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会津大建工業でバイオマスボイラーが竣工・稼動!

大建工業(株)(社長:澤木良次)の製造グループ会社である会津大建工業(株)(社長:藤井拓夫)は、温室効果ガス(二酸化炭素)排出量削減対策として、木くず・廃材などの木材チップを燃料とするバイオマスボイラーの設置工事を昨年6月より進めてまいりましたが、このほど工事が完了し9月3日から本格稼働するはこびとなりました。

【背 景】
DAIKENグループでは、「地球にやさしく、人にやさしい“環境発想のものづくり”」を基軸として、環境負荷を低減する活動にグループ全社で取り組んでいます。2008年度からの3年間につきましては、重点課題や具体的目標を明確に定めた「第三次中期環境計画」を策定し、環境先進企業を目指して積極的な活動を全社で展開しています。
会津大建工業がバイオマスボイラーの設置に着手したのも、同環境計画の重点課題の一つ“事業活動における環境負荷の低減”に向けた活動の一環であり、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量削減に大きく寄与することになります。


【内 容】
会津大建工業(株)ではこれまで、2基の重油ボイラー(規模:蒸気発生量15トン/h×2基、1基はバックアップ用)と2基のバイオマスボイラー(規模:同10トン/h+5トン/h、昭和58年設置)の4基体制で工場を稼動させてきました。今回、バイオマスボイラー(規模:同15トン/h)を新設し重油ボイラーの使用を停止することで、温室効果ガスの排出量を年間1.3万トン削減できる見込です。設備投資額は6億円で、高騰している重油の使用量を年間で4500キロリットル削減でき、初年度だけで1億円の投資効果を見込んでいます。
DAIKENグループでは、今後につきましても、主要製造会社・6社を中心に、稼働設備の徹底見直しや効率稼働などに取り組むことで、環境負荷の低い生産拠点の実現に努めてまいります。
※ダイケングループ主要製造会社井波大建工業(株)、中部大建工業(株)、岡山大建工業(株)
高萩大建工業(株)、三重ダイケン(株)、会津大建工業(株)

■ 会津大建工業(株)の概要
所在地福島県会津若松市神指町大字南四合字幕内南632-1
設立年月日昭和59年3月1日
(平成20年4月にカイハツボード(株)から会津大建工業(株)に社名変更)
工場操業年昭和36年
事業内容木質繊維板(インシュレーションボード、ハードボード)等の製造
土地面積144,000m2
従業員数100名


会津大建工業㈱で新設されたバイオマスボイラー


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