ニュースリリース

マレーシアに「MDF研究所」を開設

2012年05月11日

マレーシアに「MDF研究所」を開設
MDFの生産効率向上・新規基材開発を目指す

大建工業株式会社(大阪市北区堂島、社長:澤木良次)は、生産子会社であるダイケンサラワク社(マレーシア・サラワク州ビンツル市、以下DSK社)に、建材メーカーでは初の海外研究機関となる「MDF(※)研究所」を5月2日開設し、生産効率の向上や新規MDF基材の開発を目指します。
※MDF(中密度繊維板):木材の製材・加工時に発生する端材を繊維状にしたものを板状に加工して製造される木質ボードの一種。建材、家具の芯材などを中心に幅広く使用されています。

【背 景】
床材や家具等の基材をはじめ、様々な産業用途に活用されてきた天然南洋材の合板は、環境保護を背景とした南洋材輸出国の伐採規制等により供給量が減少し続けています。国内ではその代替材料として、木質繊維板など環境配慮型の木質ボード(※)が需要を伸ばしています。
※木質ボード:合板および、パーティクルボード、インシュレーションボード、ハードボード、MDFといった木材原料を小片またはそれ以下に細分化し、これを接着剤などによって板状に加工した板材の総称。
中でも、MDFは、木材の製材・加工時に発生する端材を原材料とする環境にやさしい素材であることや、加工性・強度に優れる点から、建材・建具・オフィス家具のほか多様な分野で需要を伸ばしており、今後もさらなる需要増が見込まれています。
当社は1996年よりDSK社においてMDFの製造を手がけており、2005年に同マレーシア・サラワク州のMDF工場(現ダイケンミリ社)、2008年にニュージーランドのMDF工場(現ダイケンニュージーランド社)を取得して、MDF需要の拡大に対応してまいりました。今日では、日本国内でのMDF供給量においてトップシェアを有しています。

【狙 い】
このほど開設したMDF研究所では、拡大するMDF需要に対応するため、生産効率の向上につながる生産技術の開発を目指します。また、合板代替基材として、環境優位性のあるMDFの一層の市場拡大を図るため、MDFの新たな用途の開発や、今までにない機能を有する新規MDF基材の開発を進めます。

【ダイケンサラワク社の概要】
1 社 名    DAIKEN SARAWAK SDN.BHD
2 所在地    マレーシア・サラワク州ビンツル
3 操 業    1996年6月