ニュースリリース

西日本DP㈱で年間1万3千トンの二酸化炭素の排出を削減

2006年02月24日

大建工業(社長:井邉博行)の製造グループ会社である西日本ダイケンプロダクツ㈱(社長:長谷川泰之)は、地球温暖化防止対策に向けた温室効果ガス(二酸化炭素)排出量削減の一環として、乾燥機や焼成炉、ボイラーといった設備を改造し、主要燃料をそれまでの重油やLPガス(ブタンガス)からLNG(天然ガス)へと燃料転換することを決定しました。すでに主要3ライン中、2ラインの工事は完了しており、本年7月には残る1ラインの改造も完了する予定です。

【背 景】
大建工業では、「地球にやさしく、人にやさしい“環境発想のモノ作り”」を基軸に、環境負荷を低減する活動にグループ全社で取り組んでいます。2005年度からの3年間につきましては、重点課題や具体的目標を明確に定めた「第2次中期環境計画」を策定し、環境先進企業を目指して積極的な活動を全社で展開しています。
西日本ダイケンプロダクツが乾燥設備の燃料転換に着手したのも、同環境計画の重点課題の一つ“環境負荷の低い生産拠点の実現”に向けた活動の一環であり、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量削減に大きな効果が期待できます。

【内 容】
西日本ダイケンプロダクツの主な生産品目は、火山性ガラス質複層板の「ダイライト」、木質繊維板(インシュレーションボード)、鉱物質繊維板(ロックウール吸音板)の3つ。これら製品に共通して言えるのは、生産工程の中に乾燥工程があるということ。無機系の製品にはLPガスによる直火で、木質系製品には重油を燃料とするボイラーで作られた高温の蒸気を使って乾燥させてきました。
そこで西日本ダイケンプロダクツでは、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量を削減することを目的に、温室効果ガスの排出量がLPガスや重油よりも少ないLNGへと燃料転換することを決定し、これら3つの製造ラインの改造に着手しました。
設備投資額は1億24百万円。工事は昨年7月からスタートし、今年1月までにダイライト製造ライン、鉱物繊維板製造ラインで燃料転換を完了させました。残る木質繊維板製造ラインにつきましても、今年7月までに工事を完了させる予定です。
燃料転換による温室効果ガスの削減量は、年間で約1万3千トンにのぼり、これはダイケングループ主要5工場(※)の排出量(2004年度実績)の9%に相当します。また、高騰しているLPガスや重油から、コスト面においてもメリットのあるLNGに切り換えることで、年間で約1億6千万円の投資効果も見込んでいます。
今後におきましても、ダイケングループ主要5工場を中心に、稼働設備の徹底見直しや効率稼働などに取り組むことで、環境負荷の低い生産拠点の実現に努めてまいります。

※ダイケングループ主要5工場:井波ダイケンプロダクツ㈱、中部ダイケンプロダクツ㈱、
西日本ダイケンプロダクツ㈱、東日本ダイケンプロダクツ㈱、富山大建工業㈱

◆ 西日本ダイケンプロダクツの概要
所 在 地 :岡山県岡山市海岸通2-5-8
設立年月日:平成15年10月1日
工場操業年:昭和33年
事業内容 :木質繊維板、鉱物質繊維板、火山性ガラス質複層板、畳おもて(和紙)の製造
土地面積 :253,000㎡
従業員数 :500名