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『火の元監視番 音声タイプ』を発売

大建工業(社長:澤木良次)は、約10年間電池交換なしで使える長寿命タイプで、ブザー音に加え音声で異常を知らせる機能を採用した火災警報器『火の元監視番 煙DC05音声タイプ』『火の元監視番 熱DC05音声タイプ』を5月21日に発売します。

【発売意図】

去る平成16年6月に全ての住宅に住宅用火災警報器の設置及び維持を義務付ける旨の消防法の改正が行われました。新築住宅については平成18年6月1日から、既存住宅については平成20年6月から平成23年5月31日までの間に、市町村条例で定める日からそれぞれ義務化が適用開始となります。

平成18年以降、住宅火災による死亡者数は減少傾向にありますが、高齢者世帯が増加していることもあり、住宅火災による死亡者のうち、65歳以上の高齢者が占める割合が増大し、約6割となっています。また、住宅火災で死に至る原因の約6割が逃げ遅れによるものと言われています。従って、火災が発生したことを、高齢者を含む居住者が、より早く気付くことができれば、早期の避難が可能となり、命が助かる可能性を高めることができると考えられます。

この度、当社では『高齢者や子どもにもわかりやすい、音声による警報で知らせてほしい』とのお客様からのご要望にお応えし、従来からの特長である大音量のブザー音に加えて、分かりやすい音声告知機能を追加した新製品「火の元監視番 煙DC05音声タイプ、熱DC05音声タイプ」を発売いたします。販売ルートは全国のホームセンター、工務店、リフォーム店です。

電池寿命の長いリチウム電池を内蔵しており、約10年間電池交換が不要です。さらに、電池切れを知らせる警報器能や、感知部の異常をマイコンで監視する自動試験機能を搭載し、これらの異常も音声でお知らせしますので、安心してご使用いただくことができます。

【発売品目】 火の元監視番 煙DC05音声タイプ、熱DC05音声タイプ

1. 特 長
①最大90dBの大音量ブザー音に加え、音声で異常を告知するので、高齢者やお子様にも分かりやすく火災を知らせ、
  早期避難を促します。
②感知部の異常をチェックする自動試験機能や、電池切れを知らせる電池容量監視機能を搭載しました。
  音声とブザーで各状況を分かりやすくお知らせします。
③煙感知式には「感度補正機能」「火災判断アルゴリズム機能」を搭載。
  室内の環境を警報器自身が学習することにより感度を自動補正し、誤報を低減します。
④取付けは、同梱のネジ2本もしくは石膏くぎ3本のみで、天井・壁のどちらでも設置可能です。
2. 仕 様
品名・品番 煙DC05音声タイプ(SA05-1) 熱DC05音声タイプ(SA55-1)
外形寸法 100×100×41.5mm(取付板使用時・取付部除く)
質量 120g 110g
用途 住宅用(天井・壁掛け共用)
感知方法 煙式(光電式・散乱光方式) 熱式(定温式)(作動温度65℃相当)
鑑定型式番号 鑑住第20〜19号 鑑住第20〜20号
警報音 音声+ブザー音…状況ごとに異なる音でお知らせ
  ・火災時:「ピー、ピー、ピー 火事です 火事です」
   (ブザー音はスイープ音) 音量:最大約90dB(自社測定値)
  ・電池容量低下時:50秒毎に1回「ピッ」と瞬時鳴動
   約1時間に3回「ピッ 電池切れです」
  ・故障時:50秒毎に1回「ピッピッピッ」と瞬時鳴動
   約1時間に3回「ピッ 故障です」
  ・動作テスト時:「ピー、ピー、ピー 火事です 火事です 正常です」
表示ランプ 赤色LED…状況ごとに異なる点灯でお知らせ
  ・火災時:点滅(0.5秒点灯、0.5秒消灯の繰り返し)
  ・電池容量低下時:10秒毎に1回点滅
  ・故障時:10秒毎に3回点滅
電源方式 リチウム一次電池(定格電圧3V)
電池寿命 約10年
その他 感度補正機能、火災判断アルゴリズム機能  
火災感知部自動試験機能、電池容量監視機能

【価格】 オープン価格


【発売日】 5月21日


【販売目標】 100万台/年(火の元監視番シリーズ全6品種で)


煙DC05音声タイプ(SA05-1) 熱DC05音声タイプ(SA55-1)
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