移し替えるなど、効率を考えた収納がおすすめです。
今回はキッチンの引き出し収納の収納術、収納棚の選び方を紹介しました。ぜひご自宅にぴったりな棚選びの参考にしてください。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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