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マレーシア・サラワク州奨学基金の延長を決定しました

マレーシア・サラワク州奨学基金の延長を決定しました
人材育成と地域木材産業の発展に貢献

大建工業株式会社(大阪市北区)は、このたび、MDF※を製造する子会社2社(ダイケンサラワク社、ダイケンミリ社)があるマレーシア・サラワク州で、木材関連学科を専攻する学生を対象にした奨学基金を延長することを決定しました。

本奨学基金は、2007年、大建工業の歴代役員で積み立てていた相互会積立金を廃止するのに伴い、その資金を当社と関わりの深いマレーシアで木材産業の発展を支える人材の育成につながる奨学金として寄贈したことをきっかけに設立。これまでに15名の学生が本基金を利用してマレーシア大学サラワク校などで教育を受けています。
今回、マレーシア・サラワク州の人材育成、また木材産業発展への貢献を目的に、本奨学基金を2017年まで延長することを決定し、7月1日、現地で基金の運営に携わるサラワク木材協会(Sarawak Timber Association)※と覚書を締結しました。ダイケンサラワク社、ダイケンミリ社の2社が、それぞれ年間4万マレーシアリンギット(日本円で約130万円)を奨学基金に割り当てます。

【奨学基金の概要】
・対象学生:
 マレーシア大学サラワク校(Unimas:Universiti Malaysia Sarawak)、
 スウィンバン大学(Swinburne University)、
 カーティン大学(Curtin University)の3大学より、各1名の学生が対象となります。
  ※マレーシア大学は毎年1名、他2大学は隔年1名選別。
・対象学生の選別:
 サラワク木材協会(Sarawak Timber Association)と共同で決定します。
・奨学金:
 大学により異なりますが、対象学生は、2年次から卒業までの3年または4年間、大学で勉学が可能な奨学金を受け取ります。

   ※MDF(中密度繊維版)とは…木材の製材・加工時に発生する端材を繊維状にしたものを板状に加工して製造される木質ボードの一種。建材、家具の芯材などを中心に幅広く使用されています。

 ※サラワク木材協会とは…サラワク州で木材産業関連業者約600社が加盟する木材協会。木材産業に従事する人々への社会保険や福利厚生の提供、奨学金の提供、最新技術の研究や教育といった活動を通じ、サラワク州の木材産業の発展に寄与しています。ダイケンサラワク社、ダイケンミリ社も正会員です。


調印式の様子

奨学金授与の様子




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