ニュースリリース
軽量で加工性に優れたダイライト基材の不燃壁材「GRAVIO」を新発売 〜公共・商業施設に最適な木目柄を豊富にラインアップ〜
2016年10月20日
大建工業株式会社(大阪市北区堂島、社長:億田正則)は、軽量で加工性に優れた、ダイライト不燃壁材「GRAVIO(グラビオ)」を10月21日に発売いたします。汚れに強く抗菌性能を持った「GRAVIO LA木目柄」と、豊富な色柄と3種の目地形状の「GRAVIO UB木目柄」の2タイプで、公共・商業建築分野から住宅分野まで様々な空間でご利用いただけます。
【背景】
当社は2016年4月よりスタートした3ヵ年の中期経営計画「GP25 1st Stage」において、公共・商業建築分野を重点市場としています。多数の人々が利用する公共施設や商業施設では、多くの部位で防火性能が必要とされますが、住宅と比べ複雑な施工を要求されることや、近年の慢性的な職人不足という観点から、加工性の良さと施工の簡略化も同様に求められています。
この度、発売する不燃壁材「GRAVIO」は、防火性能を持ちながら、軽量で加工性に優れた、当社独自の無機質素材「ダイライト」を使用しています。また、バリエーションの中にはSIAA(抗菌製品技術協議会)の基準を満たす抗菌性能を持ったタイプや、施工の省力化を可能にした「あいじゃくり」目地形状が選べるタイプも用意しております。さらに、公共施設や文教施設でニーズの高い木目柄に特化したことで、公共・商業建築分野はもちろん、住宅分野にも利用可能な製品となっております。
【製品詳細】
不燃壁材「GRAVIO」には、「GRAVIO LA木目柄」(DAP樹脂コート紙タイプ)と、「GRAVIO UB木目柄」(コート紙タイプ)の2タイプございます。公共・商業建築分野に対しては、ニーズの高い木目柄を充実させております。また、住宅向けブランドのハピアベイシスシリーズとコーディネート提案が可能な柄もラインアップしました。
●共通の特長
1.防火性能
不燃壁材「GRAVIO」の基材である「ダイライト」は、ロックウール(鉱物繊維)やシラス(火山性ガラス質材料)などを原料にした無機質素材であるため、防火性、耐腐食性能に優れています。不燃壁材「GRAVIO」は防火性が求められる化粧板として不燃材料認定を取得しており、高齢者施設や文教施設、幼保施設など防火上の規制のかかる、多くの内装の部位にも仕上げ材としてご使用いただけます。
ダイライトの原料のロックウールとシラス
2.加工性が良く施工が楽々
1㎡当たり4〜5kgと軽量で持ち運びがしやすく、また、優れた加工性と柔軟性も備えているため、パネル施工において必ず生じる「切断」「穴あけ」「切り欠き」等の加工が、素早く、簡単に行えます。
●タイプごとの特長
「GRAVIO LA木目柄」(DAP樹脂コート紙タイプ)
「GRAVIO LA木目柄」は、表面に傷や水濡れに強いDAP樹脂コート紙を使用し、さらにSIAA(抗菌製品技術協議会)の認定を受けた抗菌性能を付加していますので、高齢者施設や幼保施設でも安心してご利用いただけます。サイズは、910×2730mmで、腰壁から天井の高さまで幅広い対応が可能です。色柄は木目柄の質感を高めるエンボス加工のつや消しタイプが全12種類で、様々な空間になじみます。
《カラーバリエーション》
抗菌SIAAマーク
「GRAVIO UB木目柄」(コート紙タイプ)
「GRAVIO UB木目柄」は、全29種類の豊富な木目調の色柄に加えて、ダイライトの加工性を活かした3種類の目地形状からお好きな組み合わせを選ぶことができます。目地は一般的な突き付け目地、底目地だけでなく、他の不燃基材では困難だったあいじゃくり目地を揃え、より省施工で見栄えよく仕上げることもできます。
《選べる目地形状》
《カラーバリエーション》
【主な製品仕様】
製品名 | GRAVIO LA木目柄 | GRAVIO UB木目柄 |
---|---|---|
製品寸法 | 3mm厚さ、910×2730mm(3尺×9尺) | 3mm厚さ・6mm厚さ、600×2730mm(2尺×9尺) |
基材 | ダイライト | |
表面 | DAP樹脂コート紙 | コート紙 |
価格 | 34,600円/梱(4.96㎡)、2枚入り | 18,800円/梱(3.27㎡)、2枚入り |
発売日 | 2016年10月21日 |
※ここに掲載されている情報は発表時のものであり、ご覧になられている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。