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「CSR報告書 2008」を発行

大建工業(社長:澤木良次)は、2007年度(2007年4月〜2008年3月)におけるDAIKENグループのCSR活動全般をまとめた「CSR報告書2008」を8月29日に発行しました(A4版、全48ページ、1万部発行)。

DAIKENグループでは、2003年度から「環境報告書」(2002年度活動報告)を毎年発行し、環境活動を中心に情報を開示してまいりましたが、2006年度より社会的活動のウエイトをより高めた「社会・環境報告書」へとリニューアルいたしました。さらに今年から「CSR報告書」へと名称を変更し、『人、環境、社会の永遠の調和』を目指すDAIKENグループのCSR(企業の社会的責任)活動全般をまとめた年次報告書として発行することといたしました。
本報告書では、CSR経営の考え方やマネジメント体制などについて明確に示すと共に、2007年度の活動内容につきましては、社会性報告と環境報告の2つの視点からそれぞれの活動をより具体的に、各種データを盛り込みながら報告しております。
さらにこれら報告と併せて、今年で生産を開始して50年という節目の年を迎えた『インシュレーションボード(商品名=ダイケンボード)事業』を、記念特集として取り上げております。当社グループのCSRの原点とも言える『インシュレーションボード事業』の歴史や需要創造に向けた取り組みを紹介することで、サステナブル(持続可能)社会の実現を目指す当社グループの企業姿勢が、より明確に読者の皆様に伝わるものと考えております。
なお、「CSR報告書 2008」の掲載内容につきましては、9月1日より当社ホームページ(http://www.daiken.jp/csr/index.html)でもご覧いただけます。

【「CSR報告書 2008」の概要】

  1. DAIKENグループのCSRの象徴として『インシュレーションボード事業』をピックアップし、表紙に実物写真を用いテクスチャーも再現するなどデザインとして全面的に採用するとともに、インシュレーションボード事業に賭けた想いや用途開発の歴史などを記念特集で取り上げました。このほか特集として、社会性報告では「オリジナル・サウンドデザイン提案活動」を、環境報告では「地球温暖化対策」を取り上げ、地球にやさしく、人にやさしい「環境発想のものづくり」を実践する当社の活動をより具体的に紹介しております。

  2. 社会性報告では、“お客様”“従業員”“お取引先”“株主・投資家”“地域社会”の5つの側面から、それぞれの活動状況を分かりやすく掲載しています。
    ■お客様とともにユニバーサルデザインへの取り組み状況、お客様と直接コミュニケーションが取れる施設・機会の拡大に向けた活動を紹介。
    ■従業員とともに充実して働ける職場環境づくりに向けた活動、社内コミュニケーションの活性化に向けた活動などを紹介。
    ■お取引先とともにビジネスパートナーとの環境に配慮した資材調達への取り組み、理想の住環境づくりに向けた取り組みを紹介。
    ■株主・投資家とともに「正確」「公正」「タイムリー」な情報開示に向けた取り組みを紹介。
    ■地域社会とともに地域教育活動や災害支援活動など、地域社会の皆様との信頼関係を重視した主な社会貢献活動を紹介。


  3. 環境報告では、2005年度からスタートした「第二次中期環境計画(2005〜2007年度)」の活動結果を一覧表にまとめ総括するとともに、今年度からスタートした第三次中期環境計画の骨子を掲載。
    ■第三次中期環境計画の重点課題
     1.資源循環型社会への貢献
     2.事業活動における環境負荷の低減
     3.環境に配慮した製品開発
     4.法規制およびその他の要求事項の順守
     5.環境コミュニケーションの充実


【2007年度の環境活動における主な成果】

  1. 温室効果ガスの排出量を1990年度比・16%削減
    京都議定書の目標「1900年度比マイナス6%」を大きくクリア!
    DAIKENグループではこれまで、設備の効率化運転、LNGへの燃料転換、バイオマスエネルギーの有効活用などによる温室効果ガスの削減活動に取り組んできました。2007年度は、岡山大建工業㈱と高萩大建工業㈱に新たに導入したバイオマスボイラーの稼働により、温室効果ガス排出量、生産高原単位とも大幅に減少。
    この結果、2007年度の温室効果ガス排出量は、1990年度の排出量(推計値)10万4千トンを約16%下回る8万7千トンとなり、京都議定書の目標「1990年度比マイナス6%」を大きくクリアすることができました。

  2. PRTR対象化学物質の排出量・移動量を、2004年度比・84%削減
    製品の低VOC化をはじめ、環境負荷の少ない化学物質への代替等の取り組みにより、PRTR対象化学物質の排出量・移動量を2004年度の438トンから71トンへ、84%削減しました。

  3. 南洋材の使用量を、2004年度比・37%削減
    木質繊維板事業の拡大、植林木を活用した環境配慮フロアーの拡充、MDFなどのリサイクルボードの使用比率の向上、合板事業の終結などにより、南洋材の使用量を2004年度の10万9千トンから6万9千トンへ、37%削減しました。



【申し込み先】

ご希望の方には配布いたしますので、DAIKENホームページ〈http://www.daiken.jp/〉の資料請求ページから申込みいただくか、氏名、住所、ご職業(勤務先)、必要部数を明記の上、ハガキ・FAXにて下記宛先まで申込み願います。

 ■ハガキ・FAXでの申込み先
   大阪市北区堂島1‐6‐20(〒530‐8210)
   大建工業株式会社  経営企画部広報室
   TEL:06‐6452‐6320  FAX:06‐6452‐6071
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