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「家族同然の猫だからこそ、ストレスなく暮らしてもらいたい」と、飼い主なら誰もが思うもの。室内飼いの猫にありがちな運動不足やストレスを防ぐためには、キャットウォークやキャットステップなどの設置がおすすめです。
キャットウォークというのは、高い場所に設置した猫の通り道。猫の運動不足やストレス解消に役立つといわれており、ECサイトをはじめ、猫用品専門店やリフォーム会社、工務店などなど、様々なお店が取り扱っています。最近では工具や木材を購入し、キャットウォークをDIYする人も増えているのだとか。
一方で、「せっかくキャットウォークを設置しても使ってくれるのかな」と不安に思う方もいることでしょう。老猫や普段あまり運動しない猫の場合、落下などの思わぬ事故も心配ですよね。そこで、どのようなキャットウォークなら猫が喜んで使ってくれるのか、キャットウォークをDIYするリスクもあわせて考えてみました。
猫に小判とは言うけれど。キャットウォークは喜んでもらえるのか

「猫に小判」という言葉を誰でも一度は聞いたことがあるはずです。この言葉は京都いろはかるたの一つとしても知られていて、猫に小判は「価値の分からない者に値打ちのある物を与えても役にも立たない」という意味で使用されます。
猫という動物は気まぐれで、何を考えているのか分からないことがあります。とはいえ、せっかく設置したキャットウォークが「猫に小判」になったら悲しいですよね。
猫がキャットウォークを使わないのはキャットウォーク自体が嫌いなのではなく、そのキャットウォークが猫目線で作られていないからなのかもしれません。
猫という動物は大自然の中で暮らしていた野生時代の名残から、部屋を一周できたり高所から周囲を見渡せたりすると安心します。ただし、単にキャットウォークがあるというだけでは退屈してしまう可能性があるため、隠れることのできるスペースや覗き窓を設けるといった工夫が大切。猫はもともと高い場所で過ごすのが好きなので、理想的なキャットウォークを設置してあげれば、きっと喜んで使ってくれるようになりますよ。
キャットウォークのDIYは危険な場合も
部屋にキャットウォークを取り付けたいと思ってはいるものの、「業者に依頼すると高額な費用がかかってしまうのでは」と不安になる方も多いでしょう。自分でDIYするほうが安上がりなのではないかと考える人もいると思います。
安全性が高いキャットウォークを作るためには、きちんと設計したうえでDIYを行う必要があります。素材や作り方など、いくつかの注意点を押さえておけば、プロでなくてもキャットウォークの自作は可能ですが、間違った方法で作ってしまったものはとても危険です。最悪の場合は猫が落下して、怪我をする可能性もあるため、十分に注意しましょう。
老猫の落下事故は危険がいっぱい
非常に優れた運動能力を持っている猫ですが、時には高い場所から落下してしまうこともあります。特に老猫は関節が弱っていて、若い頃に比べて筋力も衰えているので要注意。踏ん張りがきかずに足を滑らせてしまったり、ジャンプの飛距離が足らずに落下してしまったりすることも珍しくありません。足をくじくくらいならまだ良いですが、骨折や脱臼、ヘルニアを引き起こした場合などは、治療にも時間がかかります。
「せっかく作ったキャットウォークで猫が転倒して怪我をしてしまった」という事態は何としても避けたいもの。そうならないためにも踏板の材質は滑りにくいものを選び、足場は猫が歩きやすい幅に調整しましょう。多頭飼いであればすれ違うことができる幅にして、2方向から昇り降りできるようにすると、落下の危険性を少なくすることができます。
キャットウォークに必要なのはプロの安全性
キャットウォークはただ設置すれば良いというわけではなく、安全性の高さや視界の広さを確保することが大切です。そのため、うまく固定する自信がない人やDIYに慣れていない人が取り付けることはおすすめできません。
猫の安全と飼い主さんの手間を考えると、キャットウォークの設置は猫と住宅用の建材を知り尽くしたプロに任せるのが一番です。プロに依頼すれば工具や材料を購入する必要がなく、作業をするために揃えた道具を持て余すこともありません。安全性や確実性を求めるならば、信頼できる業者に依頼することを考えてみてください。
猫目線に立ったキャットウォーク!『ねこルート』や『ねこボックス』で安全安心な空間を

ねこルート〈ミルベージュ〉、ねこボックス〈ミルベージュ〉
DAIKENの『ねこルート』や『ねこボックス』は、猫目線に立った猫が喜ぶ機能と安全性を兼ね備えたキャットウォークです。
『ねこルート』は猫同士がすれ違える幅を確保してあるため、多頭飼いをしているケースでも喧嘩を防ぐことができます。また、表面には滑りにくいシートが貼ってあり、怪我をしないように板の角が丸くなっているなど、猫の安全性に配慮した設計となっています。
『ねこボックス』は狭い場所を好む猫の隠れ場所になり、覗き窓から顔を出して部屋を見渡すこともできます。DAIKENの『ねこルート』や『ねこボックス』を取り入れたキャットウォークなら、きっと「猫に小判」ということにはならないでしょう。
まとめ
キャットウォークは猫目線で考えて設置する必要があり、その際に最も重要なのは“猫の安全性”を考えることです。『ねこルート』や『ねこボックス』を活用して、愛猫が安心して喜んで使えるキャットウォークを設置したいですね。
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