ニュースリリース
会津大建加工(株)インテリア畳の生産体制強化
~自動化ライン新設への投資で生産量を2倍に~
大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、機械すき和紙(※)製のインテリア畳 「ここち和座(わざ)」の生産能力の増強を目的に、グループ会社で、主に東日本エリアにおける機械すき和紙製畳おもての生産を担う会津大建加工株式会社(福島県会津若松市、社長:橘豊)の製造ラインに約1億円の設備投資を実施。2019年4月より新ラインでの生産を開始する予定です。
※コウゾ・ミツマタ等を使用した手すき和紙ではありません。
会津大建加工(株)の新製造ライン
【生産体制強化の背景・概要】
当社グループでは、2025年を目指した長期ビジョン「GP25(グロウプラン25)」において、「公共・商業建築分野(非住宅分野)」を重点市場の一つとして掲げ、事業活動を展開しております。機械すき和紙おもてを使用したインテリア畳 「ここち和座(わざ)」は、畳の専門技術を必要とせずフローリング張りの部屋と同様の下地でモダンな和室を実現できる12㎜厚の“敷き込みタイプ”と、置くだけで簡単にリビングなどの一角に和のスペースを実現できる13㎜厚の“置き敷きタイプ”を2014年に発売。以来、そのお手軽さや性能などが評価され、一般住宅を中心に売上を拡大。2017年には非住宅分野に向けた防炎タイプを発売するなど、住宅に限らず公共商業施設での売上も拡大してまいりました。
今後においても需要の拡大が見込まれることから、東日本エリアにおける「ここち和座」の生産を担う会津大建加工株式会社の製造設備の増強を実施。従来手作業で行っていた、畳おもての切断工程・クッション材の貼付工程を自動化することで、生産能力約36,000枚/年を、2019年4月以降に約72,000枚/年へと引き上げる予定です。
【自動化ラインイメージ図】
【会津大建加工(株)設備投資の概要】
所在地 | 福島県会津若松市神指町大字南四合字幕内西350 |
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投資内容 | インテリア畳の生産工程における自動化ラインの新設 |
生産開始予定 | 2019年4月 |
生産量 | 約72,000枚/年(現在:約36,000枚/年) |
投資予定額 | 約1億円 |
【参考】
■インテリア畳「ここち和座(敷き込みタイプ)」
一般的な畳の厚みは55㎜とされていますが、“ここち和座”(敷き込みタイプ)は、一般的なフローリングと同じ12㎜に設定しています。通常の畳では、和室を設けるために下地を他の部屋よりも深く施工しておく必要がありますが、“ここち和座”(敷き込みタイプ)ではフローリング張りの部屋と同様の下地で、隣接するフローリングと段差無く敷き込みが可能です。また、現場カットが可能なため、畳の専門技術も必要としません。
■インテリア畳「ここち和座(置き敷きタイプ)」
フローリングの上から置くだけで手軽に畳の床座スペースを設けることが可能な完成畳です。子供部屋に置いてお子様の安全な遊び場に、リビングに置いてのんびりお茶を楽しむスペースに、また不要なときには仕舞うこともできますので、お気軽にお使いいただけます。
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