ニュースリリース

国産材を活用した
木質培地『グロウアース』の製造設備を増強
~生産能力を約8倍に拡大し、本格的な事業化を加速~

2022年07月28日

大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、鳥取県日南町を生産拠点とし、野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した木質培地『グロウアース』の製造ラインの設備増強を決定しましたので、お知らせいたします。2021年1月に発売を開始した『グロウアース』は、木質資源を有効に活用する新規事業として、まずは農業・園芸資材分野に向けた、販路開拓の取り組みを進めてきました。この度、好調に推移する販売状況を受け、本格的な販売拡大に向けて、発売以来初となる製造設備の増強を行います。既存設備の生産稼働と並行して、乾燥工程の設備増強を行い、ライン全体の生産能力を高めた上で2022年9月から新設備の本格稼働を開始いたします。

【生産能力強化の背景と概要】

当社では、2025年を見据えた長期ビジョン「GP(グロウプラン)25」において、国産木材の活用を積極的に推進するとともに、素材事業の拡大に向けて木材の総合利用による新たな用途展開を図っております。その一環として、2021年1月より、国産の木材チップを粉砕処理し、独自の特殊加工を施すことで、野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した木材由来の培地『グロウアース』の本格提案を開始しました。同年4月には、園芸会社が取り扱う野菜苗商品の一部原料に採用いただくなど、市場からは、本製品の供給面や品質面での安定性に加え、軽量性などにも高い評価をいただいています。また、国産木材の活用推進や木材を無駄なく活用する点など、SDGsへの貢献にも共感をいただき、直近では農業培土などを取り扱う農業資材メーカー様の採用につながるなど、着実に販売チャネルは拡大しております。
そこでこの度、さらなる生産能力の強化を目的に、2021年の発売以来、初となる設備増強を決定いたしました。主に、ライン全体のボトルネックとなっていた「乾燥工程」の設備増強を行い、乾燥時間の短縮と生産全体の効率化を図ることで、生産能力を現状の約8倍へと引き上げます。

木質培地『グロウアース』イメージ
木質培地『グロウアース』

今後も引き続き、新たな市場・顧客に向けた積極的な提案活動を行うとともに、販売状況を見据えた上で、さらなる設備増強も視野に入れながら、社会課題の解決に貢献する木質素材事業の拡大に取り組んでまいります。

<設備投資の概要>

所在地 鳥取県日南町
投資内容 「グロウアース製造設備の増強」
(乾燥設備の能力向上)
スケジュール 2022年9月より、増強後の設備による生産を開始
(新設備の据付8月、試運転9月上旬、本格稼働9月中旬)
生産能力 現状生産能力の約8倍 (約2,000㎥/年間)
投資額 4,300万円
新たに増強した「乾燥設備」イメージ
新たに増強した「乾燥設備」

【主な製品仕様】

製品名 グロウアース
原材料 国産バージン木材(針葉樹材)
外観 不均一な繊維状、もしくはフレーク状
荷姿 1,000L フレコン袋入り、50L袋入り

【グロウアースの販売目標】

1億円/年(2025年度)

【お問い合わせ先】

『グロウアース』に関するお問い合わせは、
大建工業株式会社 エコ事業部 FB開発課  086-262-1139

<参考> 木質培地『グロウアース』について

間伐材などから作られた国産木材チップを粉砕処理し、これに国内初の特殊加工を施すことで、野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した木質培地です。親水性に優れ、培地全体に水を浸透させる効果を発揮します。また、国内で管理して製造しているため、植物栽培用培地として安定した品質でご提供可能です。

『グロウアース』製品イメージ

●扱いやすい

土壌と比べて軽量で、手が汚れにくいほか、不要時には燃えるゴミとして廃棄ができる、扱いやすい培地です。

『扱いやすい』イメージ

●選べる形状

原料である木材チップの形状を変えることで、水はけ・水もちがコントロールできます。これにより、栽培する植物に最適な栽培環境を選択できます。

『選べる形状』イメージ

※ここに掲載されている情報は発表時のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。