ニュースリリース

大建工業株式会社（大阪市北区、社長：億田正則）は、1月17日（水）～19日（金）の３日間、インテックス大阪で開催される展示会「第8回 Japan IT Week関西」内の専門展「第8回情報セキュリティEXPO」に出展します。
関西では初展示となる、優れた耐荷重と耐震性を備えた『DAIKENサーバールーム用システム天井』を紹介し、空間の利用効率を高めた、強固なサーバールームづくりをご提案いたします。

「第8回情報セキュリティEXPO」当社ブースイメージ

【出展製品】

●『DAIKENサーバールーム用システム天井』

近年、クラウド利用の増加やAI技術の普及に伴いデータセンタービジネスが拡大しており、サーバールームでの重要なデーター類やサーバーシステム自体の保全がこれまで以上に求められています。それらご要望にお応えする製品として、当社ブースでは、耐荷重性能や耐震性能に優れた『DAIKENサーバールーム用システム天井』をご紹介いたします。
本製品は、メインフレームとサブフレームを格子状に組み、軽量で不燃性能を持つ当社の天井材『ダイロートン』をはめ込んで仕上げるシンプルな構造のシステム天井です。展示ブースでは、サーバールームを想定したシステム天井の構造躯体を実際に施工し、本製品の最大の特長である耐荷重性能の高さが確認できるデモンストレーション展示を行います。また、従来のサーバールームとの比較や製品の特長などもパネルや映像でご紹介いたします。

当社『DAIKENサーバールーム用システム天井』を施工した
サーバールームのイメージ

本展示会への出展を通して、これまで当社と接点の少なかった事業主様や設計会社様などに対し、本製品を積極的にご提案するとともに、今後の新製品開発に活かせる情報収集にも努めてまいります。

【製品の特長】

1：地震に強い

本製品と壁の間にクリアランスを設けることで、地震による天井と壁との衝突を避け、天井の破損や落下を防止する設計としています。また、製品全体として優れた耐震性を有しており、強固な天井が求められるサーバールームに最適な製品です。
（弊社岡山工場にて耐震性※を確認する試験も実施済み）

※　弊社にて、国土交通省の定める試験方法「ユニット試験」（静的加力実験）で、天井許容耐力量最大3,750Nの高い耐震性を確認しています。

当社岡山工場での耐震性試験の様子

2：高耐荷重性能で、レイアウト変更も容易

本製品は200kg/mの耐荷重があるため、大掛かりな補強工事をしなくても、パーテーションやセンサー機器などの重量物を天井の格子状フレーム全般に吊り下げることができます。そのため、重量物の天井固定において、建物上階の躯体に直結した鉄骨のみに限定されていた従来の設置方法に比べて、取付け箇所の制限が少なくなり、移設も容易となります。テナント計画やサーバー増設時におけるレイアウトの自由度が格段に高まります。（図中①）

3：空調効率が向上

天井フレームにケーブルラックを直吊りできるため、これまで床下に集中していたケーブルを天井と床に分散して設置することが可能です。これにより、床下に冷却用気流の循環経路を確保することができ、冷却効率が大幅に向上し、電力のランニングコストが抑えられます。また、動力ケーブルと通信系ケーブルを近くに置くことで発生の恐れがある「電気ノイズ障害」の低減にもつながります。（図中②③）

【開催概要】

【お問い合わせ先】

大建工業株式会社　国内営業企画部　エンジニアリング事業企画課　　TEL:03-6271-7767