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フェムテックサービス『ルナルナ オフィス』を福利厚生として導入

~女性従業員の健康課題改善と全社のリテラシー向上でダイバーシティを推進~

大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、この度、福利厚生の一環として、株式会社LIFEM(東京都新宿区、社長:菅原誠太郎)が提供する、働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』において、「月経プログラム」及び「妊活相談プログラム」を導入いたしましたので、お知らせします。
当社は、同サービスの導入により、女性従業員を取り巻く健康課題の改善を進めると共に、社内全体の女性の体調に関するリテラシーの向上を図ることで、さらなるダイバーシティの推進に取り組んでまいります。

※フェムテック(FemTech)・・・・・・・Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品やサービスのこと。

「LunaLuna オフィス」ロゴ

【背景】

2022年度より開始した中期経営計画「GP25 3rd Stage」において、”多様な人財が活躍できる職場環境づくり”を人財基盤の強化に向けた目標の一つとして掲げる当社は、従業員一人ひとりがダイバーシティの重要性を理解し、互いの個性を尊重することで、多様な人財が活躍できる企業風土の醸成に資する取り組みを推進しています。
そのような中、本年2月に実施した職場の満足度に関する社内調査では、プレゼンティーズムの主な要因として、女性従業員の約3人に1人が「月経による諸症状」と回答しており、当社において、月経関連の不調は生産性の低下等につながる喫緊の課題と捉えていました。また、一般的に通院などで仕事を休まざるを得ない場面が多いとされる「妊活」についても、同様に生産性や働き方に影響するケースのひとつとして、仕事との両立支援策の検討を進めていました。
今回、『ルナルナ オフィス』の「月経プログラム」・「妊活相談プログラム」の導入によって、月経や妊活に悩みをもつ従業員のパフォーマンス向上を図ります。また、これらプログラムの一環として、性別や立場を限定せず、全社向けに月経・妊娠に関する情報提供を行うセミナーも実施し、社内全体のリテラシーを高めることで、互いの個性を尊重し合える働きやすい環境づくりに貢献します。
大建工業は今後も、性別や年齢に関わらず、多様な可能性を持つ全ての従業員が輝けるような企業風土の醸成、及び各種サービスの導入や職場環境の整備に努めてまいります。

※プレゼンティーズム・・・・・・・何らかの健康問題や体調不良を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態のこと。企業にとって可視化しづらい損失の一つ。

【『ルナルナ オフィス』プログラム概要】

今回導入した「月経プログラム」・「妊活相談プログラム」では、男女問わず全従業員に対し、女性のカラダやココロに関する理解と、妊娠や不妊治療に関する知識を深めることを目的に、婦人科医師監修のセミナーを行います。また、産婦人科オンライン診療システム『ルナルナ オンライン診療』を活用した婦人科受診による月経随伴症状の改善サポートと効果検証や、妊娠・不妊治療に関するオンライン相談等も実施します。

<各プログラム詳細>

Ⅰ.「月経プログラム」
FEMCATIONセミナー
「女性のカラダ知識講座」

実施日:
2022年7月28日(木)
女性のライフスタイルの変化や女性のカラダの仕組み、月経随伴症状などについて医師監修の講演
オンライン診療を活用した婦人科受診と低用量ピルの服薬支援
開始日:
2022年8月22日(月)
オンラインによる婦人科受診と診療を行い、PMS・月経困難症の改善策のひとつである低用量ピルの処方を行うサービス
Ⅱ.「妊活相談プログラム」 
セミナー「妊活知識講座」
実施日:
2022年8月25日(木)
妊娠の仕組み、加齢による変化、さらに不妊治療の具体的な方法など、妊娠や不妊治療に関する基礎知識について医師による講演
オンライン診療を活用した婦人科への不妊・妊娠に関する相談
開始日:
2022年8月26日(金)
社員とそのパートナーを対象に、婦人科へ不妊・妊娠に関するオンライン相談が可能なサービス(現在、妊活を行っていなくても相談可)

※FEMCATION®・・・・・・・FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語。複雑かつ多様性のある女性のカラダとココロについて正しく学ぶ機会を創出し、年齢や性別を問わず、社会全体で寄り添いあえる環境を目指す理解浸透プロジェクト。(株)エムティーアイの登録商標。

【導入にあたって当社担当者のコメント】

●大建工業株式会社 総務人事部 働き方改革推進室
 室長 山下良平

山下氏写真

今回、本プログラムの導入を決定したのは、「ダイバーシティ推進」と「健康経営」の両方に効果的だと判断したためです。女性従業員比率が増加し、人財の多様性が生まれつつある当社は、近年、仕事と女性のライフイベントとの両立支援策等の制度を拡充しています。しかし、誰もが働きやすい職場には、制度だけでなく、働く人同士の相互理解が不可欠であり、この相互理解の促進にFEMCATIONが作用することを期待しています。また、健康経営の面では、重要指標「プレゼンティーズム」の要因として上位に挙げられる、女性特有の健康課題の解決によって、人財価値や生産性の向上に繋がって欲しいと考えています。

【『ルナルナ オフィス』について】

株式会社LIFEMが提供する、女性の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けフェムテックサービス。月経やPMSの症状から、妊娠や不妊、更年期症状に関するセミナーや産婦人科医への相談・診療まで、幅広いライフステージの働く女性をサポートしています。

URL:https://office.lnln.jp/

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