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「ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーション」において国内建材業界初の最上位の評価を獲得

大建工業株式会社(大阪市北区中之島、社長:億田正則)は、株式会社三井住友銀行(東京都千代田区、頭取CEO:福留朗裕)が提供する「ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーション」に基づく資金調達を実施し、融資に伴って実施される、企業のESG・SDGsの取り組みや情報開示の状況に関する評価において、最上位の評価を獲得しましたのでお知らせします。なお、「ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーション」による最上位評価の獲得は、当社が国内建材業界初となります。

「ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーション」とは、三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(東京都品川区、代表取締役社長:谷崎 勝教)が作成した基準に基づいて、企業のESG側面の取り組みや情報開示、SDGs達成への貢献を評価し、今後の課題、課題への取り組み事例などを企業にフィードバックする融資商品です。
当社においては、木質資源のマテリアル利用の追求をはじめとする、社会課題解決に貢献する活動と企業の成長戦略とを連動させた取り組みを進めている点や、それら取り組みに関する積極的な情報開示などが評価され、今回、7段階の評価ランクのうち、最上位となる評価を受けることとなりました。

当社は今後も、環境に配慮した製品のご提案などを通じて、持続可能な社会の実現に向けた事業活動を推進するとともに、SDGsを含めた社会的課題の解決へ、一層の貢献を果たしてまいります。

【主な評価ポイント】

●ESG

E ①「DAIKEN地球環境ビジョン2050」を策定し、その中で「廃棄物の再資源化率100%」「温室効果ガス排出量ネットゼロ」「自然環境への負荷低減」という長期目標を掲げ、中期経営計画の中で2025年の目標も設定するなど、中長期的な視点をもって目指すべき将来像を具体化している点
②森林・木材資源の活用により、炭素貯蔵の拡大、吸収源の維持・循環に貢献している点
S ①地域と連携した木材の総合利用を進めており、地域資源の活用、振興、森林保全につながる新規事業の展開をしている点
②役員をトップとする「働き方改革推進会議」を発足し、「労働時間適正化」「柔軟な働き方の整備」「働き方改革を進める風土づくり」等の取り組みを行っている点
G 「CSR基本方針」を改定・進化させた「DAIKENサステナビリティ基本方針」を制定。ESG視点で取り組むべき重要テーマと定量的な目標の設定とともに、事業を通じた価値創造(CSV)として5つの重点テーマを設定することで、課題解決への取り組みと成長戦略との連動を図っている点

●SDGs

ホームページや統合報告書等で、グループの事業活動とSDGsの関連性を示している点

※シンジケーション:借入人と複数の金融機関が同一契約書に基づき、融資等の取引を行うこと。
※「ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価シンジケーション」:SMBCと株式会社日本総合研究所が作成した基準に基づき、ESG側面の取り組みや情報開示、SGDs達成への貢献を評価する融資商品。企業の事業活動が環境・社会・経済にもたらすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価して資金提供を行うことにより、ポジティブな影響の増大、ネガティブな影響の低減の支援を目的とするもので、融資実行後は、意図するインパクトの達成状況を定期的に開示し、銀行・投資家等によるモニタリングプロセスが必要となる。

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