自然との共生:持続可能な木材資源の利用
森林資源の持続可能な利用に向けて、木材・木材製品の調達基準を定めた「グリーン調達基準」に基づき、管理された森林※からの木材やリサイクル材の調達を推進しています。
※管理された森林:本基準では、施業計画に基づき、「成長量に見合った伐採を行っている」「伐採後に適切な植栽を行っている」など、木質資源を循環的・持続的に利用するため、森林の保続に対する適切な管理がなされている森林を指します。
木材の循環利用
大建工業グループは、「植林を進める」「適切に森林の木を使う」「一度使われた製品をリサイクルして使う」といった木の循環利用を推進しています。
特に木質資源の有効利用には50年以上前から取り組み、従来は捨てられていた建築物を解体した木材チップや製材の端材などを利用できるよう製造技術の開発を進めてきました。
2023年度のインシュレーションボードの古材チップ比率は92%となりました。軽量かつ高い断熱性、吸放湿性、クッション性などを活かした製品開発で、品質面でも市場から高い評価を得ています。
森林認証を取得
森林認証の種類には、森林に対する認証(FM認証)のほか、認証された森林から生産された木材の加工・流通プロセスに対する認証(CoC認証)があり、大建工業グループの床材関連組織は、下表のとおりCoC認証を取得しています。
また、クリーンウッド法の施行に伴い、木質フローリングの製造・販売に関して「第二種登録木材関連事業者」の登録を行いました。
FSC®-CoC認証 | PEFC™-CoC認証 | |
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認証番号 | SGSHK-COC-005439 | SGSJP-PEFC-COC-1051 |
取得年月 | 2008年11月 | 2010年3月 |
ラベル |