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「かべ大将」で木造の耐震化促進へ 各地で提案活動を強化

地震大国日本にとって住宅の耐震化は喫緊の課題です。国では2006年に「改正耐震改修促進法」を施行、耐震化率の目標を定めると共に、耐震改修工事の助成金給付といった施策をすすめてきました。また、2010年には「新成長戦略」として2020年までに住宅の耐震化率95%を目標に掲げ、更に「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」として現行の補助金に上積みする形での耐震改修支援の補正予算化(平成22年度60億円/1戸当り最大30万円の補助金)を決定しました。

大建工業株式会社(大阪市北区堂島/社長:澤木良次)は、こうした制度を有効に活用頂き、より耐震化促進に努めるため、同社が推奨する耐震改修工法「ダイライト耐震かべ“かべ大将”」の積極的な提案活動を全国で行なっています。
営業部門が窓口となって、各地の販売店や工務店、設計事務所に対して、積極的な耐震改修の意義説明、かべ大将の提案活動に取り組んでいます。

「ダイライト耐震かべ“かべ大将”」は、既存の天井や床を極力壊さずに既存の内壁をパネルで補強するだけの省施工・低コストで、木造住宅の耐震改修が行なえる工法として2004年に発売を開始しました。
また、(財)日本建築防災協会の住宅等防災技術評価を受け、既存の在来木造住宅の耐震性を向上させることができます。 さらに、一部仕様では国土交通大臣認定の壁倍率(2.3倍)を取得しております。
弊社は、発売当初(2004年)から、正しい設計・施工を行なって頂くために、関心の高い販売店や工務店、設計事務所の関係者を対象に「かべ大将・設計施工技術者研修会」を実施。以降、東京・大阪で定期開催し、理解促進にあたってきました。
(※本受講者は、2011年1月現在迄で、延べ約1万2千名)

今回の耐震改修支援の補正予算化をきっかけに、弊社は、耐震化促進に有効な工法として、さらなる普及に努めてまいります。

【『ダイライト耐震かべ・かべ大将』の特徴 】
1.ダイライト耐震かべは、既存木造軸組住宅の内装リフォームに際し、住宅の耐震性能をアップするパネル施工キットです。
2.耐震補強設計に使用する「壁強さ倍率C」は2.9〜6.6、14種類の施工バリエーション。
3.壁の耐力を示す「壁倍率」は“2.3倍”。
4.原則、既存の天井や床などを壊すことなく、床上から天井までの内壁を「かべ大将」に置換え補強するだけの簡単・省施工なので、短い工期&低コストで耐震改修が行えます。
5.パネルはクロス下地として、面取り・表面塗装が施されており、内装仕上げが簡単です。
6.パネルには新素材ダイライトを使用。ホルムアルデヒド放散量はF☆☆☆☆のおよそ1/6(ホルムアルデヒド規制:告示対象外)ですから、安心してお使いいただけます。
ダイライトは、このほかに以下のような特徴があります。
 ・火に強い材料です。(準不燃材料大臣認定、認定番号QM-9137)
 ・耐久性にすぐれた材料です。(腐りにくく白アリに強い)




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