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「社会・環境報告書 2006」を発行

大建工業(社長:井邉博行)は、2005年度(2005年4月〜2006年3月)における企業活動を総合的にまとめた「社会・環境報告書」を9月に発行しました(A4版、全48ページ、1万部発行)。

DAIKENグループでは、2003年度から「環境報告書」(2002年度活動報告)を毎年発行し、環境活動を中心に情報を開示してまいりましたが、今年度から社会的活動のウエイトをより高めた「社会・環境報告書」へとリニューアルいたしました。具体的には、紙面構成を 【環境報告】と【社会性報告】の二部構成とし、【社会性報告】では顧客・従業員・地域社会などステークホルダーごとの活動状況を掲載することで、当社グループの取り組みをわかりやすく紹介しています。
なお、「社会・環境報告書 2006」の掲載内容につきましては、10月以降、当社ホームページ(http://www.daiken.jp/)からでもご覧いただけます。

【「社会・環境報告書 2006」の特長】
1)社会性報告では、“お客様とともに”“従業員とともに”“社会とともに”と題して、活動状況をステークホルダーごとに分かりやすく掲載しています。
●お客様とともに:対話と納得を基本としたサポート体制や、ユニバーサルデザインへの取り組み状況、安心・安全・健康・快適をキーワードとする製品ラインアップなどを紹介。
●従業員とともに:安全で働きやすい職場環境づくりに向けた活動、社内コミュニケーションの活性化に向けた活動などを紹介。
●社会とともに :情報交換会や工場見学会、清掃活動などを通して地域社会の皆様と積極的に交流を図るグループ各社の取り組みを紹介。また、アスベスト問題への取り組み状況も掲載しています。

2)環境報告では、2005年度からスタートした「第二次中期環境計画(2005〜2007年度)」の重点課題と具体的目標、さらには初年度である2005年度の目標と活動実績を一覧表にまとめることで、環境活動に対する当社グループの方針・目標と、その進捗状況をわかりやすく報告しています。
また、生産拠点毎の環境活動をわかりやすく紹介するため、主要製造グループ会社・6社7工場の環境会計や環境活動に関する各種実績数値を、サイトレポートとして個別に掲載しました。

【2005年度の環境活動における主な成果】
1)温室効果ガスの排出量を、2004年度比・14%削減しました。
 重油・LPGからLNGへの燃料転換、バイオマスエネルギーの有効活用、稼働設備の見直しの徹底などに取り組んだ結果、温室効果ガス排出原単位を2004年度比・6.9%削減し、温室効果ガス排出量は2004年度の149千トンから128千トンへ、14%削減しました。

2)新たに1工場がゼロエミッションを達成。
 当社は、環境負荷の大きいグループ7工場において、生産活動から発生する廃棄物の削減とリサイクルを進めています。「第二次中期環境計画」では、2007年度までに5工場をゼロエミッションとすることが目標で、2004年度にゼロエミッションを達成した中部ダイケンプロダクツに加え、昨年度は東日本ダイケンプロダクツが新たにゼロエミッションを達成しました。

3)PRTR対象化学物質の排出量・移動量を、2004年度比・78%削減しました。
 窯業系サイディング事業の事業譲渡に加え、接着剤の変更、着色剤の溶剤系から水系への変更、PRTR対象物質の代替品への切り換え推進、生産改革による着色剤使用量の大幅削減などの活動により、PRTR対象化学物質の排出量・移動量は、2004年度の438トンから95.2トンへ、78%の大幅削減を達成しました。

4)フロアー用基材として活用できる植林木合板の利用技術を確立。
 熱帯の森をまもるため、自社グループで使用する南洋材合板を植林木合板や植林木LVL等に転換する取り組みを進めてきましたが、2005年度は、植林木をフロアー用基材として活用できる木材強化処理技術を業界で初めて確立しました。今年度から、環境配慮型フロアーとして製品展開を図ってまいります。

<申し込み先>
ご希望の方には配布いたしますので、氏名、住所、ご職業(勤務先)、必要部数を明記の上、ハガキ、FAX、メールにて申込み願います。
  大阪市北区堂島1‐6‐20(〒530‐8210)
  大建工業株式会社 環境・品質保証室
  TEL:06‐6452‐6366  FAX:06‐6452‐6092
  メールアドレス:D8530@dmail.daiken.co.jp




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