狭い部屋を広く見せるレイアウト術1
狭い部屋を活かして心豊かに
狭い部屋は、使わないモノをとりあえず置きやすく「物置化している!」なんてことも・・・
モノを置くにも視覚効果や収納の活用の仕方などレイアウト次第でスッキリと使いやすくなります。狭くても上手く活かした空間づくりで暮らしをもっと豊かにしましょう。
狭い部屋を活かすメリット
- どんなスペースでも家の一部、家賃などお金を払っていることに変わりはありません。だからこそ、狭い部屋でもしっかり使いましょう。
- 今までリビングなど他の部屋にあったモノを置けるので、他の部屋のものが減りスッキリします。あちこちに置いていたモノの位置を集約することで、モノの管理が楽になります。
- 狭い部屋だからこそモノが取りやすく使い勝手のいい部屋になるというメリットもあります。
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フォーカルポイント(目を引く点)はまず、部屋に入った正面です。入った正面に背の高いモノを置くと圧迫感を与え、またゴチャゴチャした印象にもなります。できるだけ部屋の入口正面から奥の壁まで見えるようにすると、奥行きを感じ部屋が広く見えます。
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背の低い家具は目線が奥に繋がりスッキリした印象になります。本なども扉つきの棚に収納することでスッキリとし、広く見える空間づくりに役立ちます。
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敷物を敷かず床を多く見せることで、床面積が広く感じる効果があります。
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部屋の色も大体3~4色と決めましょう。面積を多く締める布団カバー、カーテン、家具類など大面積を占めるモノの色を決めると、統一感が出てスッキリ広く感じます。
広く使える3つの工夫
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狭い部屋で一番悩むのがベッドの配置です。真ん中に置いてしまうと部屋のゾーン分け(用途別にスペースを分けること)ができなくなります。入口から向かって左の壁にベッドをくっつけ動作しやすい配置にします。
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デスクとベッドを向かい合わせにすることでベッドの足元側が椅子替りにもなります。モノに2役を与えることでスペースの有効活用ができます。
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デスク正面にマグネットパネルを使うことで、机の上に場所を取りません。
また必要な書類がすぐに見え、文具もすぐに取れ使いやすくなります。防災用に懐中電灯がすぐとれるようにくっつけておくのもいいですよ。
ゾーンに分けて部屋を使う
いくら部屋を広く見せても使いづらいと意味はありません。押し入れ用の衣類収納用品も多くの種類がありますので【押入れは衣類収納】として活かし、別の場所に【ホームウェアを入れるケース・羽織るモノを掛けておくスペース】【お茶を飲めるスペース】などをつくります。コンパクトでゾーン分けをきちんとすることで、モノがあちこちに移動したり、ぐちゃぐちゃになったりせず、快適に過ごすことができます。本棚とティータイムスペースをまとめることで、お茶を飲みながら本を読むなど、くつろげる部屋にもなります。
まとめ
充実した暮らしの中にある整理収納
狭いからとあきらめず工夫をすることで快適な心地よい空間はできるはずです。
部屋が狭くなったからリフォームを!というときや、もっと部屋をうまく活用できないかな?とお困りの際は整理収納アドバイザーに相談されることをおススメします。暮らしが充実する空間づくりのお手伝いができる身近な存在だからです。