ニュースリリース

「岡山大学との包括連携協定」を締結、調印式を開催 ~SDGs達成に向けた共同研究や人材育成等で連携スタート~

2020年12月16日

大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、この度、共同研究の実施や、研究者の交流による人材育成の推進及び相互支援などの連携を深め、グローバルな社会課題の解決を図ることでSDGs達成に貢献することを目的に、岡山大学との包括連携協定を締結いたしました。12月15日には、オンラインでの調印式を開催し、当社代表取締役社長 億田正則と、岡山大学 槇野博史学長による署名交換が行われました。

本協定に基づき、今後、研究者同士の積極的な人材交流を図りつつ、相互に持つ技術の連携を推し進め、主たる研究テーマとなる 『環境配慮型新素材の創出』 や 『健康社会の実現に貢献する空間構築』を軸に、SDGs達成に向けた共同研究を進めてまいります。

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【背景】

昨今、世界的なCO2排出量の増大や環境破壊などを背景に、温暖化問題や資源の枯渇など地球規模での様々な課題が浮き彫りとなっています。これらの課題解決には、化石資源利用からバイオマス利用への転換が不可欠とされており、日本においては戦後に植林された木が伐採期を迎えていることから、森林資源の積極的な活用に加え、サステイナブルな循環型共生経済の構築などが求められています。一方、足元では、新型コロナ禍を背景に、抗ウイルス製品などの衛生対策や、健康で安心して暮らせる新たな生活様式の確立にも注目が集まっています。

当社においては、2015年に策定した長期ビジョンにて「限りある資源の有効活用を通じたサステイナブル社会への貢献」や「快適・安心な空間作りで人々の心を豊かにする」ことを存在意義・志として掲げており、独自の強みを活かした事業活動を通してSDGsをはじめとする社会課題の解決に貢献する取り組みを進めております。また、2018年に開設した開発研究拠点「DAIKEN R&Dセンター」では、低環境負荷材料である木材の利用促進につながる技術など、社会的ニーズの高い環境関連技術の開発および実用化に向けて、様々なステークホルダーとの対話・共創によるオープンイノベーションを推進しております。
一方、岡山大学は、「岡山から世界に新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学」という「岡山大学ビジョン2.0」のもと、医学部をはじめとした幅広い理系学部と研究科を有する総合系の大学として、SDGsを共通言語にした地域企業などとのパートナーシップの強化に取り組まれています。

DAIKEN R&Dセンター
DAIKEN R&Dセンター

当社「R&Dセンター」と「岡山大学」は、共に岡山を拠点としていることから、これまでも、抗ウイルスに関する研究開発分野等にて協力関係にあり、昨今の県外移動が制限されていたコロナ禍においても、円滑な情報交換や協業活動を進めておりました。また、より一層の連携強化に向けて、両者ともに方針に掲げているSDGs達成に向けた取り組みを効率的に推し進め、幅広い研究分野における双方の研究ニーズのマッチングや、技術資源の共有等に関しても、さらなる検討を進めておりました。
そこでこの度、研究開発の分野に加えて、両者の人材育成・能力開発支援においても産学で連携を図り、開発のスピードアップや研究成果の社会実装の実現に向けてシナジー効果を発揮することが、幅広い社会貢献につながるものとの理念が一致し、包括連携協定を締結する運びとなりました。

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【包括連携の取り組み内容】

(1)共同研究の推進

  • 大きく以下の2つのテーマを設定し、SDGsの17の目標に対する社会的課題の解決を主旨とした連携および協力を行います。
    • ①『環境配慮型新素材の創出』
      • ・木質資源や未利用資源を活用した新素材の研究開発、など
    • ②『健康社会の実現に貢献する空間構築』
      • ・抗ウイルス機能のメカニズム解明と性能評価手法の確立
      • ・高齢者の生活支援、介護支援強化に貢献する建材技術と生体計測での検証、など

(2)研究者の研究交流を含む相互交流

  • ・インターンシップの受け入れ
  • ・受託研究
  • ・研究員の派遣
  • ・博士課程社会人選抜コースへの入学

(3)人材育成の推進及び相互支援

  • ・MOT(技術経営)人材の育成に向けた支援活動
  • ・ESGやSDGs教育の実施、など

【包括連携期間】

2020年12月~2024年3月まで (以降、随時更新を検討)

【今後のスケジュール】

岡山大学 研究推進機構と連携し、主たる研究テーマとなる 『環境配慮型新素材の創出』 や 『健康社会の実現に貢献する空間構築』を軸に、具体的な共同研究テーマについて協議を進めます。また、中長期的な視野での基礎研究の推進をはじめ、社会課題の解決に資する新規技術の創出によりSDGsの達成を目指すとともに、研究者の相互交流を通じた次世代の人材育成も継続的に行っていく予定です。

  • ・<2021年1月> : 個別の共同研究テーマの選定
  • ・<2021年3月> : 個別の共同研究における契約締結
  • ・<2021年4月> : 共同研究をスタート、人材の相互交流を随時実施

【12/15に実施したオンライン調印式の様子】

左:大建工業社長 億田、右:岡山大学 槇野学長
左:大建工業社長 億田、右:岡山大学 槇野学長
集合写真
集合写真
調印書
調印書

【事業内容に関するお問い合わせ先】

大建工業株式会社「R&Dセンター」 086-264-5671

※ここに掲載されている情報は発表時のものであり、ご覧になられている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。