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次世代林業東北サミット会議(岩手県遠野市)で国産木材を活用した製品を紹介

次世代林業東北サミット会議(岩手県遠野市)に参加
国産木材を活用した製品を紹介

大建工業株式会社(大阪市北区堂島、社長:澤木良次)は、社団法人日本プロジェクト産業協議会(以下、JAPIC)、社団法人東北経済連合会、岩手県、遠野市などの共催による「次世代林業東北サミット会議」(7月19日〜20日)に参加しました。
本会議は、林業界と産業界が連携して木材自給率50%をめざす活動の一環として開催され、約800名が本会議に参加しました。当社は岩手県遠野市産のスギ材を活用した床材や、国産材を表面化粧に利用した「日本の樹シリーズ」を本会議に出展し、国産木材を有効に活用する取り組みを紹介。展示を見学された多数の参加者より深い関心をお寄せいただきました。

【次世代林業東北サミット会議について】
JAPICは、2010年3月に「次世代林業システム」を発表し、林業界と産業界が連携して森林資源のカスケイド利用等を通じて木材自給率50%をめざす活動を展開しています。このたび、これらの活動の一環として、豊かな森林資源を活かした震災復興と雇用創出を目指して先導的な取り組みを進める東北地方において、復興と森林再生を目的とした「次世代林業東北サミット会議」が開催されました。
会議では基調講演や事例発表が行われ、「豊かな森林資源を生かした震災からの復興と産業の再興」などを推進するサミット宣言を採択しました。
・期間・場所:2012年7月19日〜20日・岩手県遠野市および周辺地域
・主催:岩手県、遠野市、釜石市、住田町、大槌町、(社)東北経済連合会、(社)日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)
・後援:林野庁、国土交通省、経済産業省東北経済産業局

【当社出展内容】

■東北応援フロアー (参考出展品)
岩手県および宮城県で産出されたスギの合板を基材に使用した床材です。
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県では、被災者と住宅生産者グループによる「地域型復興住宅」と、県や市町村が整備する「災害公営住宅」(3県合わせて2万戸超)の建設が計画されています。「地域型復興住宅」では、3県の地域型復興住宅推進協議会により「地域の木材・建材を活用し地域の復興につなげる」ことが提唱され、また「災害公営住宅」では各県で、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に基づき公共事業において県産材を積極的に使用する計画が整備され、公営住宅もその対象とされています。東北応援フロアーは、今後進む復興住宅の建設においてお役立ていただけるものと考えます。

■日本の樹シリーズ
杉や栗、栃(とち)など、古くから家具や生活用具などの材料として用いられ日本人に馴染み深い樹木を生かしたドア・床・収納など内装建材のトータルコーディネートシリーズです。栗や栃は岩手県産の材を、杉には秋田県産の材を使用しており、東北地方の森林再生に貢献する製品です。また、国産木材の素材の美しさを生かした製品であることから、国産木材の価値向上を通して林産業の活性化に貢献できるものと考えております。

日本の樹シリーズ (左)床材<栃> (右)クローク収納<栗>

【お問合せ先】
  東北営業統轄部 復興推進室  TEL.019-636-1161/FAX. 019-636-1166


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