キッチンの吊り戸棚を使った収納術！吊り戸棚の選び方・事例も紹介
高い位置にある吊り戸棚は使い方に悩んでしまいますよね。今回は吊り戸棚の収納を上手に活用するアイデアをご紹介します。また、吊り戸棚の特徴や選び方を解説していますので、設置を検討している方もぜひ参考にしてください。実際に吊り戸棚を活用した事例をご紹介しています。
吊り戸棚とは？
吊り戸棚とは、壁の上部や天井に直接取り付けられた収納棚のことです。ウォールキャビネットとも呼ばれ、キッチン上部の空いたスペースに設置されます。食器などの小物やストック用品の収納に適した収納棚です。吊り戸棚は、高さによって、「ロング」「ミドル」「ショート」といった種類に分けられます。
吊り戸棚の魅力
コンパクトな見た目の吊り戸棚ですが、収納力が高いのが魅力です。収納物に合わせて棚板の位置を調整できるため、吊り戸棚全体を無駄なく収納に使えます。また、吊り戸棚はキッチン上部のデッドスペースに設置できるので、動線を邪魔せず、狭いキッチンでも十分な収納力を持たせることができます。棚には扉が付いているため、どんなにモノを収納しても、外から中は見えません。スッキリしたキッチンを演出できます。
キッチンの吊り戸棚を使った収納アイデア | アイテム編
高い位置にある吊り戸棚ですが、アイテムを使うことで使いやすさがアップします。ここでは吊り戸棚を上手に活用する収納アイデアを紹介します。
取手付きケース
吊り戸棚のような高い位置にモノを収納する際は、取手付きのケースに入れると便利です。取手を付けることで、取り出しやすく、ワンアクションで出し入れができるようになります。また、ケースごと出し入れすることで、奥のモノも簡単に取り出せます。
蓋付きボックス
蓋付きボックスを使えば、2段重ねで収納することができます。蓋が付いているので、埃をかぶることも避けられます。使用頻度の低い食器などの収納におすすめです。
ファイルボックス
ラップやキッチンペーパーなどの細々した消耗品のストックは、ファイルボックスに入れて収納するのがおすすめです。奥行きを有効活用できるだけでなく、見た目もスッキリします。
ディッシュスタンド
使用頻度の高いお皿は、ディッシュスタンドを使って食器類を立てて収納しておくと、取り出しやすくて便利です。また、立てて収納することで、収納スペースの確保もできます。
吊り下げラック
吊り戸棚の下スペースを有効活用できるアイテムです。手の届きやすい場所に収納スペースを作れるので、調味料を収納するのに適しています。また、コップや小皿なども乾燥もかねて収納できます。
キッチンの吊り戸棚を使った収納アイデア | テクニック編
キッチン収納は「必要なモノが、必要なときに、すぐ取り出せる」ことが大切です。ここでは、吊り戸棚をより使いやすくする収納テクニックをご紹介します。
上段と下段を使い分ける
吊り戸棚にモノを収納する際は、使用頻度の高いモノは下段、使用頻度の低い調理器具、ストック用品などは上段に置くと使いやすい収納になります。また、落下の恐れがあるので、上段には軽いモノを収納しましょう。
カテゴリー別に収納する
吊ストック用品、掃除用品、保存食などカテゴリー別に収納してくと、モノを探す手間が省けます。また、カテゴリー別に収納することで、消耗品の管理もしやすくなります。
収納ボックスのサイズを揃える
収納ボックスのサイズを揃えることで、隙間なく吊り戸棚を使用できます。また、収納ボックスのサイズが同じなら、重ねて収納することも可能です。
吊り戸棚の選ぶ際に意識すべき4つのポイント
吊り戸棚は目線より高い位置にある収納となりますので、収納量だけでなく、使いやすさを考慮して選ぶことが大切です。ここでは、吊り戸棚を選ぶ際の4つのポイントをご紹介します。
高さ
吊り戸棚の底が、棚を使用する人の目線の20cmほど下になるよう設置すると、手が届きやすい収納棚になります。ただし、吊り戸棚を低い位置に設置する際は、他のキッチン収納や窓と重ならないように注意が必要です。
奥行
吊り戸棚の奥行きは、キッチンの天板よりも浅いものを選びましょう。天板よりも深いと頭をぶつけてしまう可能性があります。キッチンのワークトップから30cm狭いものが理想的です。
機能
吊り戸棚には様々なタイプがあります。高い所のモノを取るのが苦手な人は、昇降タイプがおすすめです。食器や調味料などが取り出しやすくなります。また、ステンレス素材の吊り戸棚なら、キッチンの水気・湿気対策が可能です。ご自分の目的に合った吊り戸棚を選ぶようにしましょう。
デザイン
キッチンのインテリアに合わせた「素材」の吊り戸棚を選ぶことで、統一感が生まれます。特に、吊り戸棚だけを後から設置する際は、もともとあるキッチンの雰囲気を壊さないように注意しましょう。
吊り戸棚付きキッチン壁面収納のリフォーム事例3選
キッチンにあると便利な吊り戸棚付き壁面収納の実例をご紹介します。吊り戸棚を設置する高さはご希望に合わせてお選びいただけますので、ぜひお気に入りのデザインをお探しください。
木目がおしゃれで温かみのある吊り戸棚
木目の温かみを感じられる吊り戸棚付き壁面収納です。吊り戸棚にはティッシュユニットが付いているので、置き場所に困るティッシュやキッチンペーパーのストック収納が可能。さらに下には、取り出し口もついているため、扉を開けずにティッシュ・キッチンペーパーを引き出せます。
スケルトンが部屋に圧迫感を与えない吊り戸棚
圧迫感を与えないスケルトンの扉が特徴的の吊り戸棚付き壁面収納です。収納物が一目で分かるので、必要なモノをすぐに取り出せます。
下の段にお気に入りの食器を収納すれば、インテリアとしてもお使いいただけます。
モダンなデザインでも収納力は抜群な吊り戸棚
白と黒を貴重としたモンダンなデザインの吊り戸棚付き壁面収納です。ロングの吊り戸棚は収納抜群で、食器棚としてもお使いいただけます。収納スペースが「扉つき」「スケルトン」「扉なし」となっているので、「インテリアとしての見せる収納」「収納を重視する隠す収納」の両方を兼ね揃えています。
キッチンの収納は吊り戸棚の有効活用で！
狭いキッチンでも設置でき、キッチンの収納力を上げてくれる吊り戸棚。収納方法を工夫すれば、さらに使いやすいキッチンになります。キッチンがモノに溢れて収納に困っている方は、ぜひ吊り戸棚の設置を検討してみてはいかがでしょうか？
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める
カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる
オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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