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床材工場(三重ダイケン株式会社)で津市小学生30人に工業体験

床材工場(三重ダイケン株式会社)で津市小学生30人に工業体験
〜インクが染み込まないフローリングに驚き〜

大建工業株式会社(大阪市北区堂島、社長:澤木良次)の関係会社 三重ダイケン株式会社(大阪市北区堂島、社長:小野世生、以下三重ダイケン)は、津市主催の工場見学および体験学習“わくわく津市の工業体験2011”に協力し、7月26日(火)同社久居工場で津市の小学5・6年生30人を対象に体験学習を行いました。参加した子供たちは、フローリングの製造工程の見学や、品質を確認するための実験などに熱心に取り組んでいました。

日頃家の中で身近に触れているフローリングについて、特に意識されることはありません。しかしフローリングの中には、傷がつきにくい、汚れに強い、滑りにくいなど様々な付加価値を持つものが多数あることを、今回の工業体験受け入れで、子供たちに理解を深めていただきました。また、地域と触れ合う良い機会ともなりました。

DAIKENグループ各社では、見学の受け入れや地域清掃活動への参加など、地域社会への貢献活動に今後も積極的に取り組んでまいります。

【工業体験の内容】
1.工場長あいさつ  2.工場見学  3.製品説明・品質を体感
4.品質確認試験を体験  5.質疑応答

【工業体験の様子】
初めに、三重ダイケンの工場で製造している傷に強く汚れにくいフローリング(※WPC床材)について説明し、油性マジックでフローリングに書いた落書きを消しゴムで消せるという体験をしました。当初は恐る恐る油性マジックで書き込んでいた子供たちは、何度も絵を描いては消してを繰り返し、楽しみながら体験していました。※WPC(=Wood Plastic Combination)とは、木材組織にプラスチックを注入・充填し、硬化させる独自の加工技術。天然木の持つ自然な美しさや風合いをいっそう際立たせながら、同時に優れた耐摩耗性・耐傷性・耐汚染性を実現します。

工場見学では、合板にラミネートをする工程、さねを加工する工程、塗装工程など、フローリングの製造工程を順に見学しました。子供たちは、各所での説明員の話に熱心に耳を傾け、フローリングが製造ラインを進む様子を注意深く見つめていました。

品質を確認するための実験では、WPC加工のフローリングの表面を水やインクに浸す耐水性実験や、傷のつきにくさを確認する耐傷性実験などを体験しました。WPC加工を施していない床材の表面には水やインクがしみこんだのに対し、WPC加工を施した床材の表面には水もインクもしみこまず、木材の美観を保ったままだった結果に子供たちは強く興味を示していました。

 
 ▲マジックの落書きが消しゴムで消えてびっくり!
  
  ▲フローリングにもいろいろあるんだよ
 
 ▲傷のつきにくさを比べてみよう
  
  ▲WPC床材には機能がたくさん
 
 ▲インクに浸して実験!
  
  ▲みなさんおつかれさまでした!!



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