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リモデル用床暖房仕上げ材『サーモプラス』を発売

低コスト・短工期で床暖房のリフォーム
優れた熱伝導率で既存の床暖房を撤去せずに上貼りするだけ
リモデル用床暖房仕上げ材『サーモプラス』を発売

大建工業株式会社(大阪市北区堂島、社長:億田正則)は、11月21日(金)、既存の床暖房仕上げ材の上から貼るだけで、床暖房のリフォームができる、リモデル用床暖房仕上げ材『サーモプラス』を発売します。従来の、既存床暖房パネルおよび仕上げ材を撤去して取り替えるリフォームに比べ、低コスト・短工期でのリフォームが可能です。床材の汚れやキズが目立つようになった床暖房を、手軽に美しくリフレッシュしたいというニーズに対応します。

【発売意図】
内蔵する電熱線や温水パイプなどの熱エネルギーにより床を加熱、その輻射熱を利用して室内を暖める床暖房システムは、乾燥しすぎない、ほこりが舞わない、足元を中心にあたためることができるといった、健康、快適さへの配慮が生活者に受け入れられ、現在では大都市圏マンションなどのリビングやダイニングを中心に、一般住宅に標準仕様として採用されるケースも多くなっています。
床暖房については、設置後10年以上が経過している住宅では、床暖房システムに問題がなくても床材の汚れやキズが目立つようになり、お施主様がリフォームを希望されることがあります。しかし、一般的に、床材だけを取替える工事は困難とされており、床暖房パネルと仕上げ床材の両方を交換する必要があるため、コストが高くなることを理由にお施主様がリフォームを断念されるケースが見られます。
今回発売するリモデル用床暖房仕上げ材『サーモプラス』は、熱伝導率の高い基材を用いた3.5mmの厚みの上貼り用床材です。一般的な上貼り用床材では、仕上げ材表面まで床暖房の熱が十分に伝わらないなど床暖房性能の低下が問題でしたが、『サーモプラス』の熱伝導に優れた独自の基材は、床暖房表面温度の低下を抑え、設定温度を変えなくても、リフォーム前とほぼ同等の床暖房性能を維持することを可能にしました。既存の床暖房パネルおよび仕上げ材を撤去、取替えする従来の床暖房リフォームに比べ、必要な工程や資材を大幅に削減でき、低コスト・短工期での床暖房リフォームが可能です。

上から貼るだけで床暖房リフォーム



【リモデル用床暖房仕上げ材『サーモプラス』の特長】
<ポイント1> 低コスト・短工期で床暖房のリフォームが可能

上から順に アッシュ柄、メープル柄、
チェリー柄、ウォールナット柄
<ポイント2> 上貼りによる暖房性能の低下を抑える優れた熱伝導    
<ポイント3> キャスターや車いすの使用が可能な耐傷性能

【主な仕様】
・サイズ:3.5mm厚さ、145×900mm
・入 数:12枚(1.56m2)/梱
・基 材:ネオライトSY
・表 面:特殊オレフィン化粧シート
・色 柄:アッシュ柄、メープル柄、
      チェリー柄、ウォールナット柄
・価 格:19,000円/梱(税別)、12,180円/m2(税別)

【目標販売金額】 約2億円/年(2015年度)
 


リモデル用床暖房仕上げ材『サーモプラス』の特長(詳細)

<ポイント1> 低コスト・短工期で床暖房のリフォームが可能

『サーモプラス』は、熱伝導率の高い基材を用いた3.5mmの厚みの上貼り用床材です。既存の床暖房仕上げ材や床暖房パネルの撤去、下地の調整作業、新しい床暖房パネルの施工、仕上げ用床材の施工といった、これまでの床暖房リフォームに必要な作業工程を大幅に削減可能です。あわせて必要な資材も大きく削減できるため、低コスト、短工期での床暖房リフォームが可能となります。

※一般的な工事費などを基準にした目安金額です。工事を希望される場合は、
リフォーム工事店等にて見積もりをご依頼ください。

<ポイント2> 上貼りによる暖房性能の低下を抑える優れた熱伝導

『サーモプラス』の基材に用いるのは、当社独自の製造技術を用いた、熱伝導率の高い無機基材です。通常床材の基材に用いられる合板や、木質繊維版と比較して2倍以上の熱伝導率を実現しました。

*既存床暖房の表面温度を30℃として、それぞれ上貼りした場合
①サーモプラスの表面温度は29.9℃
②一般的な上貼り用床材(6mm厚、MDFを使用)の表面温度は27.5℃
③一般的なフローリング材(12mm厚、合板を使用)の表面温度は26.1℃

<ポイント3> キャスターや車いすの使用が可能な耐傷性能

キャスター付の椅子や車いすでの使用による凹みキズがつきにくい耐傷性能を付与していますので、リフォームしたあとの美しさが長続きします。
またワックスがけも不要でお手入れが簡単です。

お手入れ簡単で美しさが長持ち
  ※性能のイメージ画像です


※ここに掲載されている情報は発表時のものであり、ご覧になられている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。


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