建築用語集

ライフサイクルアセスメント(LCA)

ライフサイクルアセスメントは製品やサービスが環境に与える影響を、原材料の採取から製造、流通、使用、廃棄やリサイクルに至るまでの全段階で評価する方法です。エネルギー消費や温室効果ガス排出量、水の使用量などを定量的に測定し、環境負荷を「見える化」します。
また、ISO規格(ISO14040)にも基づいているため、信頼性のある分析が可能です。製品の環境負荷を科学的に把握し、改善点を見つけるために活用されています。企業が製品の設計や製造過程を見直して環境負荷を低減させるだけでなく、消費者もLCAを通じて環境に配慮した製品を選ぶ指標とすることができるという点でも、持続可能な社会の実現に貢献しています。

カテゴリから探す

<監修>

  • 今西 千登瀬 (いまにし ちとせ)

    ■資格
    宅地建物取引士、2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、賃貸管理業務主任者、ライフオーガナイザー1級、リビングスタイリスト1級、ホームステージャー2級、他多数。

    1979年、東京都出身。東京ファンライフ不動産 代表。

    大学時代に空間デザインを学び、大手建材メーカーにて住まいのコンサルタントを経験。
    その後、不動産仲介・住空間提案に携わり、現在は「子育て住空間コンサルタント」として活動。
    これまでに手がけた住宅提案は 1万件以上 にのぼり、豊富な経験をもとに一人ひとりに合った住まいと暮らしを提案している。

    住生活全般をカバーする幅広い専門性を強みに、快適で美しく、ライフスタイルに寄り添った住空間づくりを行っている。

    また、SNSやコラム、YouTubeなどを通じて40代女性に向けた「からだ・心・地球にやさしい暮らし」を発信。美容・睡眠・セルフケアといったテーマも融合し、より心地よく軽やかに暮らせるライフスタイルを提案している。