挽き板フローリングで後悔しないためには?知っておきたいメリット・デメリットや選び方をご紹介!

挽き板フローリングで後悔しないためには?知っておきたいメリット・デメリットや選び方をご紹介!
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天然木の風合いや温もりを楽しめるだけでなく、床暖房に対応できる機能性もある挽き板フローリングですが、中には選択を後悔している人もいるようです。部屋の印象を大きく左右するフローリング選びで後悔しないためにも、挽き板フローリングのメリットやデメリット、選ぶポイントをしっかり押さえておきましょう。

挽き板フローリングとは?

挽き板フローリングとは?
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挽き板フローリングは、木材を2〜3mm程度に薄く挽いて、合板などの基材に張り付けて作られる床材で、表面に天然木を使用しています。そのため、無垢材と同じような自然な質感や美しい木目を楽しめるのが特長です。

無垢材の場合、すべてが天然木で構成されているため高価になりやすいです。一方で挽き板フローリングは、表面は天然木ですが内部に合板など、表面の挽き板と異なる素材が使用されているため、無垢の風合いを持ちながら、コストを抑えることができます。

挽き板フローリングと他の床材の違い

無垢材 天然の木材を切り出して、そのまま床材として利用したもの。
突き板 天然木を0.2〜0.3mm程度にスライスして、合板などの基材に張り付けたもの。
化粧シート床材 木目調などのデザインが印刷されたシートを合板などの基材に張り付けたもの。

無垢材は一本の木から切り出された純粋な床材で、オークやヒノキなど種類の豊富さが人気です。ただ、天然木のためコストがかかりやすくなります。

「突き板」は、0.2〜0.3mmほどに薄くスライスした天然木を、合板などの基材に張り付けた床材です。天然木の使用量が少ないため、形状が安定しやすく、コストを抑えて使用できる特長があります。

化粧シート床材は、木目調のデザインが印刷されたシートを合板などの基材に張り付けたものです。デザイン性が豊富で傷がつきにくく、手入れがしやすいといった特長があります。

無垢フローリングで後悔しないためには?詳しくはこちら

挽き板フローリングを選ぶ3つのメリット

挽き板フローリングを選ぶ3つのメリット
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他の床材とは違った良さのある挽き板フローリング。ここでは、導入するメリットを紹介します。挽き板フローリングの魅力をさらに知って、快適な空間をつくりましょう。

木の風合いを楽しめる

挽き板フローリングは、薄く切り出した天然木を合板などの基材に張り付けて製造されている床材で、木の自然な風合いや質感を楽しめる点が大きな魅力です。オーク材やウォールナットといった人気の高い木材を使用した商品もあり、住宅のデザインやインテリアに応じて最適な素材を選びましょう。天然木ならではの風合いを演出できるのも魅力の1つです。

幅広材を使える

無垢材は天然木をそのまま使用するため、サイズが限られる場合がありますが、挽き板フローリングなら幅広のデザインもあり、選択肢が広がります。幅広材は、床の継ぎ目を減らして部屋全体に一体感を持たせ、広々とした印象の空間を作り出せます。

また、幅広材は施工が比較的簡単で、作業効率が良いため工期の短縮にもつながります。

床暖房に対応できる

挽き板フローリングは天然木の温かみを感じつつ、床暖房にも対応できる製品が多いこともメリットといえます。無垢フローリングは天然木のため、温度変化に弱く床暖房を設置できないケースが多いです。

挽き板フローリングであれば、床暖房に対応している製品が多いため、室内の暖房設備にこだわりたい方も選びやすいでしょう。

フローリングは種類がさまざま!について詳しくはこちら

挽き板フローリングには後悔も?3つのデメリット

魅力の多い挽き板フローリングですが、注意すべき点もいくつかあります。導入後に後悔しないためにも、デメリットになり得る点も知っておきましょう。

価格が高くなりやすい

挽き板フローリングは、製造過程や使用する素材の質により価格が高額になる傾向があります。耐久性が高く人気のデザインのウォールナットやチークなどは高級樹種として有名です。

高級木材を使用する場合は、施工範囲などにより価格が膨らむ場合もあります。挽き板フローリングであれば無垢材よりも価格は抑えられますが、素材によって価格に幅がある点には注意しましょう。

無垢材の値段は高い?詳しくはこちら

傷がつきやすい

挽き板フローリングは、表面がやわらかいため傷がつきやすいというデメリットがあります。とくに、家具を動かした際の擦れや、ペットの爪による引っかき傷には注意が必要です。傷がつくと見た目に影響を与えることがあるため、椅子やテーブルの脚にカバーをつけて直接フローリングに当たらないようにする、ペットの爪のケアをするなど、日常的な工夫によって対策しましょう。

使える木材の種類が限られている

挽き板フローリングに使用できる木材の種類は、無垢材の床材と比較をすると多くはありません。製造工程や求められる品質基準によっては、すべての木材が挽き板フローリングに適していないことが理由です。とくに耐久性や美観を重視すると、選択肢が限られる場合があります。

無垢材の種類一覧について詳しくはこちら

理想の空間づくりに役立つ!DAIKENのフローリングについて詳しくはこちら

挽き板フローリングで後悔しないための選び方

挽き板フローリングで後悔しないための選び方
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フローリングは部屋の印象を大きく左右するため、慎重に選びたいもの。ここでは、挽き板フローリングで後悔しないための選ぶポイントを紹介します。

サンプルや施工事例を確認する

挽き板フローリングを選ぶ際には、サンプルや施工事例を確認しておくと安心でしょう。カタログやWebサイトの写真を見るのはもちろん、実際の商品に触れてみたり、モデルハウスを見学したりすることもおすすめです。写真では感じ取るのが難しい、木の質感や硬さなどを確認できます。

また、時間が経った際にどのように色が変化するかを営業担当者へ確認するなど、長期的な目線でもチェックしましょう。

床暖房を採用するか検討する

寒冷地の住宅など、床暖房の導入を検討している場合、挽き板フローリングが対応しているかを事前に確認することが大切です。対応の可否は木材の種類や厚さによって異なるため、すべての挽き板フローリングで床暖房が導入できるわけではないことを覚えておきましょう。

新築の場合、工事がある程度進んだ段階で使用できない事実が発覚すると、工期の遅れや、最悪の場合導入できないといった場合もありえるため、早めに確認しましょう。

他の床材とメリット・デメリットを比較検討する

小さな子どもがいる、ペットを飼っているなど自分や家族のライフスタイルや予算に合った床材を選ぶことで、長く快適に過ごせる住まいを作れます。そのためにも床材を選ぶ際に、最初から挽き板フローリングだけにこだわらず比較検討することをおすすめします。

たとえば、人気の高い無垢フローリングには自然な風合いに魅力がある一方、価格が高額でこまめなメンテナンスが必要といったデメリットがあります。各床材にメリット・デメリットがあるため、しっかり確認して理想の住まいが叶う床材を選びましょう。

【他の床材のメリット・デメリット】

床材の種類 メリット デメリット
無垢材
  • 自然な風合いと質感が楽しめる
  • 木の温もりが感じられる
  • 自然な経年変化をも楽しめる
  • 価格が高いことが多い
  • 湿度や温度の変化に敏感である
  • 傷がつきやすい
突き板
  • 天然木の風合いを楽しめる
  • 無垢材と比較すると、コストが抑えられる
  • 反りや割れに強い
  • 無垢や挽き板に比べると自然の風合いが劣る
  • 再仕上げが難しい
  • 自然な経年変化は起こりにくい
化粧シート床材
  • お手頃感のある価格帯
  • 色ムラが少ない
  • 傷や汚れに強い
  • メンテナンスが容易
  • 木目パターンが限定され、違和感が出る場合がある
  • 部分的な修復が難しい
  • 重いものを置き続けるなど使い方により傷がつくことがある

無垢と見まがうほどの意匠DAIKENの床材「Trinity」という選択肢

無垢と見まがうほどの意匠DAIKENの床材「Trinity」という選択肢

挽き板フローリングは、木の自然な風合いや温かみが魅力ですが、高額でハードルが高いと感じる方も多いでしょう。そのような方には、DAIKENの床材「トリニティ(Trinity)」がおすすめです。無垢と見まがうような高い意匠性を持ちながら、よりリーズナブルに手に入ります。

業界初の技術を採用!DAIKEN「トリニティ」の魅力

  • 特殊強化フィルムを四周木口面に巻き込む仕上げで細部まで美しい
  • 美しく素材感ある178mm幅の広幅デザインをご用意
  • 優れた耐久性を実現
  • 好みに合わせて選べる豊富な色柄ラインナップ

トリニティはDAIKENが業界初の技術を採用して開発した、高意匠性と高機能性を両立した床材です。特殊強化フィルムを四周木口面に巻き込む新技術を使っているため、床材のジョイント部分まで美しく仕上げ、デザイン性が高いなどの特長があります。

また、日焼けや退色に強く、傷がつきにくく、メンテナンスの手間をあまりかけなくても、長期にわたり美しい表面を保つことが可能です。挽き板フローリングの良さを活かしつつ、耐久性に優れた新しい床材です。

【動画】美を極めた床。DAIKENの「トリニティ」を見てみる

ライフスタイルに合わせた床材選びで快適ライフを実現しましょう

挽き板フローリングは、天然木の美しい風合いを楽しめるなどの魅力が豊富な一方で、使用できる木材の種類が限られることや、表面がやわらかく傷がつきやすいといった点もあります。そのため、導入する際にはデザイン性だけでなく、日常の生活スタイルやメンテナンスのしやすさを考慮して床材を選びましょう

DAIKENの床材「トリニティ」なら、表面が硬く、傷がつきにくい耐久性を備えつつ、無垢フローリングと見まがうような質感と美しさを併せ持っています。無垢フローリングほど日常生活やお手入れに気を遣う必要がなく、手間が抑えられます。

天然木のような質感を楽しみつつ、機能性も重視したいという方は、ぜひDAIKENの「トリニティ」をご検討ください。

美を極めた床。DAIKENの「トリニティ」を見てみる

※ここに掲載されている情報は2024年9月時点のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。