ニュースリリース

植林木を活用したフロアー基材技術を確立

2005年11月21日

大建工業(社長:井邉博行)は、植林木という循環・管理可能な木材をフロアー基材に活用できる木材強化処理技術を業界で初めて確立すると共に、その表面化粧材に特殊加工シートを採用した、天然木に頼らない環境負荷の非常に低い環境対応型フロアー『耐傷性エコフロアー(仮称)』を開発しました。
この製品は、一部ハウスメーカーのオリジナル製品として、11月から市場供給をスタートしており、来年度を目処に全国発売する予定です。

【開発意図】
地球環境問題への関心が世界的に高まるなか、天然材から植林木に代表される持続的木材資源への移行は、木材製品を扱う当社にとって緊急を要する最重要課題の一つです。特に、フロアー基材の主原料として使われている南洋材については、東南アジアを中心に枯渇しつつある状況にあり、当事国では植林事業を積極的に進めるなど南洋材保護に向けた取り組みが行われています。ただし植林木は成長が早い反面、材質が柔らかいため、合板に加工した場合、柔らかい・傷つきやすい・収縮が激しいなどの製品上の欠点がありました。今日求められている耐久性・耐傷性を満足させるようなフロアー基材として使用するには、この欠点を解消することが大前提であり、技術的問題から実用化が進んでいなかったのが現状でした。
そんな中、当社は、植林木合板に使う樹種の組み合わせやその比率を変えることで強度や寸法安定性を高めると共に、これに特殊処理強化MDFを組み合わせることで、植林木合板でありながらも耐傷性フロアー基材としての性能を付与した、独自の木材強化処理技術を確立しました。さらに、このフロアー基材の表面化粧材に特殊加工シートを採用した環境対応型フロアー『耐傷性エコフロアー(仮称)』を開発し、先行して一部ハウスメーカーのオリジナル製品として、11月から市場供給をスタートしました。

【『耐傷性エコフロアー(仮称)』の特長】
1.基材に当社独自の木材強化処理技術によって実用化された植林木合板を使用し、表面化粧材に特殊加工シートを採用していますので、天然木に頼らない環境負荷の非常に低い環境対応型フロアーです。
2.植林木合板の表層に特殊処理強化MDFを使用することで、耐傷性・耐水性を向上させましたので、へこみ傷にも強く、車イスやキャスターへも対応でき、水回りスペースにも最適です。
3.床暖房にも使用できます。

【『耐傷性エコフロアー(仮称)』の仕様】
基 材:JAS複合三種フローリング(特殊加工化粧)、F☆☆☆☆
サイズ:12mm厚さ、303×1,818mm
表 面:特殊加工シート


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