ニュースリリース
ロックウール吸音板『ダイロートン』〈トラバーチン〉にブラック系濃色を追加
~天井意匠の幅を拡げ、理想の空間を実現~
DAIKEN株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、主に非住宅向け天井材として販売しているロックウール吸音板『ダイロートン』の定番柄〈トラバーチン〉に、近年のトレンドであるブラック系濃色を追加設定し、12月16日より販売を開始いたしました。天井材のカラーバリエーションを拡充し、落ち着きのある上質な空間演出や他の内装材の引き立てなど、お客様が求める理想の空間テイストの実現に貢献します。
【背景】
当社は、吸音・防火・断熱性能等に優れた非住宅向け天井材として、ロックウール吸音板『ダイロートン』を長年販売し、オフィス、医療・福祉、文教、宿泊、商業、公共施設など幅広い分野でご採用いただいています。中でも、天然石を模した〈トラバーチン〉は、シンプルかつ高級感のある印象に加え、汚れや細かな傷が目立ちにくいことから、当社のロックウール吸音板を代表する定番柄となっています。
従来のロックウール吸音板は白色が主流でしたが、近年は天井面にも空間コンセプトに沿った意匠性が求められる傾向があり、壁材・床材・什器・照明等との調和や対比を重視する設計が増加しています。特にブラック色やグレー色の天井材を用いた落ち着いた空間設計が広がっていることから、今回、様々な施設で広くご採用いただいている捨て張り工法※用のダイロートン天井材〈トラバーチン〉に、ブラック系濃色の塗装品を追加設定いたしました。上質で落ち着きのある空間はもちろん、当社の不燃壁材『グラビオ』、不燃造作材『グラビオルーバー』との組み合わせによる内装木質化を引き立たせるデザイン構成など、多様なテイストの空間を演出することが可能となりました。
当社は今後も、機能とデザインの両面にこだわった製品開発を通じ、快適で上質な空間作りに貢献してまいります。
※捨て張り工法:下地用のボードを先に一枚張り、その上に仕上げ用のボード(製品)を重ねて張る施工方法
【製品仕様】
| 製品名 | 『ダイロートン カラー』 濃色 LN-30(N3) |
|---|---|
| サイズ | 9・12mm厚さ 300mm×600mm |
| 入り数 | 18枚入り(3.24㎡) |
| 重さ | 9mm厚さ:約11kg/梱、12mm厚さ:約14kg/梱 |
| 表面 | アクリル系エマルション塗装 LN-30(N3)(一般社団法人 日本塗料工業会2021年L版) |
| 価格 (税抜) |
|
【販売目標】
非住宅向けのロックウール吸音板『ダイロートン』全体で20億円/年 (2026年度)
(参考)ロックウール吸音板『ダイロートン』の特長
1、耳障りな反響音を抑え、快適な空間を提供
音が響きすぎる(残響時間が長い)と声が聞きとりにくくなりますが、本製品は表面に数多くの吸音穴を有するため、残響音を抑え、快適な音環境を創ります。
2、万一の火災に強く、有毒ガスも発生しにくい
国土交通大臣認定の不燃材であるため、万一の火災にも燃えにくく溶けにくい性質を持っています。また、燃焼した場合でも、有毒な一酸化炭素の発生を塩ビクロス天井の約1/4に抑えます。煙濃度も微量です。
3、冷暖房のロスを抑え、省エネに貢献
一般的に、暖房時には約20%の熱が天井から失われると言われていますが、『ダイロートン』は、塩ビクロス張り石膏ボードと比較して約5倍の断熱性能があるため、冷暖房時における熱損失を低減します。
【お問い合わせ先】
DAIKEN株式会社 お客様センター TEL:0120-787-505
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