DAIKEN地球環境ビジョン2050
「DAIKEN地球環境ビジョン2050」は、DAIKENグループにおける環境課題への長期的な取り組み姿勢と方針、目標を定めたものです。
2021年10月に取締役会の承認により策定し、2025年4月に一部改定しました。
ビジョン
“笑顔あふれる未来”のために
DAIKENグループは、2050年に向け、資源循環の推進、気候変動の緩和、自然との共生を通じて、持続可能な社会の実現をめざしていきます。


環境方針
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1資源循環の推進
ー 廃棄物の削減、資源の再利用 ー
適切に管理された森林資源の積極的な活用により、森林循環を促進するとともに、廃棄ではなく、マテリアルリサイクル、サーマルリサイクル等による資源の再利用を通じて、サーキュラーエコノミーの実現に貢献し、社会全体での持続可能な資源循環をめざします。
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2気候変動の緩和
ー カーボンニュートラルの実現 ー
自社の温室効果ガス排出量削減はもちろんのこと、サプライチェーン全体で削減し、森林・木材資源の活用により、炭素貯蔵の拡大、吸収源の維持・循環に貢献し、社会とともにカーボンニュートラルの実現をめざします。
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3自然との共生
ー 生物多様性の保全 ー
生物多様性に配慮し、環境の負荷低減、保全、修復への貢献により、生態系が保たれた持続可能な自然環境との共生をめざします。
長期目標
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1廃棄物の
再資源化率100%- カスケード利用を前提に、マテリアルリサイクル、サーマルリサイクルの推進
- 廃棄物の最終埋立処分量削減
- 原材料の調達から製品の使用、廃棄までの一連の流れの中での廃棄物の削減
- 資源回収と再利用の促進 等
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2温室効果ガス
排出量ネットゼロ- 生産性向上、効率化による省エネの推進
- 再生可能エネルギー利用の拡大
- 製品のライフサイクルでのCO2排出量抑制に貢献する製品設計の強化
- 炭素を貯蔵している木質素材、製品の拡大
- 管理された森林の積極的な活用により、再造林の推進に貢献
- 植林によるCO2吸収源の維持・循環への貢献 等
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3自然環境への負荷低減
(森林破壊ゼロ)- 持続可能な木材調達の推進
- 化学物質の適正管理・排出量削減
- 水資源の有効利用促進
- 化石燃料由来のプラスチック使用量削減
- 生態系の保全や回復に向けた取組みの推進 等