自然との共生:その他の環境負荷低減

大建工業グループは、持続可能な地球環境の実現に向け、大気汚染対策や水質汚濁対策をはじめとした自然環境への負荷低減対策に取り組んでいます。

大気汚染対策

大気汚染対策として、生産活動から排出されるNox(窒素酸化物)・Sox(硫黄酸化物)・ばいじん・VOC(揮発性有機化合物)の排出量管理を行っています。また、Noxは脱硝装置の設置、Soxは重油からの燃料転換、ばいじん・粉じんはサイクロンやバグフィルターの設置、VOCはPRTR対象化学物質を中心とした有機溶剤系の塗料や接着剤の使用削減とそれぞれ対策を講じ、大気汚染防止に努めています。

大気汚染対策 大気汚染対策

水質汚濁対策

水質汚濁対策として、製造工程で発生する排水を工場内の排水処理装置などで浄化処理した後、海や河川へと放流しています。水質汚濁の指標となるCOD(化学的酸素要求量)をはじめとした汚濁負荷量を測定・管理し、法規制を遵守しています。

COD負荷量の推移報告範囲:国内グループ生産拠点

COD負荷量の推移 ※ COD(化学的酸素要求量): Chemical Oxygen Demandの略。
海域や湖沼の水の汚濁の程度を示す指標の一つで、酸化剤によって水中の有機物が二酸化炭素や水などに分解されるときに消費される酸素の量。
数値が大きくなるほど汚濁が著しくなる。

騒音対策

騒音対策として、生産工程で発生する騒音や敷地境界騒音について定期的な測定を行うとともに、消音装置(サイレンサー)や遮音壁の設置による軽減措置を実施しています。